( 257214 )  2025/01/29 18:15:26  
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林真須美死刑囚が27年前の毒物カレー事件で再審の請求を棄却され、大阪高裁に申し立てた即時抗告が高裁によって退けられた。

事件では、ヒ素の鑑定結果が決め手となり、死刑が確定している。

林死刑囚側は再審の請求をし、青酸化合物による死因の解剖結果を裁判に提出していないことを主張している。

(要約)

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林真須美死刑囚 

 

 27年前、和歌山市で4人が死亡した毒物カレー事件で、林真須美死刑囚(63)が、再審=やり直し裁判の請求を和歌山地裁に棄却され大阪高裁に申し立てていた即時抗告について、高裁は退ける決定を出しました。決定は27日付。 

 

 高裁は、「林死刑囚側が主張する新証拠は、すでに提出され確定判決でも参酌されたものであり、新たに発見された証拠には当たらず、請求を棄却した地裁決定の判断に不合理な点は認められない」と判断しました。 

 

 1998年7月、和歌山市内で夏祭りに参加した住民らが、急性ヒ素中毒となり、4人が死亡、63人が重軽傷を負った毒物カレー事件では、林真須美死刑囚が殺人などの罪に問われました。 

 

 裁判では、現場で見つかったヒ素と林死刑囚の自宅から見つかったヒ素が同一だとする鑑定結果が決め手となり、死刑が確定しています。 

 

 林死刑囚側は判決確定後の2009年に再審を請求しましたが、和歌山地裁と大阪高裁がこれを棄却。その後、最高裁に特別抗告していましたが、これを取り下げ、2021年、和歌山地裁に新たに再審を請求していました。 

 

 林死刑囚側は、死亡した4人について、青酸化合物を死因とする当初の解剖結果が存在すると推測されるが、これが裁判に提出されておらず、カレーに青酸化合物も混入していたとすれば、第三者の犯行だと主張しています。 

 

 和歌山地裁は、2023年に請求を退け、その後、大阪高裁に即時抗告していました。 

 

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事件現場 

 

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林真須美死刑囚の自宅 

 

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林真須美死刑囚の手紙 

 

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大阪高裁 

 

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