山口県下関市の「下関ふく連盟」の郷田祐一郎理事長からフグの刺し身が贈呈され、それを受け取った石破茂首相が「うまい。

コリコリ感が違う」と評価。

首相官邸で食べ方や漁法について質問し、日本酒を求める冗談も飛び出した。

林芳正官房長官も同席し、郷田氏がフグが北上し漁獲量が減少していることを説明する場面もあった。

（要約）

「下関ふく連盟」の郷田祐一郎理事長（左）からフグの刺し身を贈呈された石破茂首相（中央）、林芳正官房長官＝１４日午後、首相官邸 

　「うまい。 

　コリコリ感が違う」。石破茂首相は14日、山口県下関市の「下関ふく連盟」の郷田祐一郎理事長らと首相官邸で面会し、天然トラフグの贈呈を受けた。食べ方や漁法などを質問しながら刺し身を試食。冗談めかして「日本酒は？」と求める場面もあった。 

　同市が地元の林芳正官房長官も同席し、「昔は初競りは日経平均株価と連動していると言われていた」とうんちくを披露。郷田氏は、環境の変化でフグが徐々に北上し、漁獲量が減少傾向にあると説明した。