( 268576 ) 2025/02/22 03:39:56 0 00 立憲・米山氏
21日、衆議院・予算委員会にて、立憲民主党の米山隆一議員が高額療養費について、石破総理を追及した。
米山議員は「189回の社会保障審議会医療保険部会において、高額医療制度の見直しの方向性という資料に『高額医療費の制度の見直しをすると財政影響全体で5330億円ほど改善になる』『その2270億円分については長瀬効果(患者の自己負担が増加すると受診控えが起きて医療費が削減される効果)によるもの』と書いてある。ところで、石破総理は先ほど『受診控えは起らない』と言っている。受診控えが起こらないんだったら、この2270億円の削減はされない。ということは、財政全体の影響も5330億円ではなく3100億円ぐらいになる。もう言っている前提が異なる。『高額療養費の見直しで5330億円の改善ができるからやりましょうね』と言っているのに、総理が今言ってるように、受診控えが起こらないんだったら効果は3100億円しかない。一体どっちなのか? 総理の言ったことはすでに矛盾している」と質問。
これに石破総理は「正確に答えたいので、ぜひ厚生労働大臣を呼んでほしい。そういうものは、国民に対して私ども政府としてきちんと説明する責務がある。そこはよく留意してほしい」と回答。
米山議員はさらに「総理がね、『受診控えは起こりません』と言ったわけだから、別に私が悪いんじゃない。長妻議員がちゃんと通告してる中で、総理が矛盾した答えを言っている。だから、それを指摘させていただいた。でも、答えられないということだったらそれはしょうがない。ともかく、総理自身がその前提を理解せずに答えたということ。それを理解せずにそう言っちゃったことは認めください。それは理解してなかったんですね?」と追及。
石破総理は「厚生労働省並びに厚生労働大臣において、患者の方々と何度も何度も話し合いをさせていただいている。そういうようなものを経た上で今回の決定に至っている。私どもが何もやらないでこのようなことを決めたわけではない。いかにしてそういう方々に負担がいかないかということを詳細に検討した結果、このような結論となっている」と答えた。
米山議員は笑みを浮かべて「それは結構です。ただし、それは何せ総理の答弁が先ほど間違っていたということですから。はい、それはもう結構です。間違ってます。はい。それはそれでいいので。はい、結構です」と話題を切り上げた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部
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