( 253583 ) 2025/01/22 18:01:37 2 00 なぜJRは「往復きっぷ廃止」を決断したのか…便利さもおトク感も上回った「オンライン予約」のインパクトプレジデントオンライン 1/22(水) 9:17 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/c58b4b75ce0c43bb9cf9d5191d17ca2a8a588aa9 |
( 253586 ) 2025/01/22 18:01:37 0 00 ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Nirad
JRの往復乗車券と連続乗車券が来年3月に廃止されることが決まった。一体なぜなのか。鉄道ライターの杉山淳一さんは「JR各社は国鉄時代から続く、複雑すぎる旅客営業規則をシンプルにしたいのだろう。その第一歩が、オトク感がなくなり使われなくなった往復きっぷだ」という――。
■サービスの後退か、変化への対応か
2024年12月2日、JRグループは「往復乗車券」と「連続乗車券」の発売を2026年3月に終了すると発表した。往復乗車券の廃止と共に「往復割引」も廃止される。きっぷの廃止となると不便に思うかもしれない。割引の廃止は実質的に値上げである。諸物価が値上げムードになっている中で「JRよ、おまえもか」と思うかもしれない。
先に結論を書くと、「これらはすでに利用されなくなっている」制度で、「お客様にもっと便利で安いきっぷを提供できる」状況にある。だから利用者にとって大きな影響はない。
JRグループの報道資料にも「交通系ICカードの普及やインターネット予約サービスの利用増によって発売枚数が減少している」とある。あなたやあなたの周りでも「往復乗車券」と「連続乗車券」を利用した経験は少ないだろう。私のまわりでも「往復割引なんて初耳」という人がいた。
■「帰りのきっぷ購入で混雑」は解消しつつある
「往復乗車券」は「A駅からB駅まで」のきっぷと「B駅からA駅まで」のきっぷを同時に販売する制度だ。ただし両者の経路は一致する必要がある。往復乗車券は指定席券売機でも購入できる。乗車券を選択したときに「往復」というボタンが表示されている。これを選択すると、往路と復路のきっぷが1枚ずつ発券される。
しかし、往路と復路を一緒に買う必要があるだろうか、行きはA駅できっぷを買い、帰りはB駅できっぷを買えば済む話だ。
それでも往復きっぷが重要になる場面があった。日帰りでスポーツ観戦やイベントに行く場合だ。帰りの駅のきっぷ売り場が混雑するから、あらかじめ往復きっぷを買っておけばすぐに乗車できる。
イベント後の食事や飲み会などで終電に間に合わなくても、往復乗車券は翌日に復路のきっぷを使える。往復乗車券の有効日数は、往路と復路の有効日数を加算する規則だからだ。100キロまでのきっぷの有効日数は1日だけれども、往復乗車券では2日間有効になる。
もっとも、交通系ICカードが普及したたため、駅できっぷを買うという人は減った。帰りのきっぷ売り場の混雑も改善され、この事例の往復乗車券の役割は終わった。
■目的地が無人駅の場合はどうする?
往復乗車券のもうひとつの役割は、目的地が無人駅の場合に便利という点だ。帰りのきっぷを買う窓口がない場合、往復きっぷを買っておけば、帰りに車内で乗務員に申告したり、駅で精算したりという手間を省ける。
これも、無人駅とはいえ交通系ICカード対応の自動改札機があれば解決できる。問題は、交通系ICカード非対応エリアで自動改札もない無人駅だ。
この懸念に対して、JRは「指定席券売機では、現在とほぼ同じ操作で帰りのきっぷを購入できるよう検討しています」という。ここで問題になるのが「有効日数」だ。
往復乗車券の有効日数制度を代替するには、復路のきっぷの使用開始日を指定する必要がある。現在、指定券券売機では「往復」を選択すると、自動的に往復乗車券となり、きっぷの有効日数も加味したきっぷが出てきた。
■より便利なオンライン予約を使えばいい
きっぷの有効日数は距離が長くなるほど増えていく。101キロから200キロまでは2日、201キロから400キロまでは3日というように、200キロごとに1日増える。
往復きっぷにすれば有効期間は倍になる。出発駅から300キロまで往復乗車券の有効日数は6日になる。帰省や小旅行には十分な日数だ。往復乗車券であれば、6日間のうち任意の日に帰れた。
これを片道きっぷ2枚という扱いにするなら、復路のきっぷの利用開始日をあらかじめ指定する操作が必要になる。指定券券売機で「往復」を選択したのち、「かえりはいつから使いますか」という画面に変わり、日付を選択する操作が必要になる。
