( 262318 ) 2025/02/08 18:01:50 2 00 熱烈ラブコール「F-35戦闘機どうしても欲しい!」なぜ売ってもらえない? アメリカ激怒の元凶とは乗りものニュース 2/8(土) 11:42 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/fb475703df0ceff1734fa70b3b13b07020b8e653 |
( 262321 ) 2025/02/08 18:01:50 0 00 トルコ国産ステルス戦闘機「KAAN」。F-35よりも大きく航続距離等においては上回ると考えられる(画像:TAI)。
2024年12月、トルコのヤシャル・ギュレル国防相は、アメリカに対しF-35戦闘機の購入を再びオファーしたことを明らかにしました。この発表は、トルコの航空戦力の整備を巡る混迷を象徴する出来事と言えるでしょう。
かつて、トルコはF-35の導入予定国に名を連ねており、共同開発パートナーとして多額の資金を拠出していました。しかし、その後、アメリカの禁輸措置を受けてしまいました。どうしてこのような状況に至ったのでしょうか。また、F-35を再び調達できる可能性はあるのでしょうか。
経緯を振り返ると、事態が急変したのは2019年です。トルコがロシア製のS-400地対空ミサイルシステムを導入したことがきっかけでした。この決定に対し、アメリカは強く反発。最終的にF-35計画からの除外という厳しい措置をとったのです。
なぜ、こうなったのかというと、S-400はNATO(北大西洋条約機構)の防空ネットワークに適合しないばかりか、その強力なレーダーシステムがF-35のステルス性能を暴露するリスクがあると懸念されたからです。この結果、トルコはF-35の共同開発国としての資格を剥奪され、すでに引き渡し準備が進んでいたF-35も受領できなくなりました。
F-35を追われたトルコは、その後、戦闘機政策において迷走を続けています。空軍の主力戦闘機が軒並み老朽化するなか、比較的新しいF-16についてはアップグレードを進め、何とか戦力の維持に努めているものの、これは短期的な解決策に過ぎません。
一応、トルコでは国産ステルス戦闘機「KAAN(カーン)」の開発計画を進めています。この機体はトルコ独自の技術力を示す象徴的な存在として期待されており、F-35以上の高性能機と自称していますが、開発資金や技術的課題、量産化の道筋など、プロジェクトが最後(部隊運用)まで到達するかは依然、不透明です。
少なくとも即座に配備可能な戦闘機とはならず、量産機の部隊配備までにはまだ膨大な時間が必要であることは間違いありません。
こうした状況を鑑みてなのか、トルコはユーロファイター「タイフーン」の導入を検討するなど、方針が定まらない様子を見せています。
S-400地対空ミサイル。非常に大型で射程距離の長いミサイルを使用する最新鋭のロシア製防空システム(画像:ロシア大統領府)。
F-35は現時点で世界最高峰の戦闘機のひとつであり、圧倒的なステルス性能と情報共有能力を備えています。トルコと領土問題を抱えるギリシャはF-35の導入を決定しており、引き渡しが始まると空の質的優勢はギリシャに傾くと考えられます。これらの事情からも、戦闘機の速やかな更新はトルコにとって喫緊の課題であり、言うなれば同国が抱える戦闘機整備の課題を一挙に解決できるのはF-35しかない状況です。
トルコは、今回のF-35再オファーに際し、「アメリカはもうS-400を問題視していない」と主張しています。しかし、これは本当でしょうか。アメリカ側はこれに関連する公式な発表を行っていないため、依然としてS-400の配備がF-35計画への復帰を妨げる主要な障害となっていることは間違いありません。
加えて、トルコはS-400を完全に廃棄する気配を見せておらず、システムの稼働状況についても詳細を明らかにしていません。この問題が解決しない限り、アメリカがトルコにF-35を再び売却する可能性は非常に低いと言わざるを得ないでしょう。
トルコのF-35復帰の願いは、その切実さを理解しつつも、容易に実現するとは考えにくく、トルコのロシア接近はアメリカをはじめとするNATO諸国に深い不信感を抱かせました。これを払拭するには、S-400の問題だけでなく、より包括的な信頼回復が必要ではないかと筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)は考えます。
いずれにせよ、F-35の再導入が実現するかどうかは、トルコの外交政策、特にアメリカとの関係修復にかかっています。戦闘機を巡るトルコのひっ迫した防衛事情がどのような進展を迎えるのか、国際社会は注目しています。
関 賢太郎(航空軍事評論家)
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( 262322 ) 2025/02/08 18:01:50 0 00 =+=+=+=+=
