( 255089 )  2025/01/25 15:41:06  
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兵庫県の竹内英明前県議(50)の死に関する投稿は、Twitter上で悪評が11,400件(63%)で、擁護が5,300件(29%)以上であることが東京大の鳥海不二夫教授による分析で明らかになった。

投稿数は、昨年10~11月の兵庫県知事選挙前後に増加し、特に批判が多かった。

なお、批判の半数はわずか13アカウントのものだった。

鳥海教授は、ネット上の情報には偽りや誤解が含まれている可能性があるため、ユーザー自身が真偽を見抜き、情報発信や拡散には慎重さを持つ必要があると指摘している。

(要約)

( 255091 )  2025/01/25 15:41:06  
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兵庫県庁 

 

 死亡した兵庫県の竹内英明・前県議(50)に関する投稿はSNS上でどのように広がったのか。東京大の鳥海不二夫教授(計算社会科学)は、昨年1月から竹内氏が亡くなった今月18日までのX(旧ツイッター)上の関連投稿約18万件を分析した。その結果、63%にあたる約11万4000件が批判的な投稿で、擁護する投稿(29%、約5万3000件)の2倍以上に上っていた。 

 

(写真:読売新聞) 

 

 関連投稿は昨年10~11月の兵庫県知事選前後に増え、批判が多かったものの、擁護も一定数あった。しかし、その後擁護は激減し、12月以降で見ると批判が擁護の8倍超と大きく上回っていた。竹内氏が11月18日に辞職した後、攻撃にさらされ続けていた状況が浮かぶ。 

 

 また、批判投稿全体の半数は、わずか13アカウントによる発信が転載されたものだった。 

 

竹内英明・前兵庫県議 

 

 鳥海氏は「ネット上の『メディアが伝えない真実』の中には偽・誤情報が含まれている。利用者自身が真偽を見極め、発信・拡散する際に慎重さを持つ必要性が高まっている」と指摘している。 

 

 

 
 

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