( 265221 ) 2025/02/14 16:12:05 0 00 道路が陥没した現場=2025年2月10日午後0時3分、埼玉県八潮市、朝日新聞社ヘリから、嶋田達也撮影
埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けた下水道管の全国緊急点検について、国土交通省は14日、埼玉県内の3カ所で腐食などの異常が確認されたと発表した。そのほか、下水道が原因ではないが、道路下に補修の緊急性が高い空洞が6カ所見つかったという。
いずれの異常や空洞についても、今回のような大規模な陥没に至る恐れはないとしている。
国交省によると、異常が確認された3カ所は埼玉県和光市の新河岸川水循環センターにつながる下水道管。管路のずれやマンホール内壁の腐食が見つかり、放置し続けると穴があいて土砂が流入し、空洞ができて陥没に至る恐れがあり、すでに県が対策に着手するなどしているという。
また、補修の緊急性が高い空洞は、埼玉県と奈良県で2カ所、東京都と神奈川県で1カ所見つかった。深さ1.5メートル以内の浅いもので、いずれも対策を実施済みという。
朝日新聞社
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