( 260661 ) 2025/02/05 15:46:34 0 00 フジテレビ
5日放送のフジテレビ系「めざまし8」は、元タレントの中居正広さんと女性のトラブルを巡るフジテレビの騒動で、フジ・メディア・ホールディングス(HD)の大株主である米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が、日枝久相談役の辞任を求めた件を取り扱った。
ダルトンは、フジテレビを傘下にもつフジ・メディアHDに対し、日枝久相談役の辞任を求める書簡を3日付で送ったと発表。書簡では、「ガバナンスが全く機能していないことが公に明らかになった」と指摘し、「なぜ、たった1人の独裁者がこの巨大な放送グループを 40年近くも支配することが許されてきたのでしょうか。信じ難いこと」などと痛烈に批判した。
番組でも、この書面について取り扱い、取締役会のメンバーの過半数を、独立した社外取締役が占めるよう見直すことも要求したなどと説明。さらに、社外取締役で構成される経営刷新に向けた委員会が、5つの項目の要望書を提出したこともあわせて報じた。
MCの谷原章介は「海外の投資ファンドから3度目の書簡が届きました。このタイミング、そして内容、どうご覧になってますか」と問いかけ。スタジオ出演した若狭勝弁護士は、ダルトンは株主総会の招集権があると想定。影響力の大きい株主ゆえ、今後、「もっと強い要求がされて、株主総会の招集を要求してくる可能性があると見据えて、フジテレビホールディングスとしては対応を考える必要がある」と、適切な判断と対応がフジ・メディアHD側に求められると話した。
続いて、元フジテレビの解説委員でジャーナリストの風間晋さんは、10年ほど前に、投資先の監視責任が定められたと解説。「ダルトンは、日本の機関投資家みたいな人たちも巻き込んで物事を進めていこう」との意図があるかもしれないとの見方を示した。
最後に、谷原は「3度目の書簡に対して、どのような返答をみせるのか注目ですね」とコメントして締めた。
中日スポーツ
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