( 267326 ) 2025/02/18 18:45:20 0 00 渡邊渚さん
昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さんが18日までに自身のインスタグラムを更新。近影をアップし、初フォトエッセー「透明を満たす」の内容について長文で思いをつづった。
渡邊さんは「
を読んで感想をくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝し、ふんわりとしたドレスで腕や足を見せたアップ。「ちょうど一年前の今頃は、まだ体力もなく、私はなぜ生きているんだろうと自問自答していました。当時の日記を見ると、『時々楽しくて幸せなことがあっても、その幸せの痛み止め効果はあっという間になくなってしまう』とベッドの上で書き残していました」と振り返り、「そんな真っ暗な日々の中で考えていたことや感じていたことを『透明を満たす』に綴りました」と改めて説明した。
「第1章はこれまでの人生や会社員時代、PTSDや治療などについて。現実が辛すぎて息をしているのも耐えられず、自分で自分を傷つけた日についても書きました」とし、「自分の身体がどんどんボロボロになって、心も頭も元々こんな人間じゃなかったのに、と何度も思って、悔しくて悔しくて何度も泣きました。書くのは容易ではなかったですが、これを残すことがほんの少しでも誰かの何かを変えたり考えたりするきっかけになれば、私も病気になった甲斐があるかもしれません」と思いを吐露。
「第2章は、今と、これから。救われた言葉、心の声、女性としての悩みや、辞めるということなど、さまざまなテーマで書きました。『夢を持つことーたとえ持っていなくても』のテーマは短いですが、個人的には思い入れのある文章です」とした。
「“トラウマがあるから、PTSDだから、一生日陰を生きていかなきゃいけない”なんて前例を作りたくないと改めて強く思っています。私はこの本にまっすぐ嘘偽りなく向き合い、書きました。透明を満たすというタイトルに込めた思いが届いたら嬉しいです」とつづり、「文章はすべて自分で書きました」と添えた。ストーリーズにも写真をアップし、「透明を満たすの内容について。生きたい人生を諦めない」とコメントした。
渡邊さんは23年7月から体調不良で療養し、フジテレビ退社後の昨年10月1日に自身のインスタグラムで「PTSD 心的外傷後ストレス障害」の専門治療を終えたことを報告した。
報知新聞社
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