( 269706 )  2025/02/25 04:31:57  
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「コストコ」で全国販売 カキ37人食中毒 生食用と加熱用何が違う? 

 

 全国の会員制スーパー「コストコ」で販売された生食用カキを食べた37人が食中毒症状を訴えました。 

 

 今月13日以降、全国18の自治体で症状が確認され、複数の患者からはノロウイルスが検出されています。 

 

 製造した宮城県の水産加工会社が、およそ1万1000パックの自主回収を進めています。 

 

 寒い時期ほどうま味が乗るといわれるカキ。スーパーなどで売られているカキには、生食用と加熱用がありますが、何が違うのか知っていますか? 

 

50代 

「どっちかが養殖ですかね」 

 

40代 

「生のやつがちょっと古くなったら加熱用かな。鮮度?鮮度の違い?」 

 

 その違い、実は鮮度じゃないんです。生食用と加熱用、何が違うのか?スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長に聞きました。 

 

秋葉社長 

「新しいから古いからってことではなく、とれた海域によって変わる。当然、新しいとか古いとか、生食用、加熱用関係なく、鮮度は新しくなきゃまずいので」 

 

 生食用と加熱用の違いは、採取された海域や処理の方法です。 

 

 カキは海中の食中毒を引き起こす細菌やウイルスを、内臓に蓄積しながら育ちます。そのため、生食用については菌が少ない海域で採取することや、採取後の浄化処理が食品衛生法によって厳しく定められています。 

 

50代 

「なるほど、腑(ふ)に落ちました。勉強になりました」 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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