インターネット予約システムであれば、あらかじめ任意の出発日を指定した乗車券を購入できる。こうした環境の変化で、もう駅で往復乗車券を購入する必要はなくなった。
JR東日本・JR北海道の「えきねっと」、JR西日本、JR東海、JR九州、JR四国の「e5489サービス」は、クレジットカードだけではなく、コンビニ払いなど現金決済も可能だから、子どもでも利用できる。
■往復割引の「ありがたみ」は減っている
往復乗車券の特典として「往復割引」がある。割引率は往路、復路ともに10%である。ただしこの制度は「片道601キロ以上」で適用される。つまり前出のような「日帰りでイベント最寄り駅まで往復」という距離だと割引にならない。
例えば、東京駅から片道601キロという距離は、東北新幹線だと二戸駅(601.0キロ)以遠、秋田新幹線だと大曲駅(618.5キロ)以遠となる。仙台や盛岡の往復では適用されない。
東海道新幹線だと新大阪駅(552.6キロ)は対象外。西明石駅(612.3キロ)以遠で適用される。裏ワザとして、東京駅と新大阪駅の往復であっても、乗車券だけは西明石までの往復割引きっぷを買い、新大阪駅で途中下車すればチョットだけおトクになる。
つまり、東京駅から新函館北斗駅、青森駅、秋田駅、岡山駅、広島駅であれば往復割引になりおトクだった。しかし、いまやインターネット予約サービスのほうが安い。
「えきねっと」には最大3割引の「トクだ値」があるし、新幹線eチケット往復割(10%割引+200円割引)もあり、乗車券の往復割引を代替できる。東海道新幹線であればEX割引を利用すれば、距離に関わらず安く買える。往復割引も国鉄時代よりありがたみがない。
■同時に廃止が決まった「連続乗車券」
そもそも連続乗車券とはなにか、という説明が必要だろう。単体の片道乗車券では不可能な、駅や経路の重複を可能にするために、複数の片道乗車券を組み合わせるもので、きっぷの経路が連続するから「連続乗車券」だ。きっぷの有効日数は組み込んだ片道乗車券の有効日数を加算する。
たとえば、東京駅から山形新幹線の「つばさ」で山形駅へ。山形から奥羽本線で秋田へ。秋田駅から観光列車の「リゾートしらかみ」で青森駅へ。新青森駅から東北新幹線の「はやぶさ」で東京駅に戻る、というルートだ。
この場合、乗車するたびにきっぷを買うと、「東京駅〜山形駅」「山形駅〜秋田駅」「秋田駅〜青森駅」「青森駅〜新青森駅」「新青森駅〜(東北新幹線経由)〜東京駅」、という乗車券がその都度必要だ。1枚の切符で買おうとしても、新青森と福島を2度通ることになってしまうため、片道きっぷにはならない。
そこで、次のように分割した片道乗車券をひとまとめで発券する。これが連続乗車券だ。ちなみにこのルートには2通りの考え方がある。
■交通費をほんの少しでも安くするには
A 青森駅で分割する場合
1枚目 東京駅〜福島駅〜山形駅〜秋田駅〜新青森駅〜青森駅 2枚目 青森駅〜新青森駅〜(福島駅)〜東京駅
B 新青森駅〜青森を往復乗車券にする場合
1枚目 東京駅〜福島駅〜山形駅〜秋田駅〜新青森駅〜福島駅 2枚目 新青森駅〜青森駅 3枚目 青森駅〜新青森駅 4枚目 福島駅〜東京駅
Aは実際の乗車順序と一致した組み合わせだ。乗車券合計金額は2万1670円。きっぷの有効期間は11日。
Bは1枚目の片道乗車券を長距離化して、運賃を安くするルートだ。乗車券は距離が長くなるほどキロ単価が安くなる仕組みだから、なるべく長距離乗車券を組み込みたい。新青森〜青森間は往復乗車券になる。
新青森で途中下車して青森まで往復する。乗車券合計金額は2万1500円。実際に安くなる運賃はたった170円だった。ただしきっぷの数が多いため、有効期間は1日増えて、12日間有効になる。旅程に余裕ができる。
しかし、時期を選べばもっと安いきっぷがある。春夏冬に発売される「北海道&東日本パス」は1万1330円だ。2025年2月13日〜2025年3月13日に、この日程を平日2日間で移動するならば「旅せよ平日!JR東日本たびキュン(ハートマーク)早割パス(2日間用)」を使えば1万8000円で済むし、このきっぷは4回まで新幹線と特急の指定席を無料で使える。
■「精通した人」が買い求めていたが…
連続乗車券に割引制度はないし、すべて片道きっぷだけで購入できる。連続乗車券にするメリットは、行程で必要なすべてのきっぷを一度で手配できること。そして有効日数を合算できることだ。片道きっぷはすべて利用開始日を決めておく必要があるけれども、連続乗車券であれば最大有効期間の範囲で東京駅に戻れば良い。
