( 260626 ) 2025/02/05 15:08:56 0 00 5日(水)午後11時の雪、雨、風の予想
日本海側はこれからあす(木)にかけて、さらに積雪が増える見込み。大雪や暴風雪、高波に警戒すると共に、着雪やなだれ、落雷や突風に注意が必要だ。寒気が強く西日本の太平洋側でも積雪となったり、路面の凍結する所があるため、広い範囲で交通障害に警戒が必要となる。大雪と厳しい寒さは、週末にかけても続く見込み。
5日午前11時までの日最深積雪
今シーズン一番の寒気により、北陸や周辺地域で雪の降り方が強まっている。富山市はきのう(火)未明まで雪はほとんどなかったが、きょう(水)午前11時には積雪が51センチに達した。標高の高い地域は、さらに雪が多くなっている。白川(岐阜)は午前11時の積雪が231センチと、3年前の記録(254センチ)に迫る勢いだが、今後も降雪が続く予想で、週末にかけて記録的な大雪となる可能性がある。
6日午後にかけての24時間予想降雪量と大雪の注意点
きょう(水)午後も、日本海側は北陸を中心に雪の強まる時間があり、あす(木)にかけてさらに積雪が増える見込み。短時間で急に積雪が増える状況は、車の立ち往生を引き起こしやすいため警戒が必要となる。雪を伴った強風による見通しの悪化、着雪やなだれ、屋根からの落雪、除雪中の事故、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
この先の天気と予想気温
厳しい寒さにも、注意が必要となる。北海道は例外的に平年より気温が高いが、その他の各地はあす(木)以降も風が冷たい見込み。とくに、西日本や南西諸島で平年の気温を大きく下回るため、健康面や農作物の管理などに注意が必要となる。東京都心はあす(木)朝の最低気温が-1℃と、二日連続で冬日となりそうだ。
8日(土)の寒気と雪、雨、風の予想
7日(金)から週末にかけても、寒気の流れ込みの強まるタイミングがありそうだ。とくに8日(土)から9日(日)午前中は、全国的に北風が強く、山沿いを中心に雪の降り方が強まる見込み。すでに大雪となっている地域は、さらなる積雪の増加に伴う交通障害、なだれや落雪、長引く厳しい寒さに注意が必要となる。
(気象予報士・高橋和也)
|
![]() |