( 258641 )  2025/02/01 16:48:24  
00

4月に開幕する2025年大阪・関西万博の入場券販売が伸び悩んでいることを受け、大阪府の吉村洋文知事らが販売方法の改善などを提言するため、来週にも石破茂首相と面会する方向で調整していることが1日、関係者への取材で分かった。入場券は「購入方法が分かりにくい」との指摘が出ており、石破首相への「直談判」で万博を運営する日本国際博覧会協会の対応を促し、販売促進につなげる狙い。 

 

関係者によると、吉村氏らは石破首相と面会し、購入手続きや来場日時の予約方法などの簡素化を進めるための提言を提出する方針。インターネットでの手続きに不慣れな人や、外国人観光客らにも利用しやすい販売方法の検討も求めるという。 

 

万博の入場券販売を巡っては、1月16日に兵庫県姫路市内で参加国を集めて開かれた国際会議で、博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長が「柔軟性をもった販売方法を考えないといけない」と言及していた。 

 

吉村氏は同19日に石破首相が大阪市此花区の万博会場を視察した際にも面会し、インターネット上での販売方法の簡素化や、コンビニエンスストアで購入可能な紙チケットの情報発信などを進めることを確認していた。(山本考志) 

 

 

 
 

IMAGE