( 264996 )  2025/02/14 04:41:46  
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倉庫内に積まれた備蓄米=2025年2月12日午前11時2分、埼玉県内、西岡臣撮影 

 

 高騰する米価を抑えるための備蓄米の放出について、農林水産省は13日、放出量を21万トンにする方針を固めた。このうち初回は15万トンとし、状況を見て追加する。14日に江藤拓農水相が公表する予定だ。 

 

 2024年産の生産量は前年よりも18万トン多くなる見込みだ。一方で、農協など主要な集荷業者が昨年末までに確保できた量は、21万トン少ない。農水省は、この21万トンを流通の目詰まりを示す量として問題視しており、その穴埋めをする。 

 

 備蓄米の放出は、集荷業者に対して行う方針だ。入札で選んだ業者に売却し、1年以内に同じ業者から同量を買い戻すことにする見通しだ。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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