( 270418 ) 2025/02/27 03:37:34 2 00 〔国際女性デー50年〕女性差別語、なぜ広辞苑に? 売れ残り・男勝り・内助の功… 担当者「誕生の背景考えて」時事通信 2/26(水) 13:33 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/ccf82c42cdbd62b0d7c0a423f0cecb1884d7e57e |
( 270421 ) 2025/02/27 03:37:34 0 00 インタビューに答える岩波書店辞典編集部の奈良林愛さん=2月3日、東京都千代田区
言葉の意味や用例を調べる際に役立つ広辞苑。
約25万の収録項目には「売れ残り」や「男勝り」など女性差別と解釈され得る言葉もある。男尊女卑を助長する言葉がなぜ載っているのか。3月8日の「国際女性デー」を控え、担当者は「差別語の背景を知らないと差別に加担する恐れがある。人を傷つけ得る言葉に出合った時は、それが生まれ定着した背景や理由も考えて」と話している。
広辞苑は1955年初版で国語辞典と百科事典の役割を兼ねる。岩波書店(東京都千代田区)が出版し、2018年には最新の第七版が発行された。
その広辞苑には女性差別語になり得る言葉も多い。例えば、「売れ残り」(俗に、婚期を過ぎても独身でいる女性)や「オールドミス」(未婚のまま婚期を過ぎた女性)などの言葉からは「女性は早く結婚すべきだ」との意識がにじむ。
女性の性格に関しては「男勝り」(女でありながら、気性が男にもまさるほどに勝気であること)がある。容姿については「女は化け物」(女は化粧や着物次第で美しく変わるの意)が載る。
家庭に関する言葉としては「出戻り」があるが、これは「いちど嫁(か)した女性が離縁して実家に帰っていること」で、女性だけに使われる。「内助の功」(夫が外でしっかりと働けるのは、家を守る妻の働きがあるということ)や「夫唱婦随」(夫が言い出し、妻がこれにしたがうこと)には家父長制の名残もうかがえる。
これらの掲載理由は何か。岩波書店辞典編集部の奈良林愛さん(43)は「広辞苑には日本語を隠すことなく記録し、正確に解説する使命がある」と説明する。
奈良林さんは「過去の文学作品を読む際、それらを辞書で引けないと文章の意味が分からず誤読する恐れもある」と指摘。若手部員からは「売れ残り」などの解説に関し「女性差別的な部分を削除すべきでは」との意見も出て議論になったが、「言葉の価値判断は読者が行うもの。時代の変化に伴い項目自体を削除することはない」と話す。
「差別的な言葉を広辞苑からなくしても差別は解消されない」と強調する奈良林さん。「言葉は社会の縮図であり、女性蔑視の言葉は男性中心の社会から生まれた。それらを見聞きした際は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主人公のように『はて?』と立ち止まり、一般語として定着した社会の構造や歴史を考えてほしい」と訴える。
【編集後記】「女性蔑視の言葉が定着した背景を考えてほしい」。取材中、奈良林さんの言葉にはっとした。記事を普段書く際、差別語・不快語のリストを基に「この言葉は使える・使えない」と安易に判断してきた自分を恥ずかしく思った。
「売れ残り」や「内助の功」といった言葉が生まれ定着した背景には、「女性は早く結婚すべきだ」「妻は外で働く夫を支えるもの」という考え方がある。「言葉は社会の縮図」との指摘を胸に、言葉への感性をさらに磨き、社会を見詰めていきたい。(時事通信社会部記者・今井直樹)。
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( 270420 ) 2025/02/27 03:37:34 1 00 このテキストの多くは、辞書における差別用語や古語の扱いに関する意見や議論が中心になっています。
(まとめ) | ( 270422 ) 2025/02/27 03:37:34 0 00 =+=+=+=+=
言葉を調べる辞書に説明がなければ、辞書の役割を果たせません ゆえに掲載に意味がある思いますし、辞書や文学ではなく人の気持ちが差別を生むと思います
社会が変われば使うべき言葉も変わりますが、使われない言葉を知ってこそ今を知ることも大切と思います
▲7431 ▼98
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時代に合ってない言葉でも、こんな言葉が使われていた時代があったんだ。と語り継がれるのも歴史では無いでしょうか。こんな細かい事議論しているならば、戦争中の日本軍人さんの言葉や思想を知らせるのもおかしいとなります。時代は変わりますが、歴史の知識として今後の世代にも必要な辞書であって欲しいです。
▲39 ▼6
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女性に対する差別も男性に対する差別も無くすことが男女平等だと思います。 また、婚期なども出産希望者の理想的な結婚の時期は確かに存在はして、それを否定することはできませんが、「売れ残り」についても「お店の商品に使う言葉だけどかつては若い頃に良縁に恵まれなかった人に使われた悪い一面(歴史もある)」とするのが良いと思います。 「内助の功」も「昔は結婚して女性は婚家で家事をする時代があったけど今は男性も女性も働くことも家事に専念することも選べるので、妻を支える主夫にも使えます。」とすると良いと思います。 「男勝り」はもはや会話で使われるべきではない言葉だと思います。 しかし、昔の文献や小説やエッセイを飲むときに意味を調べられないと大変だし差別的な用語がセリフに含まれる本を禁書とするのも文学上宜しくないので、「今は使うべきではない昔の言葉」として広辞苑に書き残すことが大切だと思います。
▲23 ▼14
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部落差別と同じじゃないかな。知らない、教えない。それを数世代にわたって続ければいずれ忘れ去られ差別がなくなる。そう考えるから部落差別を持ち出すと寝た子を起こすな論争になる。だが実際は適切に教えなかったがために新たな部落差別が起こり(もしくは起ころうとしている)YouTubeなどに差別的な動画がアップされていると聞く。(見ると再生数が増え、増長するので見ていない。) 同様に女性差別的な言葉を辞書に載せずに忘れ去られようとしても誰かが必ず掘り起こし、新たな差別が生まれる可能性はある。辞書に載せその正しい意味を後世に残すことは必要なことであると思う。
▲1160 ▼152
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昔の文学作品を読む際など、旧来の価値観で書かれた文章に触れる機会など沢山あると思います。むしろそういった機会が沢山なくてはなりません。 物事を学ぶ際に必要となるのが辞書。かつてはこうした価値観で世の中が動いていたと知ることはとても重要かつ必要なことです。 重要なのは考えること、その考えるための材料となる過去の文学などを知ることであり、それら旧来の価値観を調べることもできなくしてしまうのは決して良いことではありません。 現在の価値観において間違ったこととされるから辞書から消去してしまおう、この考え方は間違っており非常に危険です。こうやって問題視すること自体バカバカしいほどに大間違いと言えるでしょう。
▲2786 ▼45
