( 265046 ) 2025/02/14 05:41:05 0 00 2025年2月13日、日産自動車は会見を開き、ホンダとの経営統合検討と交渉を終了すると発表した。合わせて経営再建計画「ターンアラウンド計画」の進捗状況の説明があり、その中で今後投入される新型車発表計画の一部も説明された。以下、その部分のみまずは整理してお届けします。
文:ベストカーWeb編集部
「経営再建計画が遅れているという報道があったが、そういうことではないということで進捗状況を公表した」
日産本社で会見に登壇した日産自動車の内田誠社長は「ターンアラウンド計画」の進捗を発表。生産拠点の再編(タイ工場を含む3工場の閉鎖を含む500万台→400万台へ)や販売費および一般管理費の削減などとともに、「商品力の強化」も発表された。
会見に投影された、「お客さまの多様なニーズに応えるモデルを市場投入」というスライドには、2025年に北米市場へ投入されるローグPHEV、2026年度投入予定のローグe-POWERとともに、2025年度には新型軽自動車が、2026年度には大型ミニバンのシルエットが映し出されていた。
スライドには「大型ミニバン」と名指され、「2026年度」と書かれていたが、これは誰がどう考えても次期エルグランドのことを指す。2010年に登場した現行型(3代目)エルグランドは、今年で15年目に突入。ライバルのアルファード/ヴェルファイアが売れまくっているだけに、日本を代表するフルサイズミニバンの祖として去就が注目されていた。
スライドには「第3世代e-POWERが搭載される」とも記載されており、大幅燃費向上、運動性能のアップとも公開された。2026年度!あと1年半!カウントダウンが始まった。
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