( 259066 )  2025/02/02 16:00:08  
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大阪府庁 

 

 4月に開幕する大阪・関西万博の入場券を巡り、大阪府の吉村洋文知事らが週内にも石破首相と面会し、購入手続きの簡略化などを直接要請する方向で調整に入った。手続きの複雑さが販売低迷の一因になっているとの懸念が広がっており、首相の理解を得ることで、万博を運営する日本国際博覧会協会に改善を促す狙いがあるとみられる。 

 

 大阪府や大阪市の複数の関係者によると、面会は5日を軸に調整。吉村氏や大阪市幹部、経済界の関係者らが、ネット上での購入や予約の方法を簡略化することを提案する。また、旅行会社にパッケージツアーの販売強化を促したり、コンビニで購入できる紙チケットを周知したりすることも求めるという。 

 

 万博の入場券は、公式サイトで購入する場合、IDの取得や来場日時の指定、パビリオン予約などが必要で、「複雑すぎる」との声が出ている。販売枚数は、前売り目標の1400万枚に対し、1月29日時点で約767万枚にとどまっている。 

 

 

 
 

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