( 264396 )  2025/02/12 19:16:34  
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中日2軍対DeNA 1回表DeNA無死、右越え本塁打を放つ度会(撮影・森本幸一) 

 

<練習試合:中日2軍5-16DeNA>◇12日◇沖縄・読谷 

 

 ドラ1トリオの衝撃の3者連続ホームランに球場が騒然となった。 

 

 1回先頭、23年ドラフト1位の度会隆輝外野手(22)が、中日福田幸之介(19)からプレーボール初球の直球を捉えて右翼席ポール際へ。豪快な一振りで先制に成功した。 

 

 さらに続く19年ドラフト1位の2番・森敬斗内野手(23)が3球目の直球をこれまた右翼席へ。豪快なパワーを見せつけると、続く22年ドラフト1位の3番・松尾汐恩捕手(20)も初球直球を左翼席へ。確信の1発でプレーボールからの3者連続本塁打を決めた。 

 

 これには球場も騒然。異様な雰囲気に包まれた。続く4番・井上は右中間へ大飛球を放つも、フェンス際で失速し、中飛に倒れた。 

 

 しかしその後も打線の勢いは衰えず。3回に九鬼隆平捕手(26)、ドラフト3位ルーキーの加藤響内野手(22=四国IL・徳島)、梶原昂希外野手(25)、東妻純平捕手(23)の4連打などで3点を追加。4回にも松尾のフェンス直撃の二塁打で口火を切ると、井上絢登内野手(24)、九鬼、加藤、梶原、東妻、京田の7連打がつながり一挙5得点。5回までで17安打12得点の猛攻を浴びせた。 

 

 7回には松尾、九鬼の適時打、8回には根尾から森敬の三ゴロの間に1点を追加した。先発野手全員安打、出場野手全員打点、24安打16得点という切れ目のない攻撃力で、昨季26年ぶりの日本一に輝いた強力打線ぶりを示した。 

 

 ◆スタメンと結果は以下の通り 

 

 1(右)度会=4安打1打点1本塁打 

 

 2(遊)森敬=1安打2打点1本塁打 

 

 3(指)松尾=3安打2打点1本塁打 

 

 4(一)井上=3安打2打点1本塁打 

 

 5(捕)九鬼=3安打1打点 

 

 6(二)加藤=3安打2打点 

 

 7(中)梶原=2安打3打点 

 

 8(左)東妻=4安打1打点 

 

 9(三)京田=1安打1打点 

 

 投手陣 吉野(3回6安打5失点)→森唯(2回無安打無失点)→三嶋(1回無安打無失点)→ディアス(1回無安打無失点)→堀岡(1回無安打無失点)(山崎、浜地、颯) 

 

 ◆3者以上連続本塁打 最長は71年5月3日、東映がロッテ戦の延長10回に記録した5者連続で、4者連続は過去4度ある。3者連続アーチで有名なのは85年4月17日阪神のバックスクリーン3連発。初回先頭打者から3者連続は過去5度あり、20年9月20日にヤクルトの浜田-青木-山田哲が記録したのが最後。メジャーでは24年8月31日にドジャースの大谷-ベッツ-フリーマンが初回先頭から3連発を記録している。 

 

  

 

 

 
 

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