( 264029 )  2025/02/12 05:20:23  
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トヨタ「ランドクルーザー70」の受注が再開されるという報道があります。

最近のクロカン4WDの人気は高く、スズキの「ジムニーノマド」が大きな人気を得ていることもあります。

トヨタの「ランドクルーザー300」やレクサスの「LX」なども過去に受注停止があった車種です。

トヨタの「ランドクルーザー70」も再び人気を集めており、生産は進んでいますが、部品供給などのさまざまな要因で予定通りに進まないこともあるかもしれません。

しかし、初回の受注分の生産も進んでおり、2025年中には再び受注が可能になる可能性があります。

ただし、購入条件や優先販売については不透明な部分もあり、今後は抽選など厳格な方法が取られる可能性があるとのことです。

(要約)

( 264031 )  2025/02/12 05:20:23  
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 トヨタ「ランドクルーザー70」の受注が再開されるようです。 

  

 発表時から「欲しい」という声が多かったランドクルーザー70(以下ランクル70)ですが、どのような状況なのでしょうか。 

 

トヨタ「ランドクルーザー70」の受注再開となるのか? 

 

 昨今のクロカン4WDの人気には、目を見張るものがあります。 

 

 2025年1月30日に日本デビューしたばかりのスズキ「ジムニーノマド」は、受注開始からわずか4日目に一時停止となるほどの人気。 

 

 スズキの発表によれば、約5万台という生産キャパシティを大幅に超える注文が入ったということです。 

 

 2023年1月にインドで発表されたジムニーノマド(インドではジムニー5ドア)ですが、日本では「ジムニー」「ジムニーシエラ」の納期の遅れから導入が見送られてきました。 

 

 その後、同車は海外100か国で販売されていたこともあり、日本のユーザーはそれを遠目に見るしかありませんでした。 

 

 待たされるというユーザー心理が働いたこともあってか、事前の下馬評通りに発表と共に多くのユーザーがディーラーに殺到。 

 

 31日の段階で、すでに納車数年待ちの状態になっていたという一部販売店からの情報もあります。 

 

 1980年代から1990年代にかけて一大ブームを創ったクロカン4WDですが、その後はディーゼル排ガス規制やガソリン値上げが影響して急速にシェアを縮小。 

 

 その後、市場はSUVにとって変わられますが、20年近く続いたSUVブームにさすがに飽きたのか、2018年の現行型ジムニーの登場で再び脚光を浴びるようになりました。 

 

 受注停止と言えば、まだ記憶に新しいのがトヨタ「ランドクルーザー300」やレクサス「LX」。 

 

 さらに直近では2023年11月、約8年ぶりに国内で復活したトヨタ「ランドクルーザー70」も。その人気ぶりは8月の発表直後から沸騰気味でした。 

 

 ですが、そもそも日本市場向けの生産台数が少ないことがあり、全国販売店の受注割当が各店1台ずつだったという噂も。 

 

 発売からすでに1年以上が経過する現行型70系ですが、製造メーカーのトヨタ車体も努力を続けているようで、デリバリーはまずまずで進んでいるようです。 

 

 ただ当初の月販目標台数は400台でしたが、2024年8月以降は月200〜400台のペースでデリバリー(販売店調べ)。部品供給の問題などの様々な要因で、必ずしも予定通りはいかないのかもしれません。 

 

 ですが、待ち望んでいるユーザーにとっては福音がもたされそうです。 

 

 初回の受注分の生産もメドが立ち始め、「2025年中に受注再開があるのでは」という話が出始めています。 

 

 ある関係者は「生産状況も先行きが見え始めており、年内には初回受注分の納車が完了する見通しだと言われています。ですので、2025年の中盤以降に、受注が再開されると思います」と話しています。 

 

 ただ、気になるのは注文しても購入できるのかということ。 

 

 昨今の新車受注では一部の販売店で、いわゆる常連ユーザーに優先的に販売をしたり、サブスク利用者のみに割り当てたり、コーティングなどの付帯サービス加入を条件にしていたという話も聞きます。 

 

 そうしたなかで、どういう基準で“選外”になっているのかが分からないのでは不安です。 

 

 その部分について、前出の関係者は次のように話しています。 

 

「その点につきましては、一部の販売店でそういう販売方法があったということで、関係省庁からも御指摘をいただいております。 

 

 ですので、次回は購入希望のお客様の中から厳正な抽選で選ばせていただくことになると思います。 

 

 生産現場も早い納期を目指して最大限の努力をしていますが、日本向けの台数が限られているため、お客様にご理解いただけると幸いです」 

 

※ ※ ※ 

 

 様々な状況や事情により日本への供給が制限されているようですが、ジムニーノマドも然り、メーカーは日本のユーザーに向けてスムーズにデリバリーできるよう、さらなる努力を期待したいところです。 

 

友季遙 

 

 

 
 

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