東京地裁は、YouTubeのYouTuber2人が覚醒剤取締法違反の教唆の罪で有罪とし、執行猶予つきの判決を言い渡しました。

男性に覚醒剤を購入させるようにそそのかす行為が問われており、2人は無罪を主張していましたが、裁判所は教唆の罪を認定しました。

今野被告には懲役1年4か月、執行猶予3年、奥村被告には懲役10か月、執行猶予3年の判決が下されました。

（要約）

TBS NEWS DIG Powered by JNN 

男性に覚醒剤を所持するようそそのかしたとして、覚醒剤取締法違反の教唆の罪に問われている私人逮捕系YouTuber2人に、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 

YouTubeの「ガッツch」で中島蓮の名前で活動していた今野蓮被告（31）と奥村路丈被告（29）はおととし8月、女性を装い、ネット掲示板と通信アプリでメッセージをやりとりした男性に、覚醒剤を買って待ち合わせ場所に持ってくるようそそのかした覚醒剤取締法違反の教唆の罪に問われています。 

これまでの裁判で、2人は「教唆をしたつもりはありません」と無罪を主張していましたが、きょうの判決で東京地裁は、男性が2人から指示された量の覚醒剤を持参していたことなどから教唆の罪を認定し、今野被告に懲役1年4か月、執行猶予3年、奥村被告に懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 

TBSテレビ