( 271031 )  2025/03/01 04:30:21  
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FNNプライムオンライン 

 

政府は28日、岩手県大船渡市で起きている大規模な山火事を受け、対策を協議する関係閣僚会議を石破首相も出席して開催した。石破首相は消防と自衛隊が一体になっての消火活動に全力を挙げるよう指示した。 

 

石破首相は山火事について「現在も懸命な消火活動が続けられているが、いまだに鎮火に至っていない。これまでに多数の建物に延焼し、多くの方々が避難するなど深刻な状況だ」と語った。 

 

その上で、政府として緊急消防援助隊の投入や自衛隊の災害派遣を行うなど、関係機関の連携のもとで、現地住民の安全確保に取り組んでいるとし、引き続き必要な部隊を投入して消防と自衛隊が一体で消火活動に力を尽くすよう、村上総務相と中谷防衛相に指示した。 

 

また、約800人の住民が避難しているとして、避難所の長期化に備え良好な生活環境の確保に万全を尽くすよう指示するとともに、住宅が被害に遭った住民らの生活再建の支援促進と、わかりやすい広報に取り組むよう指示した。 

 

石破首相は最後に「今回の事案は住民生活に大きな影響を与える大規模火災だ。各位にあたってはまさに災害として対処しなければならない事案であるとの認識を新たにし、対応に万全を尽くすようお願いする」と述べた。 

 

 

 
 

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