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広辞苑に過去の言葉が掲載されていることを批判するのは、少し違うように感じます。辞書は単なる単語帳ではなく、言葉の歴史や使われ方を記録するものだからです。「売れ残り」や「オールドミス」といった言葉は、現在ではあまり使われませんが、過去の小説や記事を読む際には、意味が分からないと困ることもあります。社会の価値観は変化し、言葉の使い方も変わっていきますが、重要なのは言葉を使う人の意識だと思います。辞書から言葉を削除しても、考え方自体が変わるわけではありません。むしろ、そうした言葉が生まれた背景を知ることが、これからの時代には大切なのかもしれません。
▲1689 ▼52
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野郎(男性を指す俗称)、小僧(男児を罵る呼称)レディーファースト、ひも等も立派な男性差別擁護だと思いますがそちらも問題にしたらどうですか? また、テレビなどで女性器の俗称や女性を揶揄する表現は断じてNGなのに、男性器の俗称や男性(特に高齢男性)を罵ることはネタとして笑いものにしていることも立派な差別だと思います。
▲3023 ▼433
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辞書から言葉を消したところで、差別がなくなるわけじゃないですよね。むしろ、そういう言葉が載っているからこそ、「なんでこんな表現が生まれたんだろう?」って考えるきっかけになると思います。言葉って、その時代の社会を映す鏡みたいなもの。昔は当たり前だった価値観が、今では問題視されることもあるし、逆に今は普通に使っている言葉が、未来では見直されるかもしれない。大事なのは、言葉をただ禁止したり削除したりすることじゃなくて、その背景や歴史にも目を向けること。そして、自分が使うときに「この言葉、本当に適切かな?」って考えることだと思います。言葉について考えることは、社会について考えることでもありますよね。
▲1082 ▼25
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こんな記事が出るってことは、つまり出版社に抗議した人がいるのか。
これらの言葉が現代では差別ととらえられかねないというのはわかるが、そういう時代背景を知ることこそ差別撤廃のために大事。こういうのに抗議している一部の過激派フェミニストは、逆に女性差別へ加担しかねないことをしているというのをちゃんと理解した方がいい。
▲998 ▼49
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辞書は言葉の意味を記すもの。どの程度の時代を対象とするかにもよるが、昔の文献において出て来る単語の意味を記す必要も当然ある。差別的だからと言って言葉を殺す事をしたところで、差別がなくなるわけではない。言ってしまえば、意味がなく寧ろ害しかない行為である。差別が無くなっても、過去の文献を正しく読めて、当時の感覚を知ることができるのも歴史を知る上で重要。正しく知るからこそ、差別がいけないと知ることになる。その正しく知ることを言葉を消して阻害したら、それこ同じ事を繰り返すだけでしょう。もっと俯瞰で先を見据えて考えるべきでしょうね。 まぁ、でも男女で筋力差があるのも事実だから、男勝り、という言葉もあながち間違いじゃないし、逆に打たれ弱い男は、女々しい、とか言われるわけだし。内助の功も、内助が別に現代なら男女どっちでもいいわけで、わざわざ言葉を消すほどの事でもない。
▲73 ▼2
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差別語というのは、テレビが使用禁止用語として指定するところまでは何となく理解できるのですが、問題なのはそれがある種の権威のようになって、一般人をも拘束するようになったことです。差別後にも歴史的な背景や歴史があり、それをどう使うのか、はたまた使わないのかを我々一人ひとりが考える必要があるように思います。それと、悪気がなく使ってる人を責めるのはやめたほうがいいと思います。もし悪気があるなら、そのニュアンスが非言語的な表現として出てくるはずですから、そこで判断できると思います。
▲287 ▼10
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母を使った言葉は多く、母国、母校、母港、母船、空母やおふくろの味なども含めれば、戻ってきて安心にくつろげるという意味で使われていることが多いと思います。 あえて時代に合わない面だけを強調して、気に入らない言葉は抹殺しろという言葉狩りの思想には全く同意できません。 言葉も歴史と同じで、時代とともに様々な変遷を経てきたことを知ることは重要だと思います。
▲273 ▼5
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言葉狩りこそ差別意識の現れだろう 意識から無くなれば言葉は使わない、必要ない 狩りでは無く、意識からの差別の排除こそが大切 単に単語や用法を否定したところで、違う言葉が出てくるだけ 差別という前近代的考え方を意識するのは歴史を学ぶのと同じ 戦争なんてものも無くなれば良いが、現実には無くなってない、歴史で学ぶだけであって欲しいものだ
▲258 ▼11
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性別による差別だけでなく、年齢や地域、職業に対する差別もあります。
①言葉そのものではなく、それを使う側の差別意識が問題であり、言葉だけをなくしても同じ意味で使用される言葉が生まれてくるだけになると考えます。 ②その言葉が生まれた時は差別的意味が込められたものが、今では違う意味になっているものもあるので(その逆もしかり)、差別用語であるという判断が難しい言葉もあると考えます。 ③言葉は文化でありその当時の価値観や、社会性は今と異なるものです。もちろん差別があることは現代で良い事ではありませんが、その当時の価値観そのものを否定する事は現代までの歴史を無視してしまうと考えます。
▲71 ▼1
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辞書もそうだけど、身分差別で使われる言葉が、変換されなくなっている。訓読みで1文字ずつ出して用語を作らねばならない。「石女」や「オールドミス」は男女差別専用の差別用語だとは思うけど、「売れ残り」「種無し」は普通に使う言葉で、そこに意味を付けたに過ぎない。これは使ってはいけないマークか何か分かるようにして、歴史上あった差別用語も辞書には載せて欲しい。歴史を学ぶ上でも必要だし、禁止用語、無礼用語、大昔用語の印をつける必要はあるかも知れない。辞書が混乱するけど、使ってはいけない言葉の存在や意味を知るのも必要。辞書から削除すると、若い世代の性格の悪い人が、使いだすかも知れないし。まず初めに差別と区別の違いから教育するのが大切だけど、そこがなされていないのが問題。
▲210 ▼40
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「売れ残り」は売り場に並べた野菜や果物などが閉店間際でも残っている状態で、元々は差別語ではありません。それを婚期を逃した女性の比喩として使われ、定着した言葉と言えます。 言葉狩りをしてその言葉が差別語とされれば、別な一般用語を同じ意味の差別的比喩として使う人が現れるでしょう。 結局、特定の属性を持つ人を差別や揶揄しようとする人がいる限り、言葉狩りをしても新たな差別語が生まれるだけです。
▲96 ▼4
