( 269296 )  2025/02/24 04:20:18  
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FNNプライムオンライン 

 

斎藤兵庫県知事の疑惑について調査する百条委員会を巡り、知事選への影響から「非公開」とすることが決まっていた証人尋問の録音データをNHK党の立花孝志党首に提供したと明かした、兵庫県議会の「維新の会」に所属する増山誠議員が「日本維新の会に対して離党届を提出した」と明かした。 

 

増山議員は、「元県議が黒幕」という文書が立花党首に手渡された場所に同席し、百条委の副委員長を辞職した岸口実県議、立花党首にコンタクトをとったという白井孝明県議(ともに維新所属)と23日午後1時から記者会見を開いていた。 

 

増山誠議員はまず、「録音データ提供はルール違反。申し訳ございませんでした」と謝罪した。 

 

そのうえで、記者から「責任はどうとるのか」と聞かれ、日本維新の会に離党届を提出したことを明かし、また議員辞職については、「有権者の声を聞きながら、判断したい」と述べた。 

 

増山県議:責任の取り方という意味では、まずは百条委員会の委員を辞任させていただきました。本日、日本維新の会に対しては離党届を提出しておりまして、まだ受理はされていないかもしれないですけれども、離党の意向でございます。議員辞職等に関しては、有権者の皆様の声を聞きながら、これから判断してまいりたいと考えております。 

 

録音データの提供の動機や経緯については、次のように述べた。 

 

増山県議:片山氏(元副知事)の『クーデター』に関する証言と、パレード担当課長がなくなったことと知事からのパワハラと関係ないことというのは、文書問題の重要な要素であるというふうに考えて、『これは公益に資する情報ではないか』ということで、『この情報を県民の皆様が知らないまま選挙に突入してしまう』という危機感があって、情報提供を行ったわけですけれども、ルール違反であったことは事実ですので、この点において大変反省をして、申し訳なかったと考えています。 

 

立花氏にデータ、お渡しした経緯と言うことですが、確か、10月30日か29日ぐらいに私の方から連絡をして、『一度お会いしたい』ということで、お話をさせていただきました。 (10月)31日に、カラオケボックスでお会いをして、このデータをLINEでお送りしたという形です。 

 

百条委員会のメンバーだった、維新の増山誠県議は、去年10月に知事選への影響を考慮して「非公開」で行われた百条委員会の証人尋問の音声データを、NHK党の立花党首に渡し、SNS上に公開されることになった。 

 

音声には、片山元副知事が告発者の私的な情報に言及し、「疑惑の調査には関係ない」と委員長が遮る場面が含まれていた。 

 

増山県議は19日、「立花氏に提供した」と配信番組で明かし、20日、百条委員会の委員を辞職していた。 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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