大方の予想どおり。 初飛行したKAANの試作機は、形こそF-22やF-35の様なステルス戦闘機の形状をしているが、各種アンテナやパネル周辺等は全く低RCS処置がなされていない事が見て取れます。いつ頃、配備に耐えうる機体になるのか、またトルコが言う『F-35を超える性能』を達成し得るのか、課題が多すぎて、見通しが立たないのではと思います。 勢いで初飛行まで一気に行ってしまう環境と、多くの兵器開発で技術を蓄積しており、トルコはある意味すごい国だとは思いますが、やはり第5世帯戦闘機の開発は簡単ではない事が改めてよく分かりますね。
▲213 ▼20
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ウクライナ侵略の泥沼化で、トルコやインドといったロシアと親しい国も方向転換を始めました。 自国の戦争での兵器消耗が激しすぎて本体や部品の供給が安定しないうえ、もともと性能的にも西側製と比べて劣るとなれば、選択肢からはおのずと外れていきます。 トルコ自身もS400の導入については今さらながら「やっちまった」と感じているのでしょう。 供給の不安定化については、中立を盾にウクライナへの兵器供給を渋ったスイス製もユーザー離れを起こしています。
▲98 ▼11
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トルコと云えば地域の大国なのでメンツ的なモノがあるのかな。 実際問題としてギリシャと領土問題があるといってもギリシャからトルコに攻め入る事は考えられない。 ギリシャにトルコを征服する国力は無いから。 それはイスラエルに対しても同様で例えば局地的な些細な紛争でしてやられても国が滅ぶような脅威にはならない。 一番の脅威はやはりロシアであろうが、シリア配備のロシア軍機をF16で落とした実績もありロシア自体疲弊しきって今後百年くらいは侵略など無理だろう。 もう一つ、アラブの盟主たるサウジもF35を熱望している国でコチラは取り敢えずイエメンのフーシ派、イランに手を焼いているという面があるがシリア・イラクを挟んだ近隣国ということでトルコは無関係で居られない。
▲11 ▼15
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トルコがF35の購入を望んでいるところを見れば、トルコの国産戦闘機のKAANはF35などを代替するだけの能力は期待できないということだろう 第五世代機に位置付けられているが、その世代に値するだけの能力もないのかも知れない 韓国のKF21もそうだが 戦闘機の国産開発は莫大な費用を費やしても、そうそう上手く行くようなものではなく KF21も、すでに韓国の空軍内部から、調達数は出来るだけ少なく抑えて米国からの戦闘機購入を進めるべきとの意見も出ているくらいだ F35はF22を除けば第五世代機の中では最高の能力があるだろう ロシアのSu57や中国のJ20もF35を勝るかどうか怪しいからな 加えて同世代機の中では安価な方だし 購入資格のある国は、国産に拘っているフランスや政治的に購入が難しいトルコや台湾のよな国を除けば、ほとんどが購入するだろう
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S-400配備によるこの問題は既に言い尽くされた感があるが、イスラエルを手厚く擁護するとトランプ政権の再登板によりトルコのF-35取得は増々遠のくのではないか。一方、外交政策を「ディール」と称してビジネスライクに進めるトランプ流のやり方からすればF-35は格好のセールスアイテムだ。 単にトランプとエルドアンというお互い個性の強烈な指導者で中東政策でぶつかる関係にあるという事を勘案すれば、さすがのトランプもF-35を易々とトルコに売りはしないだろう。 但し、F-35という「ゲームチェンジャー」的な戦闘機による戦略環境への影響という部分をトルコが高く評価していると、トランプに大幅な譲歩を提供する見返りに購入というディールが成立する事も考えられなくもないと思う。
▲7 ▼5
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トルコがF-35にかわる戦闘機を独自開発できる可能性はない。 日本ですら単独開発は諦めたのに・・・・・
地政学的に重要な場所にあるトルコはそれを盾にして好き勝手してきた。元々NATOに加盟できるような種類の国家ではない。地政学的理由で加盟させてもらったに過ぎない。ロシア側につくよりマシだからね。
▲15 ▼2
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西側陣営にいながら、東側のロシアの最新兵器を購入するのがそもそも間違い。 最新兵器を購入できるという事は、その国と友好的という事になるので、アメリカは情報漏洩やトルコそのものを警戒している。
▲106 ▼6
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S-400を防空システムとした時点で、こうなることが分からなかったのか?
