( 255411 )  2025/01/26 05:09:21  
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ベストカーWeb 

 

 ハイブリッドの登場でクルマの燃費は大きく向上し、スペック的には1000kmを無給油で走破可能なクルマもある。その中から、ここではSUVに的を絞ってご紹介。長距離走破が可能という個性はSUVの大きな魅力となるはずだ!! 

 

※本稿は2024年12月のものです 

文:渡辺陽一郎/写真:スバル、日産、三菱、ベストカー編集部 

初出:『ベストカー』2025年1月10日号 

※燃費の数値は、最も燃費が優れたグレードのWLTCモード燃費、()内は燃料タンク容量です 

 

 ストロングハイブリッドのS:HEVは、2.5Lエンジンがベースで駆動方式は4WDのみだ。WLTCモード燃費は18.9km/L。 

 

 従来から設定されていたマイルドハイブリッドのe-BOXERは、4WDのWLTCモード燃費が15.8km/Lだから、S:HEVは燃費が20%向上する。燃料タンク容量は、e-BOXERは48Lだが、S:HEVは63L。そのために1回の給油で1191kmを走れる。 

 

 エクストレイルはe-POWERのみを搭載するSUVで、4WDは後輪にも動力性能に余裕のあるモーターを搭載する。そのために4WDの人気が高く、WLTCモード燃費は18.4km/Lと良好だ。燃料タンク容量は55Lで、1回の給油により1000km以上を走れる。 

 

 SUVは長距離移動の機会が多く、積雪地域では給油所(ガソリンスタンド)も少ない。1000km以上を走れるメリットは大きい。 

 

 アウトランダーPHEVが給油されたガソリンを使って走る時のWLTCモード燃費は、売れ筋グレードが17.2km/Lだ。燃料タンク容量は53Lだから、1回の給油で走行できる距離は911.6kmになる。つまり1000km以下だが、PHEVだから充電も可能だ。 

 

 充電された電気で走れる距離は102kmなので、合計なら航続距離1000kmを超える。 

 

 

 
 

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