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言葉は時代と共に変わるけど、それを辞書から消してしまうのは違うと思います。広辞苑の役割は「今の価値観でフィルターをかけること」じゃなくて「言葉の歴史や背景を記録すること」だと思います。 言葉自体が問題なのではなく、それをどう使うかが大事で、使われた背景を知らなければ、なぜその言葉が差別的だと言われるのかすら分からなくなります。 「差別語だから削除すべき」っていうのは、歴史を見なかったことにするようなものです。むしろ、そういう言葉がなぜ生まれ、どんな時代で使われていたのかを知ることで、今の社会がどう変わったのかを考察できると思います。
▲199 ▼8
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言葉狩りをするよりもなぜ差別語なのか、なぜ差別がいけないのかという道徳感の普及に力を割いた方が良いのではと感じます。 言葉は変化するので仮に今ある差別の言葉を消しても同じような意味を持つ言葉ができたり隠語として今ある言葉にそういう意味を持たせた使い方が生まれるだけでしょう。 現在では男性にも使えそうな言葉も多くあるので、そういった言葉は意味を拡張し女性に限定しない言葉としていくのも良いのではと思います。
▲3 ▼4
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差別があるから差別用語が生まれる。 言葉を禁止しただけでは、差別が残る。差別をなくすためには、何が差別かを言葉で表現する必要がある。 例えば、「〇〇という表現は差別ですよ」と言う場合など。 言葉の必要性がある限り、辞書にのせる必要がある。 必要性があるかどうかは出版社が決めることだ。 完全に差別がなくなり、差別用語が廃語になれば、その言葉を辞書にのせる必要がなくなることはありうる。
▲20 ▼7
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その言葉の意味だけでなく、言葉の生まれた経緯や背景も踏まえたうえで理解するからこそ差別的な言語は使わないようにしようとなるのではないでしょうか。差別的な意味を含む言語を広辞苑から削除っていうのは臭いものに蓋にしかならないかと。過去は変えられないのでその反省をふまえてこんな言葉もあったんだけど…って方が多様性の大事さが分かるのではと思います。
▲9 ▼0
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『はいからさんが通る』新装版で追加された『読者の皆様へ』の文章を思い出します。現代から見て不適切とされるものを修正・削除することは当時誤解や差別があったことをも覆い隠すことになる、歴史や意識の変化を伝えることが真の差別解消につながると考え当時の表現を掲載したという内容です。さらに、当時と現代の2つの時代に思いをはせ考えるきっかけになれば幸いであると〆られています。差別は、言い換えや単語の規制ではなく「何が差別なのか」を理解した上で対処しなければならない問題でしょう。
▲45 ▼0
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立派な考え方だと思います。 語源は差別語だけど現代では普通に使われている言葉もありますし、昔は普通に使われていた言葉だけど現代では差別語扱いされる言葉もあります。
言葉を正しく使うためには、辞書に正しい意味が掲載されている必要がある。
▲69 ▼9
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言葉やその背景にある価値観や考え方が時代に合わなくなったとしても、言葉そのものを消すのは全く意味が違う。今の価値観も未来には不適切になるのかもしれないし、何もかも現代の価値観を押し付けるのは横暴だし、その言葉を当たり前に使ってきた祖先をも否定することになりそう。なので広辞苑がこういった言葉を残し続けることに共感します。
▲7 ▼0
=+=+=+=+=
言葉自体は単なる歴史であって罪ではない。 そうした意味を持つと言うだけで消されなくてはいけないというのでは、歴史など成り立たないし、過去から教訓を学ぶことも出来なくなる。
それに、目を背けたところで歴史が無くなるわけではないしな。 言葉狩りなど百害あって一利もあるまい。
▲290 ▼12
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言葉の意味や成り立ちを知ることも理解を深めるきっかけになりうるのに、その言葉自体を表示させないことが解決になるとは思えません。 根本から差別の意味合いを含ませて作られた言葉たちではないだろうし、使う人の意味合いでも変わるものもある。過去の文献や当時の価値観のままに表現された文書等で残る文があるなかで、その文字たちの意味を表すのは広辞苑などの辞書だろうし、そこで言葉を排除することは辞書として意味をなさないことになりかねないと思う。
▲1 ▼1
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云うところのポリコレ(political correctness)の流れは不幸ながら実際に存在した歴史を純化してあたかもなかったかのように修正する危険性もあると思う。辞書で語義や語源に触れて使うべきではない理由を考える機会はとても大切と思う。
▲160 ▼8
=+=+=+=+=
そもそも差別用語じゃなくてその時代の一般的な価値観から生まれた言葉なんだよね。
女性が若いうちに結婚しないのも自由という風潮が生まれたのはつい最近のことで、それまでは女性は若いうちに結婚するのが幸せだと女性当人たち含めてみんながそう思ってた。だから婚期を逃していることを表す言葉が生まれた。 これは悪意を持って揶揄する意図のものばかりではなく、単に一般的な状態から外れたことを表してるに過ぎないものが多い。
現代で言い換えるなら「遅刻魔」とかだろうか。これは単に時間を守るのが良いとされているからそれに当てはまらない人を指す言葉であって差別の意図ではない。 もし将来時間を守らないのが一般的になり、我々の「遅刻魔」を差別だと言われても今はこうなんだから仕方ないだろう。
時代ともに価値観は変わるんだから今の感覚で差別的だからといって当時の価値観を否定しても仕方ない。
▲91 ▼19
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「差別」という言葉がなければ「差別とは何か」を考えることは難しい。 女性差別を表す言葉がなければ、女性差別とは何か、なぜ女性が差別されてきたのか、どのように女性差別をなくしていくのか、を考えることはとても難しくなる。 安易に差別を表す言葉を狩ることは、差別自体がなかったことにしてしまう。 それは極めて危険な行為だと思う。
▲33 ▼4
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知らなくて良い事はない。特に言葉は時代が生んだ表現方法の一つ。例え知っても、興味を持っても、それを使ったり行ったりする判断するのは身についている良識や配慮かあれば、ただの知識の一つ。 ここに載っている様な言葉を使ってなくても、性別だけでなく差別はあるんだから、言葉だけ取り上げて無くしたって、差別の解決にはならないです。
▲6 ▼1