レーダー波で計測されることを嫌うステルス機、ましてやアメリカやNATOが積極的に導入を進めているF35のRCSが丸裸にさてしまうし、S-400のブラックボックスがロシアに渡ることは当然あり得る。
トルコはNATOでありながら、結構ロシア寄りだ。 まぁ、F16Vが買えただけ良しとするしかない。
▲23 ▼3
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激怒というか、最新装備の提供は最恵国クラスの待遇で、F-35は先端技術のカタマリと言ってもいいくらいのシロモノですから、ロシアから主力防空ミサイルを導入してる国には出せないということでしょう。
もっとも、俺ならF-35なしでも勝てる自信ありますけど。
ちなみに、F-35のステルス能力はまだコンバットプルーフがないので「圧倒的」とは言えないと思います。
▲6 ▼42
=+=+=+=+=
そのS-400も結果は張り子の虎だったし、この先メンテの部品も枯渇するしで大変そう。 やっちまったねぇ、トルコ。
ま、F-35が順調かというと、それはそれで色々問題はあるしね。 それに頼らず自国開発の機があるってのは良いことじゃね?
▲45 ▼4
=+=+=+=+=
> その強力なレーダーシステムがF-35のステルス性能を暴露するリスクがあると懸念されたからです。
これが事実だとしたら情報リソースは機密保持上の大問題であるし、全くのデマだとしたらこれもまた問題である。
結局はアメリカの利益に反すると判断される事をしてしまったのだろうね…それ以上の事は想像でしかない。
▲3 ▼2
=+=+=+=+=
>その強力なレーダーシステムがF-35のステルス性能を暴露するリスクがあると懸念されたからです
それが理由なら、既にロシアにとってF-35のステルス性は脅威では無いということ。 軍事的な理由ではなく、米国企業の兵器を買わなかったことに対する極めて政治的な理由でしょうね。
▲11 ▼33
=+=+=+=+=
「その強力なレーダーシステムがF-35のステルス性能を暴露するリスクがあると懸念」 既に完成しているS-400に懸念も何も・・・。 それだけの付き合いがあるロシアにF35の機密を流される事を懸念したんでしょ。
▲99 ▼9
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二股かけた代償は大きかった! もうないと考えるべきで、信頼失墜はデカい。
同盟国でもなく、このS400な背信行為は、自ら掘った穴なので、そこに入るべき。 いずれにせよ、信義のない国なのたから、アメリカはF35を渡してはならない。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
NATO加盟国なのにS-400はありえんな。エルドアンの失敗。 ウクライナ戦争でS-400はハイマースの弾道ミサイルで破壊されているし、 ちょっとカタログデータより低性能な感じ。
▲62 ▼7
=+=+=+=+=
アメリカ強いね〜… アメリカより遥かにちっぽけな我が国としても先ずは「カタチ」からでも真似よう。あっちの国から人質取られて遺憾砲のみ、そっちの国からはレーダー照射されて未だ謝罪すら無い。その国の情けない姿勢が国民にも伝播し、個々の自信喪失=衰退まっしぐらなんじゃないの?
▲0 ▼1
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S-400がウクラナイ侵略でボロボロになってたり、供給面で不安が出たりと結果論ですが導入は完全に失敗でしたね
▲28 ▼3
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軍需産業のためにもめ事作ってどうにかならないのかな。 ほんとは戦闘機なんか必要ないのに。
▲2 ▼2
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S-400をアメリカに寄越せばF-35を売ってあげても良いぞ、と言われたらしいが、それやったら今度はロシアにF-35の情報がダダ漏れだな。
▲8 ▼7
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NATOの一員なのにどこと戦う気なんだろう。 イスラム国家なはずだけど立ち位置がわからない。
▲8 ▼2
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防空ミサイルをウクライナに渡してしまえば 解決なのかもしれませんね。
▲30 ▼7
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NATOに加盟しながら、ロシアにも良い顔したいなんて、虫が良過ぎると思わない神経が理解できません。 国の信用を軽く見たツケですね。自業自得です。
▲23 ▼0
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欠陥機の誉れ高いF-35とサヨナラできると喜んでるのかと しっかし結局ライトニングも名機なのか駄っ作機なのか毀誉褒貶が激しすぎて分からん!
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とりあえずクルドは引き取ってくれ
▲86 ▼1
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「KAAN(カーン)」頑張ってください。完成すれば怖いものなしですよ。がっばれー!!
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折角なのでS-400をアメリカに引き渡したらスッキリする。
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なんでこの人は毎回、筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)って記事に入れるんでしょうか?
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ウクライナに売れば解決
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F35より高性能なら、買わなくてええやん
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ドローンでいいやん。
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KF21で、どお?ズッコケぶりを見たくもある。
▲8 ▼6
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そんな事より日英伊で進めてる次期戦闘機の話しろよ
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