( 268366 )  2025/02/21 15:48:44  
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FNNプライムオンライン 

 

高校無償化に関連し、石破首相は「“便乗値上げ”があって良いとは全く思っていない」と述べ、私立の授業料などについて注視するべきだとの考えを示した。 

 

高校授業料の無償化を巡っては、石破首相が17日に、私立に通う世帯への就学支援金の上限を「45万7000円をベースに」引き上げる方針を示しているが、学校側が便乗して授業料を値上げするのではないかとの懸念も浮上している。 

 

21日の衆議院予算委員会で、“便乗値上げ”の懸念を取り上げた自民党の柴山元文科相に対し、石破首相は「便乗値上げなどということがあって良いとは全く思っていない。そういうことがないように、よく注意をしていきたい」と答弁した。 

 

また、石破首相は、就学支援金など“個人への補助”と、私学助成金など“学校への補助”について「バランスをとって見定めていく」と述べた。 

 

一方、柴山氏は、自民党内から高校無償化を進めることで「他の教育予算を減らすようでは本末転倒」との意見が出ているとの指摘もした。 

 

これに対し、石破首相は「無償化は良いが、教育の予算が減るということはあってはならない」と述べるととともに、「子供たちが大きくなった時に負担してもらう、先送りがあって良いとも全く思っていない」として、安定した恒久財源を確保する必要性を強調した。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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