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編集後記にあるように省みられているようなのでよろしいのではと思いますが、記事に使えるかどうかという用語リストを辞書にも当てはめて善悪を判断しようというような、物事を自身の物差しでしか判断できない態度はやはり危険でしょう。 差別用語という正義を掲げれば言葉狩りをして回っても良いわけではないし、摘発する側される側というような立場を固定化させようとする行為自体が次の差別につながっていくと思う。
▲36 ▼0
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言葉の意味を知るだけでは無く、その言葉が使われていた社会や時代の背景も知る事でより理解する事が出来るかと思います。女性の差別的な用語であっても、そうした事を知れば言葉の深い意味を知る事が出来て、それが差別に加担しない事にも繋がって行くのでしょう。通常は差別用語を残しておく事が差別になりかねないと思いましたが、パラドックス的な考えで奥が深いと思います。
▲3 ▼0
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差別用語や侮辱語であっても何処かで知ったうえで抑制することが必要です。子どもの頃外国人を侮辱する言葉ですが、意味がわからないまま他人の真似して使い傷つけたことがあります。知らなければ差別用語を使えないはずと勘違いしてはいけません。曖昧な理解で使っている言葉で、他人を傷つけていても気が付かないことは多いのかも知れません。
▲5 ▼1
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差別語をなくしても、差別している・されている人自体はいなくならないし。暴力団を排除しようとして、法律を変えても「そういう人」はいなくならないし形態を変えて現れるし、風俗をなくそうとルールを変えても、そこで働く人や働かせる人はいなくならないし、どこかで別の方式で商売するだろうし。人間が誰しも根源的に持っている性質の現れだと思うから、変えることはできないと思う。その性質をどのように使うかは人類の課題なんだと思う。抽出条件を変えてもデータ自体は変わらないし。
▲48 ▼2
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気に入らないから排除するって感情だけで過去に存在したものまで否定するような考えはおおよそ広辞苑というものの選定基準から最も遠い判断だと思う。 それに広辞苑にあるから「使う」「使わない」と大半の人間は判断しません。 使ってる人が居るから掲載する、使われなくなったから掲載されなくなるわけです。 「どうすれば掲載から外せるか?」と考えれば自ずと答えがわかりますよ、それは「騒がない事」です。 それらの言葉を意識させる事は使われる可能性を飛躍的に上げようとしているとしか思えません。
▲1 ▼0
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言語は人間のコミュニケーションのツールであり、ことばそのものが意味を持つのではなくそれに意味を与える(意味づけをする)のはそれを使うそれぞれの人間。 ツール(道具)の使い方は本来自由であり制限できる性質のものではない。
例えば花という1つのことばに対してもそれが持つ意味は一定の共通認識はあっても、人の数だけ無限の意味を持つ可能性がある。
存在するまたは存在したことばは現実にツールとしてある(あった)のであり、それを集めたものが辞書だろう。 それを特定の人のことばへの意味づけにより辞書から外すというのは、存在する(存在した)言葉を特定の人間の解釈で消滅させるということになる。
女性差別語もそれを差別語と受け取るか否か、差別語として使うか否かは個人のことばへの意味づけにより異なるのだから、自由な意味づけまで規制するようなことはおかしい。 狭義の、言語における統制とも言えなくないと思う。
▲6 ▼1
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> 奈良林さんは「過去の文学作品を読む際、それらを辞書で引けないと文章の意味が分からず誤読する恐れもある」と指摘。若手部員からは「売れ残り」などの解説に関し「女性差別的な部分を削除すべきでは」との意見も出て議論になったが、「言葉の価値判断は読者が行うもの。時代の変化に伴い項目自体を削除することはない」と話す。
大事だと思ったのはこの2点。100年前と今とは違う意味の言葉は数多くあるだろう。過去から現在までの意味が書かれている辞書辞典がなければ、どんな名作でも本人の受け方次第で意味の通らない理解不能な本で終わる可能性もある。 また、言葉の意味は時代によって変容することは当然として、変容する前後両方を記載し、その言葉の意味の価値判断は個人がするべきだと思う。辞書・辞典に載る事柄は事実が記載されるべきで、その数は広く使われている用法ならいくらでも掲載される方が、価値判断もしやすくなるだろう。
▲2 ▼1
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辞書という性格上、差別用語だから削除をするというような短絡的な発想はおかしいと思います。差別用語であることを明示するようなマークやアイコンを表記するなど対策はあるはずです。
それより用語が増えて、解説が短くなってきていることに問題意識を持つべきだと思います。以前に串田孫一先生が辞書は古い版に価値があるようなことを述べられていたのを思い出しました。
▲5 ▼2
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不毛な言葉狩りを辞書がしないのは当然です。 そんなことをすれば明治の文豪の小説なぞ意味が通じなくなってしまうぞ。 社会が変化すれば自然と言葉も変わってくるが、たとえほとんど死語となっても古語辞典に収録されるまではせめて広辞苑にはのせてほしいものです。 新語を積極的に収録する辞典もあっていいし、それぞれ特徴があっていいでしょう。
▲25 ▼1
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人類の歴史のなかで人権の概念が生まれたのもまだまだ最近で各国の情報がここまでタイムリーに知れるようになったのは正に革命。ヘイトが問題視され個人が尊重されることがグローバルスタンダードとはいっても、長く家長制度が続いた日本人は古い考えの人に育てられ影響を受けてきた割合もまだまだ高く変化を受け入れるのはなかなか難しいところなのかもしれませんね。 特に男性は男性であるだけで尊重されてきたところがあるから、大事にされる根拠を失い突然能力主義に晒されてプライドに折り合いをつけるのが難しくなったところもあるのでしょう。 まぁ、お正月には神社に詣り、クリスマスを盛大に楽しむ国民性だから、都合よくジェンダー平等を叫び、一方で家庭的な女性を喜び、年齢を重ねた女性を無価値と貶めて喜んでいるような方々増えているから世界からしたら変な価値観なのでしょう、まぁ女性もですけどね。
▲15 ▼5
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ジョージ・オーウェルの「1984年」という小説はビッグブラザーという独裁者が支配する世界で生きる人間を描いた作品。 その中で国の機関で働く男が「辞書から難しい言葉を削除する」という仕事をしていた。 そうすることで人々から複雑な思考をする能力を奪い反乱を起こす考えを無くさせる狙いがあった。 この記事見てなんか上記の話を思い出した。
