( 259931 )  2025/02/04 04:11:18  
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3日(月)の天気と降水確率 

 

 きょう3日(月)は二十四節気の「立春」で、暦の上では春の始まりになる。ただ、西周りに寒気が流れ込み始めるため、日本海側や北日本で雪や雨のエリアが拡大、次第に荒れた天気になりそうだ。あす4日(火)以降は今季最強の寒波が襲来し、長期間、居座る見通し。冬の嵐や低温が長く続くおそれがある。 

 

3日(月)午後9時の予想天気図 

 

 きょう(月)は、日本海にある上空に寒気を伴った低気圧が発達しながら北日本方面に進む見込み。段々と冬型の気圧配置が強まり、西周りに寒気が流れ込み始めそうだ。 

 

3日(月)午後3時と午後9時の雨雪・風の予想 

 

 午前中は紀伊半島から関東にかけてにわか雨の所があるが、西日本や北日本で晴れ間の出る所がある見込み。ただ、昼前から北陸で、昼頃には北日本でも次第に雪や雨が降り始めそうだ。夜には北陸から北の広範囲で雪や雨になり、北日本では強まる所がある見通し。西日本の日本海側でも雪の降り出す所がありそうだ。西から風が強まり、ふぶきや横殴りの雨になる所もあるかもしれない。関東は、午後ほど晴れ間が期待できるが、朝晩中心ににわか雨の所がある見込み。 

 

3日(月)の予想最高気温 

 

 最高気温は、関東から西で12℃前後の所が多く、きのう(日)の日中、真冬の寒さになった関東は寒さが和らぎそうだ。それでも東京都心は11℃の予想で、西日本は午後、気温が急降下し、朝より夜の方が冷え込む所が多い見込み。風も冷たくなってきそうで、夜の寒さをみこした服装選びが必要になる。 

 

週間予報(天気・最高気温) 

 

 あす(火)には強い冬型の気圧配置になり、今季最強の寒波が流れ込む見込み。今回は、今季最も強い寒波に加えて、長期間、居座りそうだ。西日本や日本海側の広範囲で警報級の大雪になり、北陸の平地や西日本の市街地でも大雪のおそれがある。真冬の寒さが続く所が多く、今週は長期間の冬の嵐や低温に警戒、注意が必要になる。 

 

(気象予報士・丸田絵里子) 

 

 

 
 

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