( 268441 ) 2025/02/21 17:09:33 0 00 当たり前のように思える「バック駐車」ですが、欧米では「前向き駐車」が主流となっています。
そうした文化の違いに対し、SNSなどには多くの声が集まっています。
「バック駐車」で整然と多くのクルマが並ぶ日本の駐車場[イメージ画像:画像AC]
欧米などの多くの国では、前向き駐車が主流です。
出庫時は後方の確認が求められますが、入庫時の運転操作が比較的容易なことが挙げられます。
また大きな荷物を積み込む際にも、前向き駐車のほうが合理的と考えられているようです。
一方日本では、バックによる駐車が主流です。
入庫の際に一定以上の運転技術が必要とされるものの、限られた駐車区画のなかにより多くの駐車が可能となります。
バックならばクルマの構造上内輪差が生じないため、駐車に必要なスペースを最小化することができるからです。
土地の狭い日本ならではの事情といえるでしょう。
こうしたことから、駐車場そのものの構造についても大きな違いが見られ、日本では土地が高価である都市部を中心に、多層式駐車場(タワーパーキング)や多段式駐車場が広く普及しています。
また基本的に路上駐車もNGなことから、さまざまな形態の時間貸し駐車場(コインパーキング)が見られるのも特徴といえます。
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このような駐車におけるさまざまな違いについて、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「(海外旅行の際に)ショッピングモールでサクッと停められたのが新鮮だった」「街中も路駐だらけなのに驚いた」など、海外での駐車事情に接しカルチャーショックを受けたという声でした。
一方で「高速のSAなどでは頭から斜めに停めるところも多いけど、わざわざ向きを変えてバックで入れている人が意外と多くて驚く」といったコメントも見られます。
さらに「日本でも、住宅街のコンビニ駐車場などで前向き駐車指定の場所はすごく多いけど、守っているクルマが少ない」と嘆く声も。
良くも悪くも、バック駐車という行為が日本のドライバーに深く染みついてしまっていることがうかがえます。
くるまのニュース編集部
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