連続乗車券はかなり特殊な形のきっぷで、一般の人が買い求めることはほとんどないだろう。利用者がみどりの窓口で乗車券を申し込んだときに、窓口担当者から「それならこの形で発券できますよ」と提案される場合が多い。
あるいはきっぷの知識に精通した人が、ルートを指定して連続乗車券を発行してもらう。筆者も過去に2回、図表2をみどりの窓口に示して発券してもらったことがある。
「えきねっと」では連続乗車券を手配できない。乗車駅と同じ行先の駅のきっぷを指定すると「できません」になるし、経由駅に同じ駅を2つ指定しても「できません」となる。しかし、A、Bともに片道きっぷをひとつずつ、利用開始日を定めて手配すれば、行程通りのきっぷを予約し、駅で受け取れる。連続乗車券とほぼ同じ機能はすでにあるわけだ。
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( 253587 ) 2025/01/22 18:01:37 0 00 =+=+=+=+=
これのレポートは、かなり偏向した内容だ。 連続きっぷは、確かにあまり利用する機会はなかったかもしれないが、往復きっぷの往復割引制度は、多くの利用者が恩恵に預かっており、制度を知らなくても、往復にしたほうがお得ですよと、みどりの窓口で駅員に勧められて利用している旅客はかなり多いと思う。利用者が少く役目を終えたと主張するなら根拠を示すべきだ。 また、ネットで代替できるとか、特定の日、特定の旅客会社内のみでしか使えない割引きっぷをもって代替可能と強弁するのは、制度を知らない人を誤認させる恐れもあり、かなり悪質な書きっぷりと言わざるを得ない。 筆者がJR旅客会社とどのようなつながりがあるのか知らないが、これでは公平性に欠ける。
▲435 ▼85
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実質値上げだよね。 でも普通はネットの方が安いものが多いのに、鉄道に関しては慣れてない人だとネットで片道ずつ買うより窓口で買って往復割引案内してもらうほうが安く買える状態だから、それを変えたいんだろう。慣れてようが慣れてなかろうが皆同じ値段で購入に変えていきたいんじゃないかな? あとはいつでも割引ではなく、航空券みたいに需要に応じて割引を設定したいと考えていると思う。 コストが増えるのに簡単に値上げ出来ないからなるべく定価で売りたいんでしょう。
▲79 ▼13
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オンライン予約が無かった頃出張の時のチケットの手配を頼むと帰りの時間が未定のことが多く帰り時間が未定なので必ずみどりの窓口に並んでいた。あと割引チケットは駅が固定されてたりするので、その駅までは新幹線じゃなくて在来線のチケットだったりした。オンライン予約が出来るようになってからは自分で予約して帰りの時間を予約していてもオンラインで変更できるので窓口に並ぶ必要が無くなって楽になった。割引額とオンラインで節約できる時間が見合うかどうかの話だと思う。
▲10 ▼4
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この記事では全く記述が見られないが、何よりも昨今のネット発売割引きっぷ類は各社とも自社の営業エリア内に完結した企画商品しか売っていない点に問題点があるだろう。
その点、今回話題とされている往復乗車券や連続乗車券などは全国通し計算の統一制度として使うことが出来た。 大阪〜仙台、名古屋〜熊本なんて普通にありそうな利用の仕方できっぷを買っても、会社が分かれているから、今のネット割引制度だとそれぞれの会社ごとの会員登録をして、各社ごとに予約しなければ割引きっぷ類を一度に購入することはできないし、その画面操作方法も各社で全く異なり、扱い慣れていなければバラバラの複数予約は面倒に感じるであろう。
こうした記事では、そうした本質問題点こそしっかり論じて頂きたいところ。
▲279 ▼28
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利用者が減っているとはいえ 実質値上げには変わりない。 えきねっとの割引とか引き合いに出してますが 制限も多く、かなり前に購入しないといけない、枚数も限られるという不便さはかなり面倒です。 実際えきねっと得だ値は発売したすぐ売り切れ続出ですから。 使われなくなったからといってわざわざ廃止する理由は やはり少しでも紙切符の削減、利益重視をしている結果でしょう。 それが必ずしも便利、お得とはならないことを忘れてはいけないと思います。
▲30 ▼4
