( 268866 )  2025/02/22 17:41:27  
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三輪記子弁護士 

 

 弁護士の三輪記子氏が22日、読売テレビ「あさパラS」に出演。維新の兵庫県議2人の情報漏えい問題について語った。 

 

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、知事選期間中に文書作成者の私的情報などを政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏に提供したと認めた維新県議の岸口実氏と増山誠氏が、県議会調査特別委員会(百条委)委員を20日に辞任した。岸口氏は昨年11月1日に文書作成者の私的情報などが記載された文書を立花氏に渡す場にいたことを認め、増山氏は同年10月31日、知事選への影響を考慮し非公開とした百条委の尋問の音声データを漏えいした。 

 

 日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事が「本人たちの思いがあるのは分かるがルール違反」と批判したことに、「優しすぎると思います」と三輪氏。「百条委の過程で一部に有利なことだけを出すのは議員としてありえない。法律違反かどうか以前に政治家としてありえない。辞職して当たり前なのに“思いは分かる”って…私は思いは分からないです」と断じた。 

 

 番組では橋下徹氏のX(旧ツイッター)でのコメント「兵庫県議会の維新はルールを重視する維新の精神から完全に逸脱。解散やろ」も紹介した。三輪氏は「橋下さんがおっしゃってる通りで、そう考えるのが普通と思う。その甘さは何なんですか?っていう。吉村さんもこんな甘い発言してたら、ご自身の政治責任を問われる可能性がある」と、厳しい態度を求めた。 

 

県議が刑事責任に問われる可能性も「ゼロじゃない。自分のものではないデータなどの媒体をよそに出したら、窃盗罪が成立する可能性がある」と指摘し、「大問題ですよ」と語った。 

 

 また、県議が刑事責任に問われる可能性が「ゼロではない」と指摘。「自分のものでないデータとかの媒体をよそに出したら、例えば窃盗罪が成立する可能性はあると思う。大問題ですよ」とあきれていた。 

 

 

 
 

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