奈良県は韓国の忠清南道と共同で企画していた2025年10月の奈良公園での無料K-POPライブの規模を縮小することを発表した。

県の費用負担が大きく、反対の声もあったため、収容人数を1500人のなら100年会館に変更し、費用を約2900万円に削減する方針を示した。

アーティストは2、3組が出演予定で、詳細はまだ決まっていない。

（要約）

FNNプライムオンライン 

奈良県は「KーPOPの無料ライブ」について、規模を縮小する方針を発表した。 

奈良県は友好提携を結ぶ韓国の「忠清南道」との共同開催で、2025年10月に奈良公園で「K‐POPアーティスト」などを招いた無料ライブを企画していた。 

しかし、1万人が収容できる奈良公園での開催は、県の費用負担がおよそ2億7000万円にのぼるため、県民からは「税金の無駄遣い」など反対の声もあがっていて、県議会は規模の縮小などを山下知事に求めていた。 

これを受けて知事は、収容人数が1500人の「なら100年会館」での開催に変更し、費用を約2900万円に削減する方針を示した。 

奈良県の山下知事は13日の会見で、ライブに出演する予定のアーティストは2、3組で、まだ詳細は決まっていないと述べた。 

また、韓国側に予算を縮小するという県議会の意向を伝えた際には、「（当初予定していた）トップレベルのアーティストを派遣することができなくなることについては、大変残念な様子だったが、ある程度はご理解はいただいた」と説明した。 

（関西テレビ 2025年2月13日） 

関西テレビ