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往復乗車券の発売終了は、新幹線又は在来線特急単独での旅行ならば、乗車券とセットになった切符も出ているが、ローカル線や列車に乗り継ぐ場合は不便を強いられます。 また、学割を使用する際には「学割証が2枚必要となる」事から、年間の発行枚数の上限に達して「割引を受けられれない」ケースも現れるでしょう。 600kmを超える旅行には「運賃が1割引き」になるサービスがあるが、うがった見方をすれば「割引を中止したい」のだと思います。
▲30 ▼6
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広島や岡山と東京の間を新幹線で頻繁に往復する人は、かなりの痛手になる気がする。 エクスプレス予約で数日前とかに乗る「のぞみ」を決められるなら、往復乗車券利用時より安くきっぷも買えるが、頻繁に行き来する人ほど、当日でもすぐには乗る便が決まらないとかあると思う。 直前の予約では、飛行機同様、通常運賃を必要とする。 ひょっとしたら、この区間は飛行機の巻き返しもあるかもしれないですよ。
▲39 ▼15
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JRの狙いは国鉄から受け継いだ旅客営業規則に基づいた乗車券制度を廃止、廃止無理にせよ有名無実化し、駅から駅までの運賃体系から飛行機のように日時と列車を指定したうえでの二点間チケット販売に移行させることだろう。 今までは繁忙期といっても数百円の割り増ししか無かったが、今後はGWや帰省シーズンと閑散期では2倍以上の開きがあるような運賃体系になっていくだろう。 東京都区内、大阪市内などの扱いも止めて、新幹線は東京駅~新大阪駅の区間限定の切符(乗る列車も指定される)として、東京駅までと新大阪駅までの移動は別料金にするといった改革も進むと思う。
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東武が磁気券の全廃を公言している以外はどこも公言していませんが磁気券はいずれ全廃されるでしょう。
きっぷ書い間違えても全額戻してくれるけど、本来は手数料が掛かります。鉄道会社からしたら、磁気のきっぷもコスト。 券売機、改札機、精算機も発券機構が複雑だと思うのでメンテナンスだけでもかなりのコストでしょう。
▲33 ▼7
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エクスプレス予約が始まった頃であれば、往復乗車券とe特急券にするのか、エクスプレスの割引商品にするか、迷うところもあったと思うけど、エクスプレスがずいぶん値上げされましたからね。 事前購入割引はよほど早い段階で旅程決まらないと使えない(むしろきっちり1ヶ月前の発売日に買えないと無理)くらいの提供数なわけで、そんなものを引き合いに出されてメリットがどうこう言う記事はそもそもこれ本当のこと書かれてるのか?と疑問符が付いてしまいます。 今なら一般的なエクスプレス予約商品よりも、往復割引乗車券とe特急券組み合わせた方が安そうですが、どうなんでしょうかね。
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年に1度、帰省の際にしか使わない。地域をまたぎ往復割引で新幹線利用しているが、券売機はもちろん、ネットでも予約が分かりにくく不便。みどりの窓口でおねえさんに爆速で最適解を出してもらうのが一番簡単だった。 せめて往復の往路販売開始時に、復路も併せて販売してくれればいいのに、復路開始まで待つと指定席が取りにくいのだよ。 年に一度なのに、やれ会員になれカードを使えとうるさいことよ。窓口なら、その便の1本後ろなら取れますとか、乗り継ぎが便利なので〇号車にしておきますね、と「最適解」を提案してくれるのにね。
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東海道新幹線と東北新幹線を乗り継ぐ場合が多いのだが下記2パターンで料金がほぼ同額です。 ①トクだ値&EX早得を別々に購入 ②各新幹線の特急券&往復割引乗車券 ①は変更とキャンセルに制約があるため、自分の場合は若干高くとも②を選択する場合が多いです。 また、東京駅で乗り換える際に①は新幹線乗り換え改札を使えません。 これ以外にも、会社をまたぐ場合に一番侮れないのが往復割引なので、廃止して欲しくないですね。 分割民営化によって、経営の合理化と言う一番重要な目的は達成されたと思います。 JR同士の連携が分断されるような変更ではなく、連携を強化するような対応をして欲しいですね。