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まさに温故知新といえるのではないでしょうか。 差別的だから、今は使われていないからと削除してしまうのは臭い物に蓋をするのと同じことかと思います。 文学はまだしも辞書からもその言葉が消えてしまったら、また似たような言葉が生まれてくる可能性があります。 同じことを繰り返さないという教訓としても掲載は必要だと思います。
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辞書・辞典は簡単に言葉を削除するべきではない。もちろん使われなくなった複合語、すでになくなった書留小包みたいなものは削除して問題ないですが、そうでないものは残しておかないと辞書としての価値がなくなる。国語辞典ですので、古典に分類されるまでは今までにどんな言葉が使われてきたのかが掲載されていないと調べたいものが調べられない。広辞苑であれば古典分野も掲載しているので「うつくしい」に対して「かわいらしい」もしっかり掲載されている。
女性差別語を掲載しなくなると言うことは、この世に女性差別がなかったとすること。それは事実あったので、掲載しておけば良い。辞書に載せるななんて、どこの◯産党でしょうか? 逆に男性を卑下する言葉、民族を排斥する言葉、人種への蔑称も掲載しておくべきである。それをやめたとき、その辞書は辞書であることをやめた読み物に成り下がったということ。
▲78 ▼3
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言葉狩りをして消してしまえば差別が無くなるわけではない。広辞苑に限らず様々な辞書や辞典はこの様な根拠で掲載されている。差別は人の心が生むもの。何故その様な言葉が生まれたのか時代的社会的背景を知ることは大切だと感じている。
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広辞苑担当者の言葉通りで、その言葉がどの背景で産まれて来たのかが必要ではないかと思います 広辞苑は、職場もしくは、殆どの会社には置いてあり、良く参考にさせてもらってます。 女性差別語だけでなく、部落差別語など、まだ数多くあり、その事自体を知る事も大事な事では無いでしょうか
▲2 ▼0
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辞書から言葉が無くなれば(コトバの削除) 過去の文章の意味がわからなくなるわけで つまりは過去を捨てることを意味する
歴史修正主義な~んて騒ぎ立てる連中は言葉狩りにも熱心で ならば本当に歴史を改竄しているのは誰なのか 考えるまでもない
母が私に最初に買ってくれたプレゼント(多分)は 私が生まれた年の国語辞典 今も持っている
国立国会図書館で過去の辞典もオンラインで閲覧できるから 少し古い文章に出会った時には 言葉をチェックしてみると面白い
▲9 ▼0
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辞書に載らなければ言葉は風化するかもしれませんが、差別は風化しません。
例えばパソコンの日本語変換辞書に差別的表現が含まれていないという問題は、90年代頃から指摘されながら一向に改善されませんでした。しかし表現に蓋をすれば、差別がなくなるわけではありません。言葉を知らなければ、その背景にある意味や意図を知ることもできません。むしろ無知が人を傷付けてしまうことも少なくない。差別を知らない=差別を行わないことにはならないのです。
しかもこの記事で挙げられた言葉の多くは、かつては差別的意図などかけらもなく、ただ日常的に使われていた言葉に過ぎません。社会通念などいくらでも変容します。今の価値観だけで物事は判断できないのです。にもかかわらず項目を削れというのであれば、それは差別撤廃にはまるで繋がらない、ただの言葉狩りですよ。
▲0 ▼0
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言葉は流動的なものと思います。現在、明治時代や戦前の言葉で使われなくなった言葉は沢山あります。また、文学はその時代を反映してその時代の言葉が使われています。読書する時に言葉の意味が分からなければ、内容の理解度が浅くなります。一見差別用語と解らない「若いつばめ」。辞書を引かないと解らない時代になっています。
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現在では差別に値する言葉はたくさんあります。ですが、その言葉が持つ意味を知る事は差別を無くしていく上で必要なステップだと思います。知った上で、学んだ上で、行動にうつすことが大事なのではないでしょうか 知る事に繋がる辞書から安易な考えで消してしまうことには賛成できません
▲37 ▼1
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今回は言葉に関する話題ですが、ようやく女性差別に関してのトピックに対して、男性差別も存在するという当たり前のことが認識され始めてきたことを嬉しく思います。 シフト制の職場で、午前中女だけのシフトの日に昼から出勤すると、しんどい力仕事が当たり前のようにやり残されていて、申し訳ないけどお願いしますの声掛けもなく、当たり前にあなたがやってくださいみたいな空気感出されたりとか… そのくせ女性の権利みたいなこと主張されてもげんなりなんで、平等訴えるなら、つらいことも男性同様に引き受ける覚悟をもって生きてもらいたいものですね。
▲7 ▼1
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辞書ですら調べられず、タブー視することが、差別解消に繋がると考えていることこそ安直だと思うから同じ意見だよね。アンタッチャブルな領域を形成するより、この言葉ってそぐわないよなとか、偏ってるなと感じる感性をこれからの人は磨くべきであって、臭いものにフタをして、差別解消できると思うような議論するやつは、何も本質が見えていないと思わざるを得ない。
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差別というか、性別による役割固定化(いわゆる社会的性別)というのは男性にもあって、「男勝り」というには「男前」、「内助の功」というには「大黒柱」とか、多くは対になる男性への社会的な役割の押し付けがあるんだよね。この記事もそうなんだけど、いくら「女性デー」の記事とはいえ、そういう非対称性は未だに強い。たとえば自分も、上司からいろいろ押しつけられて反発すると「お前○○ついてんのか」と言われたことが多々あるけど、そんなの誰も問題視しないもんね。
もっと、本当の意味でフラットに考えないと、そういう固定概念はなかなか解消されないんじゃないかな。
▲2 ▼0
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言葉には歴史的背景があり、言わば歴史の証人。差別だから、不適切だからと言って封じ込めればいいものではないのは当たり前。一部の「人権団体」が言葉狩り的な事をしていますが、辞書や教育の場から差別用語を「隠す」必要はないと思う。その言葉が生まれた背景と歴史を知り、今との違いを考える事が大事。背景と歴史は「知識」。今の時代の中で不適切な理由を考える事が「思考力」。学校だけではなく、家庭でも子ども達にシッカリ考えさそうよ。 最後に、こんな当たり前の事(辞書に残す必要性)わざわざ記事にしなくても良い時代が来て欲しいですね。
