( 263361 ) 2025/02/10 18:37:07 0 00 セクハラ、パワハラ問題により、芸能活動休止を発表した生島ヒロシ
フリーアナウンサーの生島ヒロシ(74)がTBSラジオのレギュラー2番組を降板した。理由はコンプラ違反だという。
元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルや、そこから飛び火したフジテレビ問題を見れば、このご時世、いかにコンプラ違反がまずいかは肌感覚でわかるだろう。生島に対する処分も“まぁ仕方ないよね”という反応が圧倒的だ。
ただし、ライバル局のスタッフは生島の降板は
「とんでもない大事件」
だと声を揃える。まずは時系列を振り返ろう。
1月27日、TBSラジオ『生島ヒロシのおはよう定食』『生島ヒロシのおはよう一直線』の放送終了後に、生島の降板が電撃発表された。理由は番組制作スタッフに対するパワハラとセクハラで、同局は
《TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったため》
と公表。生島が社長を務める「生島企画室」は全役職退任と芸能活動の無期限休止を発表し、公式サイトで
《私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました。さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくなってしまったことがありました》
と経緯をつづった。
「生島さんの『おはよう定食』は記念すべき7000回放送まであと5回でした。金字塔を打ち立てる前に“退場”させたのは、よほど状況が切迫していたからではないか」
と他局のベテラン社員はこう述べると、
「あくまで周辺から聞いた話」
として、生島が“クビ”になった瞬間について次のように明かした。
◆“生島切り”は極秘裏に進められていた
「生島さんがブースに入って放送している最中に、突然訪問予定のなかったTBSラジオの幹部がゾロゾロとやって来たそうです。驚くスタッフに対し、『スマホなどの通信機器には一切触るな』と指示。これは情報漏洩を防ぐための措置だと思います。そして放送を終えて出てきた生島さんを別室に呼び、そこでコンプラ違反の事例を次々と突き付け『降板です』と。生島さんに反論の余地はなかったと聞いています」
通常、メインパーソナリティーの降板や番組終了は、事前に広告代理店関係者などの間で情報共有されることが多い。ラジオもテレビと同じくスポンサーによって成り立っているからだ。
「それが今回はなかったと聞いた。代理店サイドも青天の霹靂で、大慌てだった。“生島切り”は極秘裏に進められていた」(スポーツ紙芸能担当記者)
実際、生島のスタッフに対するパワハラ行為は他局にもとどろいていた。前出の他局社員は
「立場が下の人間に対する扱いがひどいというのは、この業界では有名な話。“もう関わりたくない”とスタッフが次々と辞めていました」
と述べる。
一方で、生島は自身がセールスマンとなり、番組スポンサーを持ってくることも多かったという。
「それらは“生島枠”と呼ばれていました。生島さんがアンタッチャブルな存在になったのは、とび抜けた“営業力”に起因するところもあります。涼しい顔で『今度〇〇(会社名)がお金出してくれるから~』と報告してくることもしばしばでした。また、番組内のショッピングコーナーの売り上げも非常に好調でしたし、TBSラジオとして助かっていた部分は多分にあります」(TBS関係者)
生島はTBSラジオにとって、大きな功労者でもあった。だからこそ、突然のクビ宣告に他局スタッフは驚きの声を上げているのだ。
「生島さんのパワハラ・セクハラ問題はいつ週刊誌に出てもおかしくなかった。一連のフジテレビ騒動を見てもわかるとおり、週刊誌に書かれてから動くのと、マスコミに報じられる前に自浄作用を発揮するのとでは、世間の受け止め方が全然違う。“待ったなし”の状況だったからこそ、“リスク要因”を可及的速やかに処理したのだろう」(前出・スポーツ紙記者)
“身から出た錆”とはいえ、生島もまさかこのような形でライフワークから排除されるとは思ってもみなかっただろう……。
FRIDAYデジタル
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