( 268596 ) 2025/02/22 04:01:57 0 00 FNNプライムオンライン
石丸伸二氏に公職選挙法違反の疑いが浮上する中、2月10日には市民団体により告発状が提出された。石丸氏は21日の会見で、自身の疑いについて改めて否定し、当時の経緯を語ったが、「イット!」では都知事選当時、石丸陣営の選対責任者を務めた藤川晋之助氏に見解を聞いた。
21日午前10時ごろ、東京・港区の会見場に現れ、報道陣に一礼した地域政党「再生の道」の石丸伸二代表。 自身に浮上している、公職選挙法違反疑惑を改めて否定した。
再生の道・石丸伸二代表: (担当者は)人件費という名目は(見積書に)あるけど、その中身実態を伴わないものだから、変えてもいいというふうに認識していたんです。 で、それをもし当人が、人件費を払うつもりで言ったとしたら、それは違法行為ですけども、それは選対本部としても許容してないですし。 (担当者も)そのつもりはないと言われています。
疑惑の発端は、石丸氏が立候補し得票数で2位と健闘した、2024年の東京都知事選挙。
投開票日直前の集会をライブ配信した制作会社に、石丸陣営が人件費を含む約100万円を支払った公職選挙法違反の疑いが浮上している。
2月10日には、市民団体により東京地検に告発状が提出されたのだ。
21日の会見で、石丸氏は当時の経緯をこう説明した。
再生の道・石丸伸二代表: (制作会社の)K氏は97万7000円の見積もりを提出してくださってます。 その中に人件費があるので、これはダメだと。(制作会社側に)その旨が伝わっています。 (その後)人件費が入っていない見積書が提出されました。
石丸氏が言う、改めて提出された見積書の金額が、人件費を含む見積書と同じだった点については…。
再生の道・石丸伸二代表: 97.7万円で、前回と金額変わらないんですけど、内容が変わってますっていう報告を受けたら、おっしゃる通りの疑問を我々も持ちますので。 そうなってないということは、この時点ではそういう認識は持てなかったということです。
業界の慣習などにより、そもそも見積書がざっくりとしたもので、人件費は含まれていない認識だったという説明だ。
一方で、自身の関与については改めて否定した。
再生の道・石丸伸二代表: (集会は)私の発案でやろうというものではなかったので、私の意思はそこには、そもそもなかったと。
21日の会見後、都知事選の際に石丸陣営の選対責任者を務めた藤川晋之助氏は、「イット!」の取材に応じた。
当時の石丸陣営選対責任者・藤川晋之助氏: (当時は)「そんなの選挙違反にもなりがちだからやめたほうがいいよ」と申し上げた時に(制作会社と交渉した)Tさんの態度というのかな「いやいや、もうこれは決めてあります」みたいな、少し強気みたいなところがあったんで、えっ、と思ったんだけども…。
今回の疑惑について、藤川氏は「公職選挙違反に当たるかどうかは司法の判断に任せるしかない」としている 。 (「イット!」2月2月21日放送より)
イット!
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