( 268926 )  2025/02/23 03:53:58  
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今井絵理子参院議員(2022年撮影) 

 

 島根県は22日、日本と韓国が領有権を主張する竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))の問題解決に向けた、「竹島の日」の式典を松江市で開いた。 

 

 丸山達也県知事らに続いて、政府代表として、今井絵理子内閣府政務官があいさつしたが、今井氏の登壇時やあいさつ中、聴衆からやじのような罵声が相次いで飛ぶ場面もあった。 

 

 今井氏は「第20回という『竹島の日』式典の節目の開催に当たりまして、政府を代表してごあいさつを申し上げます」と切り出し、竹島について「歴史的事実に照らしても国際法上も明らかに、我が国固有の領土です」と述べた。 

 

 「問題解決に向けた確かな足取りを踏み出せたとみなさまが実感できるよう、これまで以上に地元のみなさまと連携しながら、情報発信の一層の強化につとめてまいります」と述べた後、「みなさまにおかれましては引き続き、力強いご支援、ご協力を…」と述べた際、「ご協力」というフレーズでかんでしまうと、ここでも大きなヤジが飛んだ。 

 

 今井氏は、ヤジに特に動揺した様子は見せなかった。時折顔を上げながら、用意した手元のあいさつ文を読んでいた。 

 

 県は式典に首相や閣僚の派遣を求めているが、政務官が参加するのは13年連続。また、「修学旅行のよう」と批判された自民党女性局のフランス研修で今井氏が注目されたこともあってか、インターネット上では22日午後、「今井絵理子」がトレンドワードに浮上した。 

 

 「なんか軽いね。大事な事なのに」「行ってこい!と言われただけでしょう」「批判があるようだけど、誰が行ったって同じだよ。今井絵理子氏で『領土問題』が注目されるんならいいじゃん」「今井絵理子さんに上手く竹島をPRしてもらえれば良いですよね!」など、賛否両論のコメントがみられた。 

 

 一方、今井氏に飛んだやじについて、石本崇・岩国市議は自身のX(旧ツイッター)に「『島根県は、大臣を呼んだんだ タレントを呼んだ覚えはない!!』とのヤジが飛んでいた」と、投稿した。 

 

 

 
 

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