( 255326 )  2025/01/26 03:31:16  
00

フリーマーケットのサイトで転売されていた大阪・関西万博のチケット。2枚で1万500円は、定価よりも安い。 

 

 4月開幕の大阪・関西万博の入場チケットが、一部の金券ショップやフリーマーケットサイトで転売されている。主にチケット売り上げの大半を占める企業・団体の購入分とみられるという。主催する日本国際博覧会協会(万博協会)は「転売チケットは無効」としているが、対応は難しいのが実情だ。 

 

 2023年11月に販売が始まった万博チケットの売り上げは、今月22日までに761万枚と目標の1400万枚の約54%にとどまっている。購入の大半は企業や団体によるもので、背景には万博への関心の低さがあるとされる。 

 

 記者は1月中旬、JR大阪駅周辺の複数の金券ショップを回った。すると、会期中のいつでも1回入場可能な「早割一日券」(大人は6700円)について6千円で販売する店を確認。フリマサイトでも、同様の一日券が2枚セットの1万500円で販売されており、出品者からは「抽選で当選しました。行けないので出品します」と説明があった。いずれも1枚当たりの値段は定価よりも安かった。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

IMAGE