( 257489 )  2025/01/30 07:05:25  
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中国のAI企業「ディープシーク」が米国のオープンAIからデータを不正に入手した可能性が報じられた。

これについてオープンAIと提携するマイクロソフトが調査を開始し、問題が解決するまで取り組む考えを示している。

著名な投資家もディープシークが技術やデータを盗んで利用した可能性を指摘し、今後同様の問題が発生しないための対策を取る考えを示した。

(要約)

( 257491 )  2025/01/30 07:05:25  
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ディープシークのアプリのアイコン=ロイター 

 

 中国の新興AI(人工知能)開発企業「ディープシーク」を巡り、米ブルームバーグ通信は28日、ディープシークの関係者が対話型AIサービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIからデータを不正に入手した可能性があると報じた。オープンAIと、提携する米マイクロソフトが調査に着手したとしている。 

 

 報道によれば、ディープシークの関係者とみられる人物が昨年秋、オープンAIから大量のデータを盗み出した可能性があるという。マイクロソフトのセキュリティー担当の研究者がこの事態に気付き、オープンAIに通知したとしている。 

 

 トランプ政権でAI分野の政策責任者を務める著名投資家のデービッド・サックス氏は28日、FOXニュースとのインタビューで、ディープシークがオープンAIから技術やデータを盗み、自社のAIモデルの開発に悪用した可能性を示唆した。今後数か月かけ、同様の事態が起こらないよう対策を進める考えも示した。(ニューヨーク支局 小林泰裕) 

 

 

 
 

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