( 269576 ) 2025/02/24 17:50:50 0 00 <大阪マラソン>スタートを切った招待選手ら(撮影・中辻 颯太)
◇大阪マラソン(2025年2月24日 大阪府庁前~大阪城公園内の42・195キロ)
9月に東京で開催される世界選手権の男子代表選考会を兼ねて行われ、大アクシデントが発生した。
中間点は1時間2分29秒と日本記録(2時間4分56秒)の更新も狙える好ペースで推移。だが、30キロを過ぎての折り返し地点を先頭集団のランナーが折り返さず、報道車についていく形で20メートルほど先で折り返した。
直前の1キロが3分で、この1キロは3分11秒となり、10秒程度のロスがあったとみられる。中継のNHKで解説を務めた早大監督の花田勝彦氏も「ちゃんと案内しないとダメですね」と苦言を呈した。
レースは近藤亮太(三菱重工)が2時間5分39秒の初マラソン日本最高で日本人トップ2位、細谷恭平(黒崎播磨)が2時間5分58秒、青学大の黒田朝日が2時間6分5秒の学生新記録をマークしたが、ロスがなければタイムを短縮できた可能性が高い。
▼世界選手権の男子代表選考 参加標準記録は2時間6分30秒。23年4月~25年3月のジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ4のチャンピオンが決定。他に選考期間内に日本新記録をマークして期間内に保持し続けた選手や標準記録突破選手から選ばれる。
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