( 259036 )  2025/02/02 15:30:36  
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FNNプライムオンライン 

 

各地で身勝手な運転をする車が相次いでカメラに捉えられている。鹿児島県では、信号待ちする車列の横の歩道を3台の車が連続で走行。茨城県では、信号待ちを避けるためにコインランドリー店の駐車場に入り、“コンビニワープ”する車。専門家はコンビニワープについて、「最高で懲役4年6カ月、罰金15万円以下になる可能性がある」と指摘する。 

 

鹿児島市で22日午後4時頃、赤信号で停車中の車によって撮影されたのは“あり得ない”光景だった。 

 

しれーっと、歩道を車が走り抜けたのだ。しかもその後ろから2台目、さらに3台目が連なり、合わせて3台が歩道を走行していた。 

 

後ろの映像には、1台目が歩道へ乗り上げると“俺も俺も”とばかりに、次々と歩道へ進入する様子があった。その後、3台の車は連なるようにコンビニの駐車場へと向かっていた。 

 

目撃したドライバーは、「ちょっと待てばいいことじゃないですか。歩道を走るっていうのはもう(免許)返納レベルじゃないか」と話す。 

 

茨城・大洗町でも27日正午頃、身勝手な運転を行う車がカメラに捉えられていた。 

 

当時、撮影者の前には白い車が走っていた。車は赤信号で停車したかと思うと、すぐ横のコインランドリーの駐車場に入っていく。 

 

洗濯物を出しに来た客なのかと思いきや、白い車はそのまま駐車場を突っ切り通りに出ると、信号の先の道へと曲がっていった。 

 

目撃したドライバーは「いわゆる“コンビニワープ”…かなり急がれているのかなと…」と話す。 

 

“コンビニワープ”は、信号待ちを避けてショートカットするためにコンビニなどの駐車場を通り抜ける行為のこと。 

 

映像を見た交通ルールに詳しい高山俊吉弁護士は、“やむを得ない理由のない歩道走行”と“ショートカットするための住居侵入”、2つの違反を指摘する。 

 

高山俊吉弁護士によれば、「(2つの違反の場合)最高で懲役4年6カ月、罰金15万円以下になる可能性がある」という。 

(「イット!」 1月30日放送より) 

 

イット! 

 

 

 
 

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