▲3 ▼0
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言葉そのものを削除してしまっては辞書の意味がなくなる。差別用語だろうがそうでなくても言葉を削除してしまうのは絶対に反対である。 差別かどうかは時代によってとらえ方が変わっていくだろう。そのためにも言葉の削除はするべきではない。
▲155 ▼3
=+=+=+=+=
言葉を無くしたところで人間の潜在的な差別意識は消えない。こういう言葉があるとした上で個人がどう思うか、どのようにして行けばいいか考えさせるきっかけを作ることこそ意味のあることなのではなかろうか。
▲1 ▼0
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「お利口」や「おとなしい」なども侮蔑目的で使われることがありますね。 商品の「売れ残り」など、女性差別とは思えません。 要は言葉を発する者の心のあり方の問題なので、辞書に載せる、載せないの問題ではないと思います。 その上で、その言葉が差別的意味合いで使われることがあるという注意喚起はあった方が良いと思います。
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当たり前の話で、差別用語ができた背景や使われ方、そこを知らなければその言葉が「なぜ、どういう意味で差別的なのか」がわからない。 そこを理解して文化社会として「差別」の方を直さない限り、一つの言葉を強制的に葬っても同じ意味の別の言葉が出てくるだけ。 ある差別用語がいけないからといって別の言葉に言い換えた結果、その新しい言葉が差別用語の意味と役割を持って使われるようになる例は枚挙に暇がない。 逆に、たしか「デフ」は差別用語扱いだと思ってたんだが、最近聞いた言葉で「デフサッカー」というのがあって、これは障害者と健常者が共に楽しめるものらしい。特に他の名前に言い換えているとも聞かない。 言葉というのは文化の歴史であって、都合の悪いものを「なかったこと」にしても意味はない。むしろそこを理解し教養とすることで差別の解消に資するべきだろう。
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差別的な言葉である、ということを明記できる機会でもあるよね 世界遺産なんかも同様、差別や偏見の歴史があったことやその背景をしっかり伝えることは、無かったことにするよりずっと意義があると思う。
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差別的な言葉の意味を記しておく事もやっぱり必要だと思います。
その言葉を日常で使うかどうかは今の世の中をどう理解しているか個々人に依るんだと思います。
この記事読んで、あ、自分も差別してるんだと思ったのは、 そう言う言葉を使う人やそれ聞いてなんの違和感なく受け入れて使う人らが広辞苑をみて意味を確認するわけないやんと思ってしまった事です‥ 意識変えないとと思いました‥
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辞書に載せるのは当然。 殆ど死語であっても、使用される可能性があるなら載せた方が良い。 大きな辞書なら、最後に使用されてから、かなりの年月の間、掲載を続ける方が望ましい。 差別的であれば、そのように説明を記載し、理由も記載する。 それが辞書の役割。
そもそも、差別的だから辞書には載せるなとの主張は、まともな知識や判断力のある人間ならしない。 差別的であるにも関わらず、そのような説明が欠落しているなら、それは大問題。 絶対に許してはいけない。 だが、辞書から削除したからといって、記事にある通り、差別的な用語を恣意的に使う人間がいなくなるわけではないし、誤解で使っている人間に「差別的」であることを知らしめるためには、辞書に載せ、そのような説明を記載することが、極めて重要。
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逆のような。悪意を持った言葉を投げつけられて意味すら調べられないなら、ずっと陰で言われ続けることになりかねません。現代においては差別的な言葉である、という言葉を付け加えたうえで調べることができるなら、窓口に報告するときに、決めつけよりはと思って、一応調べましたけれど、現代では差別用語に当たる言葉でした。と明言できます。近代文学や古典文学で意味が解らない言葉を調べることも出来なくなれば、その時代ごとの人間の苦しさを理解する足かせになるだけでしょう。
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日本語は中国語と並んで世界トップの難しい言語です。無駄がとても多い。例えば同じ魚に何種類も漢字がある。 無駄は減らしていくべきだと思います。 難しい言語は様々な足枷となります。 ムダなものは減らして、世界共通語の英語を幼少の頃から中学までに習得させる方が良いと思います。
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辞書なんだから、変な言葉も差別的用語も掲載すべきです。使用をお勧めできない言葉には何らかのサインを示すとかの方法もある。辞書はすっべてを網羅する必要がある、後世に「こんな言葉があったのか」って笑える日が来るのを期待します。
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差別語をなくすなら背景にある風習や行動をなくす社会にしないと差別語は続く。女性に対する売れ残りや出戻りに関しては男性と同じように女性が結婚しても姓を変えず自ら嫁に行かない社会を作ればよい。内助の功にしても共働きの時代に片方の仕事だけを支える必要もないし夫婦で上下関係を作らないように同等の権利を周知させるべき。
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ただの日常言語を調べるだけならば普通の国語辞典でいい。広辞苑の役割とは日本人のこれまでの営みを記録することにあるのだと思う。 もし人間が一人で生きていくものならば究極のところ言葉はいらない。名もなき猿だったときから、我々は眼前にあるもの、心の中にあるものを他人と共有するために言葉を使ってきた。社会の中で暮らしを営むということは言葉を使うということ。つまり、言葉の数だけ様々な営みがあった。そこには、善意もあれば悪意もあった。過去から今まであらゆる人が築いてきた言葉による営みの総体が日本の文化、ひいては日本そのものなのだ。それをありのまま残すこと自体に価値がある様に思う。 広辞苑にはこれからも日本のアカシックレコードのような存在で在り続けて欲しい。
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男だてら、女勝り、夫の功とは言われないのは、日本では男性が女性がこなしていた作業を女性以上の手腕でやる人が少なかったからかもしれませんね。 今なら、男性でも洗濯の達人や介護のベテラン、髪結の天才もいるんでしょうけどね。スポットがなかなか当たりませんね。もちろん、女剣士も女大工もスポットが当たっている気もしないので、みんな周りの人に興味ない時代になっちゃったんですかね。たまに女性でDIYのすごい人がいても一過性のブームで動画が上がらなくなっていきますね。 どんなにすごい技能があってもお金にならない誰も注目しないことを続けることが難しいですよね。