▲15 ▼2
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ICカードの普及って、よくわからない。往復割引は長距離なのでICカードの普及は理由にならない。 さて往復割引はよく使っている。関西から東北に行く場合が多いので使用している。この場合は三社にまたがるのでオンラインでは面倒すぎる。 利用者が少ないことを利用にしているが、家電商品や食品なら生産個数が少なければ製造中止も理解できるが、券売機から出てくるものなのだから利用が少ないという理由はおかしい。
▲34 ▼11
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JRグループとしてではなくJR個社ごとの売上計上、利益追求がより顕著になってきた。新幹線からの在来線特急への乗り継ぎ割引の廃止、青春18きっぷの改定などもその余波。国鉄時代の名残はどんどんなくなり、JRもそれぞれが大手地方私鉄の1社になったということだろう。
▲73 ▼8
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利用者の減少、役割の終了という理屈はわからなくもないし、そういう傾向は実際にあるのだろう。だが、廃止の本当の理由は違うのではないか? 複雑になりすぎてオンライン化ができないのだ。もっと正確に言うと、オンラインで顧客が購入しようとしても、旅客営業規則にのっとって正しく購入するのが困難であり、正しくない指定や指示をオンライン上でやればエラーとなり、客はイライラするし、問い合わせがあっても説明しきれない(客がもともとルールを理解してないのだから)からだろう。 それくらいなら、その時々に産み出される割引切符や企画乗車券をボタンひとつで買って貰った方が良いという判断ではなかろうか?
もちろん、自動改札の設定の問題もあるだろう。特定のルールの上で成り立つ企画乗車券は簡単だが、事実上無限大のパターンがある連続乗車券なんて、設定するのが大変だろう。
まあ、先日、ちゃんと使えたけどね。
▲6 ▼0
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旅行販売会社や航空会社のカウンターで航空券を買う人は激減していて、昔はやっていた航空会社の往復割引も今はごく一部を除いてやっていない。 しかも、何週間も前にインターネット予約をすると早割が効くため今はネットで予約をするのが主流で、何らかの理由でネット予約が出来ない人がカウンターで航空券を買っている。 あと20年もしたら鉄道もそうなるだろう。
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どこかの与党が境界駅での利便性低下は無いと断言して分割など行い、 実際は通過利用客も多く観光客も多い駅で分割され不便になってしまっている。 本音としては分割経営などあり得ないと思っているが、 それを今すぐ変えられないならせめてシステムや乗車券類は全国で統一してほしい。
▲11 ▼2
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乗り鉄の自分すら連続券は使ったことないし、600kmを超える往復券もほとんど買わない。今はそんな時代だし、昔は周遊券やそれこそオーダーメード周遊券もあった。いずれえきねっとに完全移行するため、ユーザーの利便性も考えシンプルにしていくことは必要。「連続周遊券扱いにしますか?」なんて出てくれば、乗り鉄くらいしか対応できない。すでに若い駅員や旅行代理店社員なんかは無理だし。そうして料金制度をシンプルにし、インターフェイスを向上させることでえきねっとは進化するのだろう。
▲41 ▼78
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なんだこのよいしょ記事。往復割引はどんな人がどんな時期にJRの境界を跨いで使っても適用されるユニバーサル割引だった。片道601キロ以上だと多くの場合JRの境界を越える。そういう人のメリットが失われるということ。政治的に決まった境界内で、客の囲い込みに勤しみ、JR他社への送客に見向きもしない姿勢は滑稽ですらある。 例えば、東京から新青森に行く人と、名古屋から仙台に行く人、移動距離はほぼ同じだが、既に定価は跨ぎの後者がかなり高い。かつ前者はJR東の管内のみだから時期によっては様々な割引切符もあるが、後者は販促も殆どない。それでも両方とも往復なら少なくとも往復割引は適用されていたが、今後はそれもなくなるということ。
▲174 ▼17
