( 268984 )  2025/02/23 05:01:09  
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宮城県で製造された生食用カキを食べた37人が食中毒を発症し、ノロウイルスが検出されたことから、製造会社に対し営業停止が命じられた。

宮城県は消費者に対し、販売された「宮城県産大粒生牡蠣」を食べないよう呼びかけており、製造会社は自主回収を行っている。

(要約)

( 268986 )  2025/02/23 05:01:09  
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自主回収となった商品(宮城県提供) 

 

宮城県は2月22日、石巻市の水産加工会社が製造し、全国のコストコで販売されている生食用カキを食べた10代から60代の男女37人が食中毒を発症したと発表しました。 

 

食中毒の原因となったのは、石巻市の水産加工会社「海幸」が製造し、全国の「コストコホールセール」で販売されている「宮城県産大粒生牡蠣(500グラム)」です。 

 

宮城県によりますと、2月13日から21日にかけて、「宮城県内の施設で製造加工した生食用カキを食べて食中毒を発症した」との通報が、全国から県に相次ぎました。 

 

保健所は、発症の経緯や複数の患者の便からノロウイルスが検出されていることなどから「海幸」が製造加工したカキを原因とする食中毒と断定。宮城県は、ノロウイルスを取り除くための適切な処理ができていなかったとして「海幸」に対し22日から24日までの3日間、営業停止とする行政処分を出しました。 

 

宮城県は2月3日から15日の間で販売された消費期限2月17日までの「宮城県産大粒生牡蠣」を食べないよう注意を呼びかけるとともに、商品を製造した「海幸」が自主回収を行っています。 

 

仙台放送 

 

 

 
 

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