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歴史の記録でもあるからね。当時の記録を読む際に意味が分からないと理解困難になるし、自然消滅するにしても、差別用語を削除するにしても、それに代わる別の差別用語に該当する語が生まれるだけで差別自体はなくならず、何の解決にもならない。
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女正月という語がある。 女性は大正月には料理の支度や親戚縁者の接待などに忙しく、正月気分などとても味わえなかったこととから小正月は、女性は実家に帰って骨休めをするなど、女性たちが正月仕事を終えてゆっくりできる日とされたとの事。 これを、「そもそも何故女が接待するんだー!差別だー!」と批判的に騒ぐか、ちゃんと女性の事も考えていて素晴らしいととるか。 ま、この件もそもそも正月料理は男の仕事という地方もあるようで。 言葉遊びしているうちは、平和だと思う。
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これは差別の問題ではなく、価値観の更新に関する問題 現代の価値観では差別に当たる可能性があるとして、その言葉が日常的に使われていた当時に差別的な意図を以て用いられていたかと言えば、決してそうではない 言葉を用いる人々の心持ちはそのままに世の中の価値観だけが変化した。価値観の変化は物事の良し悪しや適正さに大きく関わるので、時代に即した言葉選びを心掛けなければならないが、だからといって価値観の更新ができていないだけの昔の言葉を差別的だとレッテル貼りし臭い物に蓋とばかりに封殺してしまうのは間違っている
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過去の(日本を含む)世界の侵略戦争の歴史を知る事と同じでしょう
昔の戦争がどのようにして起きたのか、その原因や背景を今を生きる人が知ることは大事 例えば、都合が悪いからという理由で、歴史の教科書から過去の戦争の記述を削除したとしても、問題は全く解決しない それどころか、逆に知らないことで未来の人類が同じ過ちを繰り返すことにもなるだろう
差別の原因や背景の問題を解決せずに、「言葉狩り」だけをしても差別や偏見はなくならない ただ、新しい差別や偏見が生まれるだけだと思う
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差別かな?男性と女性とでは身体的な構造が違うので、それに合わせた社会のいち員になるのが自然の成り行きだからその結果や事象に対して表現されるものは差別ではなくその生物特有の事象です。 男性も同じ生理現象などを起こす生物なのに女性だけそんな言い回しされるのなら言いたいことも理解できるけど・・
あと、マッチングアプリや街コンなどで参加費女性は無料、男性は有料になってるけどそういうのもあるから男性と女性って同じに考えるのは無理があるのではと思う。
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そもそも今の若い層にはそんな差別的な考えを持つ者はそんなにいない。
今の団塊世代などがいなくなってくればどんどん男尊女卑の考えを持つ者も勝手にいなくなっていく。
それよりも過去から学ぶことが大事。今の若い世代は学んできたから繰り返さない。善悪の区別判断が付かない無知な世代が愚かなことをやってきただけ。
差別というのであれば同じ苦しみを次の世代に与えないよう、過去の過ちを伝えていくべき。
むしろ記載するなという考えの者たちが危険因子になると思う。
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辞書は、見出しも含めて、
・編集方針 ・言語学、辞書学
に従って編集されなければならない。
そこに異種の規定を持ち込むと、その辞書であるというアイデンティティが崩れてしまう。
言葉は変化する。
かつて悪い仲間の符牒であった言葉も、時代が下って多様な語彙を含む普通語に変わることがある (やばい)。 差別語とされる言葉も、その可能性を孕む。
編集方針に従って、粛々と見出しに立てたり削ったりすればよい。
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60年代、70年代のドラマのビデオには、「現在では不適切な表現・・・」の断り書きがあるが、作品の歴史的価値を尊重して、あえて削除しないものもある。 それによらず、今では辞書でなければ知ることのできない言葉もある。 過去を知るうえで頼るのも辞書。 「死語」になった言葉も含めて、差別だからと削除しなければならない理由にはならない。。。
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時代劇や古い作品では出てくる言葉もあると思うので残してもいいと思う。 過去は男尊女卑だったことは事実なんだし、差別用語も普通に言われてたとおもう。 現在使用すると問題あるが、知識として知っておくのも悪くない。
わざわざそういう言葉をピックアップしてくる記事もなんだかな。
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岩波書店辞書編集部の方のおっしゃる通りです。辞書の役割からいって当然です。そもそも文章を扱う職業である記者が、差別語がなぜ辞書から消えないのだろうと真面目に疑問を抱いたのだとしたら、それはそれで深刻な問題だと思う。
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辞書としての役割としては賛成です。 なんでも臭いものに蓋をすればいいというわけではないですね。今では差別的な言葉でも単純に無かったことにするのではなく、言葉の意味を知るからこそ使ってはいけない言葉なんだと理解してもらえるのだと思います。
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辞書としてはむしろ「差別的に使われることがある(あった)」という説明をしたうえで載せておくべきだと思う。 辞書に載っている言葉だからと言って使っていいわけではないし、なぜ差別語になるのかがわからない言葉も世の中にはたくさんあるので。
あと、「女性差別語」に特化して記事は書かれているが、ぶっちゃけ女性向けだけではない差別語も辞書には載ってますよ。
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「夕焼け小焼け」という学童唱歌には、「十五で姐やは、嫁に行き」という歌詞がある。これだって「自分の子守をしてくれた奉公人のねえさんは15で嫁に行った」という歌であり、哀しい貧富の格差社会を反映しているし、奉公人はさっさと結婚していなくなるものという差別的内容とも言える。だからと言って夕焼け小焼けを歌わないというのはおかしいでしょ。歴史的事実として眺める余裕が欲しい。
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その言葉を使って物事を表現したり推し進めるのと、その言葉を知るのとでは全く違います。 歴史においても同じです。 過去に起きた事、起こしてしまった事を隠すのではなく、正しく誰でもわかるよに残しておく事が大切です。
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女性差別語というのも100年後には一つの歴史だから、それで辞典の言葉が無くなるのは歴史改ざんだよね。差別云々ではなく「言葉」として残しておくことが大事だと思う。それが国、民族、意識を形成していくんですよね。
