( 258899 ) 2025/02/02 05:27:43 1 00 ニンテンドースイッチ2の新情報が待たれています。 |
( 258901 ) 2025/02/02 05:27:43 0 00 続報が待たれるNintendo Switch 2(任天堂公式サイトより)
任天堂は1月16日、新しい家庭用ゲーム機『Nintendo Switch 2』を2025年に発売すると発表。2017年に発売された『Nintendo Switch』からおよそ8年ぶりとなる後継機の登場に注目が集まっている。
まだ発売日や価格、スペックなどの細かい情報は明かされていないが、約2分程度の動画でその全容が公開された。その動画によると、本体のサイズはコントローラー「Joy-Con」や画面も含めて、現行モデルよりもひと回り大きくなる模様。Joy-Conはスライド式ではなく、磁気で本体に装着する形になるようだ。さらに、Joy-Conには現行モデルにはない新たなボタンが追加されているほか、光学センサーらしきものも装備されており、マウスのような使い方ができる可能性が指摘されている。
また、Nintendo Switch 2では、専用ソフトだけでなく、Nintendo Switch用のソフトもプレイが可能で、パッケージ版・ダウンロード版とも対応している。
動画だけではまだまだ不明な点も多いが、見た目も機能も現行モデルの延長線上ということになりそうなNintendo Switch 2。何よりも気になるのが、その価格だ。海外のゲーム関連メディアでは、北米の販売価格で400ドルから499ドル程度になるのではないかと予想されている。
仮に400ドルから499ドルだとして、為替レートを1ドル=150円で計算とすると、日本での価格は6万円から7万5000円の間になる計算だ。現行のNintendo Switchの日本国内の販売価格は、通常モデルが3万2978円、有機ELモデルが3万7980円なので、かなり高価な後継機となる可能性もあるのだ。
とはいえ、現行のNintendo Switchの日本国内での販売価格は、必ずしも為替レートを反映したものではない。Nintendo Switchのアメリカでの価格は通常モデルが299.99ドル、有機ELモデルが349.99ドル。1ドル=150円で計算すると、それぞれ4万5000円、5万2500円となる。日本でのNintendo Switchの販売価格は、為替レートから計算された額よりも安くなっていることを考えると、Nintendo Switch 2についても、単純に為替レートから予測した価格より安くなるだろうという見方もある。
ちなみに、ライバル機となるソニーの家庭用ゲーム機『PlayStation 5』のディスクドライブ搭載版の販売価格は7万9800円(アメリカでの販売価格は499.99ドル)だ。Nintendo Switch 2は、PlayStation 5に比べれば安いものとなりそうだが、それでも仮に6万円程度かそれ以上であれば、“かなり高い”という印象は拭えない。ゲーム事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏はこう話す。
「単純にPlayStation 5はゲーム専用マシンとしてハイスペックで、価格が高くなるのも仕方ない部分はあります。ただNintendo Switch 2に関していえば、PlayStation 5ほどのハイスペックにはならないと予想されており、価格が高いと割高感が出てきてしまう。
また、PlayStation 5はそのスペックを活かしたタイトルも多く、大人のゲームファン向けのハードという位置づけでもあるわけですが、一方の任天堂のゲーム機は、家族で楽しめるタイトルや子ども向けのタイトルが多く、手軽にプレイできることが重要です。子どもへの誕生日プレゼントなどにもなることを考えると、ある程度価格を抑えて設定されるはず。Nintendo Switch 2の価格は、5万円台におさまるくらいになるのでは」
実際にNintendo Switch 2の価格が心配だというのは、都内に住む会社員Aさん(30代男性)だ。Nintendo Switch 2を買うかどうか悩んでいるという。
「うちには小学生の子どもが2人いて、Nintendo Switchが1台と携帯専用機のNintendo Switch Liteが1台あります。Nintendo Switch 2が出たら買ってあげたいけど、5万円も6万円もするとなれば、いろいろ物価高の今、高価過ぎるなと……。発売されても当分は購入を保留にして、現行機で遊ばせることになりそうです」
当然大人のゲームファンにとっても、価格は重要だ。神奈川県に住む自営業のBさん(40代男性)はこう話す。
「今はPlayStation 5とNintendo Switchの両方を持っていて、メインでプレイしているのはPlayStation 5です。Switchはライトユーザー向けのタイトルが多いし、グラフィックもPlayStation 5のほうがいいですし。Nintendo Switch 2もほしいですが、価格が6万円を超えると手が出づらい。Nintendo Switch 2でしかプレイできないタイトルがたくさんあれば一応考えますが……」
昨今、新たなゲーム機が発売される度に取り沙汰されるのが転売問題だ。“転売ヤー”たちに買い占められたゲーム機がフリマサイトなどで定価よりも高い価格で出品される一方、ゲームファンたちはいつまで経ってもゲーム機を手に入れられないという状況が当たり前となっている。
転売問題に対し、2024年6月に行われた任天堂の株主総会で古川俊太郎社長は、「転売への対策として、お客様の需要を満たせる数をしっかりと生産することが最重要だと考えており、昨年からこの考えは変わりません」と答えている。
「海外メディアではNintendo Switch 2を発売初年度の出荷台数に関する複数の報道があり、700万台以上というものから、2000万台出荷する予定があるとの予測もあります。かなり多く見積もっているものもあるでしょうが、Nintendo Switch 2の転売対策には業界全体が注目している。十分な出荷台数を確保するというだけでなく、購入者に条件を設けるなどの小売店での対策も気になります」(藤井氏)
性能はもちろん、価格や転売対策などについても大きな注目を集めるNintendo Switch 2。詳細は、4月2日に公開される「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2」にて明らかになる。
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