( 253066 ) 2025/01/21 18:08:43 0 00 独身、彼氏ナシで冬は汗をかかないため、お風呂は「2日に1回」です。友人には結構引かれるのですが、毎日入る場合と比べどれだけ節約になっていますか?
お風呂に入る頻度には個人差がありますが、特に冬は「汗をかかない」という理由で毎日お風呂に入らないという人もいらっしゃるかもしれません。
例えば、2日に1回のペースでお風呂にお湯をためて入った場合、毎日入る場合よりもどのくらい節約できるのか確認してみましょう。
本記事では、お風呂にかかるコストをおさえる方法についてもご紹介します。
2日に1回の頻度でお風呂にお湯をためて入る場合にかかる水道代とガス代を計算してみましょう。まずは、入浴後にお風呂のお湯を抜き、翌々日にあらためてお湯をため直す場合として考えていきます。
浴槽に200リットルのお湯を張ると仮定し、東京都水道局が水道代単価としている1リットル当たり0.24円を掛けて計算すると、水道代は48円になります。
ガス代は、20度から40度に温度を上昇させるとして、都市ガスと仮定して東京ガス株式会社の一般契約料金B表「24年12月検針分」の単位料金である163.07円を使って計算すると、約76円です。水道代とガス代をあわせると、お風呂にお湯をためるのにかかるコストは約124円です。
2日に1回の頻度で1ヶ月に15日お湯をためるとすると、約1860円になります。同じように計算すると、毎日お風呂にお湯をためた場合のコストは倍になると考えられるため、約3720円です。ここに、さらにシャワーにかかるコストも加算されますが、2日に1回のお風呂では、毎日入る場合と比べて半分ほどのコストにおさえられる可能性があるでしょう
今回の事例では「友人に話すと引かれる」ということですが、コストを半分にまで節約できるのであれば、冬の間だけでも2日に1回のお風呂を続けてもよいかもしれません。
お風呂にかかるコストを少しでもおさえる方法には、次のようなものがあります。
■なるべくシャワーを使わない 湯船にお湯をためたときは、できるだけシャワーを使わないようにしましょう。今回の事例を一人暮らしと想定した場合、自分の後に家族がお風呂を使うことはないので、お湯が減ってしまっても問題ないと考えられます。
東京都水道局によると、シャワーを3分間流しっぱなしにした場合の水の使用量は約36リットルということです。3分間シャワーを使用した場合の水道代は約8.6円、ガス代は約13.7円になります。
シャワーの時間を3分短くすると20円ほど節約できる可能性があるため、なるべく湯船にためたお湯を使って体や髪の毛を洗い、シャワーを使うのは仕上げ洗いするときだけにするとよいでしょう。
■お湯の設定温度を下げる お湯を使用する際のガス代は、上昇温度によっても変わります。上記で計算したお風呂にお湯をためる際のガス代約76円は、お湯の温度を20度上昇させる場合のものです。例えば、お湯の設定温度を1度下げて19度上昇させる場合、ガス代は約72円になります。
1度下げるだけでも約4円安くなるため、15日だと約60円、30日だと約120円の節約が可能です。冬でもあまり寒くない日は少しだけ温度を下げるなどしてみてもよいかもしれません。
2日に1回の頻度でお風呂にお湯をためて入った場合、毎日入るより水道代とガス代あわせて月2000円近く節約できる可能性があります。今回の事例のように「冬は汗をかかないから」と衛生面でそれほど気にならないのであれば、2日に1回のお風呂でもよいかもしれません。
お風呂にかかるコストをおさえるには、シャワーをなるべく使わず湯船のお湯を使って体や頭を洗ったり、お湯の設定温度を下げたりしてガス代を安くする方法もあるので、節約を重視したい人は試してみるとよいでしょう。
出典 東京都水道局 水道のご使用について 水の上手な使い方 くらしと水道 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通) 東京地区等 一般契約料金 B表 基準単位料金 24年12月検針分
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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