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往復で買って有効日数を増やせなくなったのもそうだけど、途中下車ができなくなったのが一番悲しいかな。途中下車のルール、分かりにくいし、居住地域にもよるみたいで、何か判然としないところもある。せめて従来の途中下車の制度は復活して欲しい。
▲6 ▼1
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すごく不便になったのは、割引きっぷが「~市内」でなく単駅指定になったものが増えたこと。 新幹線運営会社と地域鉄道会社の不一致が原因(手数料を払わなくて良い)みたいだけど、利用者側としてはわざわざ買い直し(別払い)の必要が出る。 停車駅がそのまま目的地の人は余計な金とも言えるのでしょうが。
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令和の割引は空席連動型、距離などの条件さえ満たせばどんな繁忙期でも無制限に割引が適用される制度はやめたいというJRの事情はわかりますし、JRがそのことに対し本音を言わないのもわかりますが、第三者のライターがそれを追随したらダメですね。
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サービスが良くなることを謳い文句に民営化を宣伝してように記憶しているが、民営化して何か良くなったことはあっただろうか。わしはそう思わないね。列車はどんどん間引かれて不便になるし、途中駅のホームに売店がないにも関わらず長距離列車の車内販売も無くなった。 その頃に比べて悪くなったという所はあっても良くなったという所はあまり思い当たらない。改良点を強いていうなれば便所くらいだろうか。
▲12 ▼11
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オンライン予約はそこまで安くないですよ。 指定席限定ですので、自由席と比べればそれほど変わらないです。 そして、席数が限られている上、発売期間が限定されますので、直前に乗りたい時に安く乗ることはできません。
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往復割引が「これらはすでに利用されなくなっている制度で、お客様にもっと便利で安いきっぷを提供できる状況にある。だから利用者にとって大きな影響はない。」鉄道ライターとはとても思えない記事。 使いづらいオンライン予約、高齢化社会とITが進歩するなかデジタル弱者が増加するなかオンライン予約ですべて解決とはJRへのあからさまな提灯記事。 自民党の党利党略により分割されたJRだが往復割引は国鉄時代と同じく全国通し計算で各JR統一制度だったので往復割引廃止は絶対的な改悪であり値上げである。 次は片道101キロ以上の途中下車制度が廃止される不安がある。ネットに依存して時刻表など見なくなった利用者も悪いが鉄道旅行の楽しみを奪うような改悪を平気で利用者には影響はないなど論じて欲しくない。
▲53 ▼5
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まあ昔と違って飛行機が安くなったからサンライズでもなければ片道600km以上JRに乗ることもあまりないしね。 連続乗車券じゃないけど、東京ー新津ー青森ー仙台ー大宮という一筆書き切符は発券してもらったことあります。
▲17 ▼48
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ルールの簡略化が早急な課題だからなぁ 往復乗車券は割引が発生しなくても存在するし、有効期限2倍くらいしかメリット無いのに片道使うと帰り分を変更することができないとかデメリットの方が大きいと思う 帰る日が定まってないなら決まってから買えばいいし、とりあえずで候補日の特急券買うならその日分の片道乗車券あればいいでしょう そもそも特急券はその日限りなんだから乗車券もそれに付随して同じ日だけにして途中下車も無くして乗った分だけ払うようにした方が分かりやすい 特急使わない距離なんて元々往復割引が発生することもないし、乗り降り自由のフリーきっぷと差別化をしていけばいいんじゃないかな
▲18 ▼55
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色々かいているけど、根本的に偏向しているよね(笑)。
回数券も往復切符も本当に利用者が少ないならわざわざ止める必要もないし、止めても話題にもならないはずだろ?
