( 252381 )  2025/01/20 15:19:15  
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皇室恒例の新年行事である「歌会始の儀」。例年ならば1月中旬に行われるはずだが、今年は下旬にずれ込んで22日に開催される予定だ。 

 

「両陛下は16日から神戸に入り、17日には阪神・淡路大震災30年追悼式典に臨席されます。おそらく行事が連続するのを避けるため、歌会始の日程を変更したのでしょう」(宮内庁関係者) 

 

歌会始の起源は、鎌倉時代の中期にまでさかのぼることができる。700年以上の伝統がある宮中行事を後ろ倒しにすると決断したのは、雅子さまの体調が理由だろう。 

 

「今の雅子さまにとって、歌会始の数日後に式典に参加されるのは、お体への負担が大きくて難しいのでしょう。しかし両陛下とも被災地に寄せる思いは非常に強いため、歌会始よりも追悼式典の日程を優先されたのだと思われます」(同前) 

 

2015年1月、上皇ご夫妻は14日に歌会始を終えてから20年追悼式典に参加されている。体調を優先して無理しない――皇室もいよいよ令和らしくなってきたのだろうか。 

 

「週刊現代」2025年1月25日号より 

 

【さらに読む】『天皇陛下と雅子さまには「お知らせ」が来なかった…新年の皇室で起こっていた「異例の事態」』 

 

週刊現代(講談社・月曜・金曜発売) 

 

 

 
 

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