( 257254 )  2025/01/30 02:58:50  
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裴田巌さんは1966年に静岡県で一家4人殺害事件の冤罪で逮捕され、再審で無罪が確定した。

その後、身体拘束について約2億1700万円の補償金を国に求めるため、弁護士が静岡地裁に請求書を提出した。

拘束期間は約47年7カ月で、刑事補償法に基づいて金額が決定されるが、初めは約2億4千万円と見積もられていたが、検証の結果、2億1700万円となった。

(要約)

( 257256 )  2025/01/30 02:58:50  
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袴田巌さん 

 

 1966年の静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(88)の成年後見人の弁護士が29日、刑事補償法に基づき、逮捕から釈放まで47年以上にわたる身体拘束への補償金約2億1700万円を国に求め、静岡地裁に請求書を提出した。関係者への取材で分かった。弁護士費用など裁判費用の支払いも併せて求めた。 

 

 刑事補償法は、無罪が確定した場合、国が1日当たり最大1万2500円を交付すると規定。地裁は、拘束期間や得られるはずだった利益などを考慮して金額を決める。 

 

 袴田さんは約47年7カ月間拘束された。当初、請求額を約2億4千万円と見積もっていたが、精査した結果、約2億1700万円となった。 

 

 

 
 

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