だいたい、ネット予約の方が安くなるようにすれば放っておいてもそっちに流れるのに、それを敢えてしないのは、結局値上げしたいからってことだよね。
ネット予約にすれば窓口を使わなくて済むので低コストになるはずなのに、利用者にそれを還元するつもりはないと。
それを素直に認められずに、あれこれ屁理屈をこね回しているのが痛すぎるね。
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家族旅行で、往復乗車券や連続乗車券を買っていた口です。 切符は途中下車駅で下車印をペタペタ押してもらって、無効印を押してもらって持ち帰ります。 連続乗車券とかは割引になるわけでもないんですが、切符に旅程が書かれていて、いい記念になるんですよね。 まあ需要無いですよね…
▲43 ▼7
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それよりも予約を簡単にさせてほしい。JRが分割されている事で予約先も分かれてるし、本当に面倒。こういう所こそAIで 何月何日に〇駅発で〇駅に〇時までに着く便とかでさっと予約が出来たら楽なのに
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学割が1枚しかない場合でも、例えば東京→博多→大阪といったルートでも連続乗車券を発券すれば、両方のルートで学割がきく。 新ルールで、同時購入なら片道でも複数枚でも1枚の学割証で割引できるようにしないと混乱しそうだ。
▲23 ▼9
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この人はえきねっとで乗車券だけを購入したことあるのかな。 自分は仙台から糸魚川の往復乗車券を予約したがとにかく嫌がらせのように面倒だった。 経由個所を細かく入れないとエラーが出る。 ネット予約が全て簡単ではなく、出来ないものや面倒なものもあることも周知すべき。
▲10 ▼1
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往復割引は距離があるだけに割り引き廃止の値上げ額がえげつない しかもインターネット予約は特定の区間に限られているのも難点 富山・金沢~小倉・博多とかだとe5489で特急券おさえて往復割引乗車券使った方が安い
単なる値上げでしかない
▲16 ▼1
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往復乗車券を使ってないはエアプすぎ 例えば東京新大阪往復するとき東京〜新大阪乗り継ぎ在来線経由御着まで買えば安くなる上にその区間の在来線で神戸とか舞子とかそのへんまで足伸ばせるんだぞ
▲3 ▼0
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こういうのはね、どのみち売る側に主導権があるんだよ。 様子を見ていると、切符の売り方も根本的に変わってきそうなのは記事にある通り。 利用者側は売る側が提示する中で何を使うか選択することを考えるしかないから、ないものねだりしたところでしょうがない。 売ってくれないもの買うことはできないからね。
▲14 ▼13
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えきねっとで3割引きなんて抽選だからなかなか買えないしそもそも設定してないことが多い。 JRを跨ぐと大概グダグダで割高になる。 東北ー北陸新幹線の通しとかもグダグダ。 だから当日でも確実に買える往復割引は重宝してました。 このライターえきねっと使ったことあるのかな?
▲14 ▼2
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長々と無駄な事を書いたJRへの提灯記事。
これは出来の悪いJRのオンラインシステムで上手く乗車券が取り扱えないからだろう。 昔の駅員にしか理解できない分類法を捨てればもっと使い易いシステムが出来るはずだろうに。
往復割引取りやめるなら青春18切符も改悪してるし代わりに海外観光客にだしてるレイルパスを国内でも出すべきだね。 そして観光客の分は3割程値上げすりゃできるって。
これで打撃喰らうのは実は旅行会社だと思う。 高齢者が宿と乗車券セットにして依頼しても手数料が取れるほどに安くなってたからな。
▲10 ▼1
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旅客営業規則をシンプルに複雑な割引を廃止と言うのはわかるけど、割引を廃止するなら、シンプルに片道長距離運賃を下げれば良いのにそれをやらないから詭弁に聞こえるんですよね。
▲39 ▼17
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新幹線EXなんて、 新幹線出発駅から初めて乗って 到着駅だけで完結する行程でない限り 割高ですが このレポートの筆者はご存じかな? 大阪なんて、ほぼ大阪から新大阪までは 在来線利用の為、EXなら割高確定なので 会社経費で落ちる出張以外はEXは使い ません。
▲20 ▼2
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そもそも往復きっぷの存在を知らない人も多かったからな。 確かにまぁまぁオトクではあるが。 周遊きっぷのゾーン入り口駅までの往復が最後だったかな。オレが買ったのは。 それももう25年位前だけど。
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神戸市内から東京都区内でなく、川口で往復割引効く。 合計金額から二割引。
聞いたことがないだの??? 意味わからず。 案内してないだけだろ?
回数券も廃止だし。 利益確保に走ってるなぁ。
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この人提灯記事書いてるの?EX割引で新大阪~東京買ってごらんよ。自宅も目的地も両駅という人どれだけいるの?例えば新三田発吉川美南なら、新三田~新大阪、東京~吉川美南は別途乗車券が必要で、乗車券は往復割引で買って、特急券だけEX割引で購入するのが一番安価になる。利用者が制度を知っているか、みどりの窓口の職員が制度を知っているか・案内しているかが問題なのにそこは述べていない。安価な切符があるから廃止しますとよくこんな記事書けるな。単に利用者があまりいないので発行のタイパが悪いとか書く方が納得ちゃいますか?
