( 271551 ) 2025/03/03 04:02:13 0 00 れいわ新選組の大石晃子共同代表(左)と立憲民主党の安住淳衆院予算委員長
2月28日の衆院予算委員会で、安住淳委員長(立憲民主党)が質問時間を超過するれいわ新選組の大石晃子共同代表に対して「ルールを守りなさい!」と一喝する場面があった。安住氏はヤジを飛ばす立民議員らを叱責するなど、党派を問わず議事進行への注意を促す姿勢が目立っている。
■「大石さん、もういいですか」
大石氏はこの日の質疑の終盤、社会保険料の在り方について質問を重ねていたが、持ち時間を過ぎてしまったという。
安住氏は「大石さん、時間が過ぎています。まとめてください」と注意すると、大石氏も「そうですね、まとめますね」と述べ、再び社会保険料の負担軽減について発言を続けた。
安住氏は大石氏に対し「大石さん、もういいですか」と優しく問いかけたが、大石氏は気にしない。
■「46秒もオーバー」
「よくはないんですね。でも時間が来ています。確かに。でも…」と反論すると、安住氏は「いやいや、46秒もオーバーしている。やめてください」と終了を宣告した。
大石氏は「国の力がないと国民は救えないんです」と話し続けようとしたが、安住氏は「質疑を終了しました。時間を守ってください」と重ねた。
この時点でも安住氏の声のトーンは優しげだったが、大石氏が「待ってください。でもね…」と反論しようとすると、安住氏は「ルールですから。はい次!」とピシャリ。右手首を折り曲げるジェスチャーで、大石氏に質問者席から去るように命じた。
大石氏はぶぜんとした様子で「はい」と答えて席を立ったが、安住氏は厳しい口調で重ねて「ルールを守りなさい」と言い放った。(奥原慎平)
|
![]() |