( 271216 )  2025/03/02 03:17:23  
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さまざまなプラカードなどが掲げられる中で演説する千葉県知事候補の立花孝志氏(中央車上) 

 

 任期満了に伴う千葉県知事選(16日投開票)に立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首で新人の立花孝志氏(57)が1日、兵庫県神戸市の繁華街、三宮駅前で3時間15分に渡り演説を行った。 

 

 会場には「社会のカス」「立花、出て行け」などと書かれたプラカードや看板を掲げる人々が声を荒げ、異様な雰囲気でスタート。「帰れ!帰れ!」コールもこだましたが、立花氏は「イヤです」「おばちゃんこそ、おうち帰ったら?」などと呼応し、立ち止まった人からは「コントみたいやな」などと失笑ももれた。 

 

 立花氏は時々「あ、千葉の人がいたら、立花に一票入れてください」などと訴えたが、ほとんどの時間は立花氏も立候補し「2馬力選挙」とも言われた昨年11月の兵庫県知事選の問題に終始。兵庫県議会百条委員会の非公開データを漏えいした問題で、兵庫維新の会から離党勧告を受けた県議の名前を挙げ「増山誠さんにはこの夏の参院選に、できればNHK党から出て欲しいけど、とにかく選挙に出てほしい」と主張した。 

 

 千葉県知事選には他に無所属で現職の熊谷俊人氏(47)、無所属の新人で元国会議員秘書の小倉正行氏(72)=共産推薦、政治団体「つばさの党」代表で新人の黒川敦彦氏(46)が立候補している。 

 

 

 
 

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