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オンライン予約は使い物にならない。一筆書きで三都市を周る経路などJRなら出来て当然の買い方が出来ない。
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そもそも往復で買った方が帰り際にゆとりを持って行動できるから有難いんですが.... 行き先で帰り切符買う方が大変だよ
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家かコンビニでチケットが印刷できるならそれでもいいけど今のシステムでは話にならない 数年前旅行したイタリアでも特急チケットを日本の家で印刷できましたよ その遥か下のレベルが現状
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オンライン予約や券売機の方が便利だから廃止するのではありません。
オンライン予約や券売機で対応できないので廃止するのです。
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まあ、最近のJR各社のコメントは 「詭弁」が多いですからね~
京葉線改正時の「平準化」とか… 「一番人気の列車を、代替もなく廃止する」という、 鉄道会社としてあるまじき行為も平気でできるんですからね~
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オンライン予約できない人はそもそも往復乗車券なんか知らんだろ。あと精通してる人は鉄オタだからどうせ運賃高くしても乗車する
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まぁ、乗車駅からの切符しか発売しないとはいえ これだけ無人駅や券売機のない駅が増えたら そうも言ってられんと思うけど。
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スマートE Xもえきねっとも使いにくい。 特急を使うことが前提になっていて設定外の区間はどう買えばいいのか?
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まさかとは思うけど、遠距離逓減はなくならいのかなあ。 いくらなんでも、そこまでとは思うけど、心配は心配です。
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盆や年末年始に長距離利用時に往復割引より安い切符はないと思うけど
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前も‥指摘したがICでエリアまたぎは出来ません。新幹線の駅だけならオッケーの場合はあるが‥またぐ場合は切符乗車です。
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役割が終わったわけではなく、単なる値上げ、単なるサービス低下でしょ。地方路線切り捨てと同じ考えですよ。
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割引切符が無い相生や西明石から関東に往復する人にのっては実質値上げなんだがな。
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この著者、 えきネットの使いづらさをわかってるのかな。 JR 東がみどりの窓口を大量閉鎖したとき、 まっさきにシステムの使いづらさが槍玉に上がっていたけど
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で、結局オンライン予約のオトク感とは何? 帰りの日付を指定する一手間を加えれば往復乗車券の劣化版が買えるという事は長々と説明されたけど。
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往復割引は600㎞以上の場合に適用されるから、ICカードは使用できないと思うが。
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完全なるサービス低下です。みどりの窓口があんなに大混雑するケースが増えているからダメですね!
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>交通系ICカード対応の自動改札機があれば解決できる 同じJR会社内でも(特に西日本)エリアを跨ぐと精算不能だけどね。
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特にえきねっとのトクだ値は主要駅間しか発売されないので往復割引の代替にはならない。 記事の主旨には疑問あり。
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往復割引も連続きっぷも珍しいルートや普通は飛行機で行く距離を鉄道で行く鉄オタ御用達でしたから反発するんだよね
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他社またぎだとネットでは逆に不便なんだよ。
それくらいの長距離だとICカードも使えないし。
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鉄道趣味でなく実用的観点から記事構成すべき。長すぎる。落第点ですわな。
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往復割引は盆や正月でも使えるけど、オンラインの割引切符って、閑散期だけじゃん…
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勘違い野郎ばかりで呆れるわ。JRが往復乗車券を止めると言ったんであって、往復割引をやめるなんて一言も言っていない。結果論でしかない。
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クレカを使わない私に取っては往復割引廃止はかなりの痛手、鬼畜的な値上げ。
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皆様に不便をかけない分割民営化はどこに消えたのかと思います。
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JR東「わしらが儲からん!!」 JR東海「儲けが少なくなるがや!!」 JR西「銭いっぱいとるでぇ!!日勤日勤!!」
こうだろ?
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オンライン予約? かえって高くなったのもあるけどね
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精算所が混みそう。
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ていうか、そもそも以前ほどJR自体を使わなくなったわな。
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JR東海はe5489じゃないよ
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カネのため
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