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言葉の成り立ちや本来の意味として調べる際に使うものなのでそれを削除したら後世の世代でその言葉にいきなり直面した際、何故広辞苑に乗っていないか?使っちゃいけない言葉だからとしか伝わらず、何故使ってはいけない言葉なのかという事が本来の意味として知った上でじゃないと単にダメと言われたからという幼稚な理由になってしまうと思うんだけどな~。女性差別を訴える人ってなんで男性の方も同じように訴えないのか?これも疑問。 世の中意外と女性に優遇している社会だと思いますよ。 お店によっては2つトイレあっても女性用・男女兼用で設備されている所もあるし。権利として当然だから使う事は大いに結構だと思うが、1回女性用は女性が使い男女兼用も女性が使い、男だけ列をなしたことが有って不思議な光景だった(笑)
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差別用語について『載せないと意味のわからない』のは解ります。 掲載については『男女関係ない』状態で載せれば良いと思う。 その手の言葉は『使う人間に問題があり』、性差を理由にするのは違うと感じるのだが? まだまだ日本は男尊女卑があるが、それは日本に限った事ではなく他国も同様かと。 子育てしていて思うのは、義務教育下の女の子のほうがエグい言葉使ってると感じる事がある。 別に女らしくとは言わない。 男女平等に『言葉』に対する躾を各家庭で行う必要があると感じます。
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差別用語として辞書に載せないなんていうのは、文化としての日本語を蔑ろにする行為である。その言葉ができた背景や時代なども踏まえて、その変遷も理解していくことが大事なんだと思う。内助の功なんて言葉は夫婦関係だけにかぎらず日陰で頑張る縁の下の力持ちをたたえるいい言葉だと思う。差別用語とするのは差別を探しているひとがそうしているだけだろうと思ってしまいます。 言葉狩りは、自由な文化や、それこそ多様性を規制する際たるものです。 差別をなくすことと、人の思考を奪うことを、広辞苑は区別しているのが好感が持てます。 変な当てこすりにまけるな、広辞苑。
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>男尊女卑を助長する言葉がなぜ載っているのか 辞書だからです。
>若手部員からは「売れ残り」などの解説に関し「女性差別的な部分を削除 >すべきでは」との意見も出て議論になった むしろこんな意見を抱く編集部員がいるということに驚きです。 辞書を何だと心得ているのか。 (どのような考えでも抱くことは自由で、それを発信して議論できる環境があることは素晴らしいですが)
20年以上前、小学生用の国語辞典の編集に携わったことがあります。 「差別語とされる言葉も載せる。その際、『差別ととらえられることもあるので使わないようにする』といった注意書きをつける」との方針で作りました。 言葉狩りをせず、辞書をひく子ども達に意味と背景を知ってもらい、「言葉によって相手が嫌な思いをするかもしれない」と考えるきっかけになってくれればと願って仕事をしていました。
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良いも悪いも言葉である以上、出版社の考えは尊重すべきである。要は言葉の意味を知った上で使わなければいいだけであり、言葉自体に罪はない。言葉自体の存在を否定するのは、過剰反応とも解されるし、一方的な正義は反発を招くから、安易な考えで非難するのは、どうかと思う。
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こういう言葉はいつも話題になるけど、実際こんな言葉を今だに使うのって少数でしょ。更に言えば差別用語はしっかり記載して同じ過ちや同じような造語を作らないように教育していく事が本当に差別に向き合ってるといえる。
欧米の様にただ言ってはいけないってだけで差別がなくなったかの様に言うのは意味がない。言わないだけでみんな思ってるんだから。
そんな事よりハゲだけはいつまで経っても差別用語認定もされなければ、個性としても認められないけどこっちの方が問題では? 実際ハゲてるだけで人前に出る人気商売や、インフルエンサー的な道はほぼ閉ざされてる。 お笑い芸人くらいのもんでしょ。
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言葉狩りをすることが差別を余計、助長することは論をまたない。そもそも誰もが差別意識を内包していることが、人間という不条理な存在であり表面上、差別が消えたとしても地下に潜り、内部で見えていた時より巨大化して蠢いているものである。女性が癇に障る言葉を世の中から無くし、それに少しでも触れる事が差別なら、あらゆる分野で同じようなパターンによる「使えない言葉」が増え、偽善と綺麗事、タブーばかりが空回りし、本音が出せないので今以上に重苦しい不健全な「建前社会」が展開されるであろう。
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差別語だから、なんでもかんでも削除せよという事を言ってしまう方々の気持ちが理解出来ません。 どんな言葉でも使い方次第で必要(例えば昔の時代背景を説明する等)だと思いますし、条件反射的に反応してしまっていて、そういう場面に思いが至って無いのかな?と感じます。
個人的には、「子供」⇒「子ども」の表現等についても、使いたい様に表現すれば良いのではないかと思っています。 子供の人権を守る事は必要ですが、まだまだ大人の助けが無くては生活出来ず、保護者の お『供』の様なイメージは、まさに字が表している気がしますし。 その文字や言葉を使った人がどの様に世間に見られるかを含めて選択すれば良いだけの話で、それを他の人がとやかく言うのではなく、『あなたはそう考えるんですね~』『そういう風に受け取られても良いと思ってるんですね~』くらいにおおらかな気持ちで受け取れないですかね・・・
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人間って良い情報だけ!に接していたら「無知でトラブルに弱い人間」になると思う。結果・・何もできない人になりがちじゃないかな。
人生って現実はトラブルやミスばかりで、ソレを経験(糧)として次につなげ、より不幸の無い&艶のある生活を送るアップデート方式?になっていると思う。
良い悪いを選別するには、知識があってこそ!なので、辞書や資料に差別言語を無くす事はそのまま「情弱」になるでしょうね
既に他の人が言ってますが、誰がそんな指摘をしているのか?と勘ぐってしまします。理想郷(悪が存在しない)を求め実現させる為の削除を考えているなら・・その方が危険人物では?と思ってしまいます。。
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違う視点から 広辞苑は定価で9,000円以上。 広辞苑オンラインあるし、ググれば言葉の意味は調べられる。 本が書店で売れなくなり、書店が減っている事が問題になっているが、この先も広辞苑の様な本は残ってほしい。
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