トヨタ自動車は、電気装置の不具合によりエンストのおそれがあるとして、43万台以上のアルファードとヴェルファイアをリコールすると国土交通省に報告した。

バッテリーやライトなどの電気供給装置に不具合があり、エンストや異常音、充電警告灯の点灯が起こる可能性がある。

これまで135件の不具合が確認されており、トヨタは全対象車両で点検や部品の交換を行う方針だ。

（要約）

トヨタ　アルファードなど約43万台リコール　電気装置の不具合で最悪エンストのおそれ 

トヨタ自動車は、電気装置の不具合でバッテリーなどに電気を供給できず、エンストする恐れがあるなどとして、43万台あまりのリコールを国土交通省に届け出ました。 

リコールの対象は、2014年12月から2023年4月までに製造されたトヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」の2車種、合わせて43万4520台です。 

国交省によりますと、車のバッテリーやライトなどに電気を供給する装置が不具合で発電しなくなり、異常な音や充電警告灯が点灯して最悪の場合エンストするおそれがあるということです。 

また、ボンネットの一部が変形して外れるものもあるとしています。 

これまでに合わせて135件の不具合が確認されていますが、事故は報告されていません。 

トヨタは、対象車両すべてで点検や部品の交換などを行うとしています。 

テレビ朝日報道局