( 252789 )  2025/01/21 05:58:06  
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2025年用の年賀はがきのお年玉抽選で、3等賞品のお年玉切手シートが提供される。

日本郵便は当選番号を発表し、発行枚数が減っている現状について当選確率が上がるか聞いたが、当選確率は発行枚数に関わらず一定であるとの回答があった。

お年玉付き年賀はがきは1950年から販売され、25年の1等賞品には「現金30万円」や「電子マネー31万円分」などが用意されている。

発行枚数の減少傾向が続いている中、25年用の発行枚数は10億7000万枚と見込まれている。

(要約)

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2025年用年賀はがきのお年玉抽選で、3等賞品のお年玉切手シート(見本)=日本郵便提供 

 

 日本郵便は20日、2025年用年賀はがきと切手のお年玉くじ抽選で当選番号を発表する。ネット交流サービス(SNS)の普及や郵便料金値上げで「年賀状じまい」が進んでいるが、発行枚数が減って競争率が下がれば、当選確率は上がるのか? 日本郵便の担当者に聞いてみた。 

 

 お年玉付き年賀はがきは、1950年の正月用に49年から販売が始まった。長年にわたり庶民に親しまれている、言わずと知れた新春恒例のお楽しみ企画だ。 

 

 25年の1等は「現金30万円」か「電子マネー31万円分」、または「24年発行の特殊切手集と現金20万円のセット」の3種類。特に切手集は24年中に発行された特殊切手に加え、切手デザイナーが描き下ろしたオリジナルフレーム切手を含む「ここでしか手に入らない特別な切手集」(日本郵便)だ。 

 

 2等はおなじみの「ふるさと小包」(商品カタログ)、3等は縁起物をあしらった「お年玉切手シート」となっている。 

 

 日本郵便によると、年賀はがきの発行枚数は04年用の約44億万枚をピークに減少傾向が続いている。ただ、残念ながら「当選確率は変わらない」(広報)。発行枚数に関わらず、1等は100万本に1本、2等は1万本に1本、3等は100本に3本と割合が決まっているからだ。 

 

 ちなみに24年用の総発行枚数は約14億枚で、当選本数は1等1448本、2等14万4800本、3等4344万33本だった。25年用は24年夏に発表された当初発行枚数ベースで前年比25・7%減の10億7000万枚と見込まれている。 

 

 発売以来、13年まで1等はテレビなどの賞品だった。14年から賞金になり、金額は当初の1万円から、10万円、30万円と上昇。20年から現金のほか、電子マネーも選べるようになった。【藤渕志保】 

 

 

 
 

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