( 272434 )  2025/03/06 06:04:31  
00

2024年の生活保護利用申請件数が過去最多の25万5897件となり、前年比818件(0.3%)増加したことが厚生労働省の公表により分かった。

この数は13年以降の最大数であり、コロナ禍の影響もあり過去5年間で増加が続いている。

一方、24年12月の申請件数は1万8551件で、前年比144件(0.8%)減少している。

生活保護を利用中の世帯数は165万2199世帯で、そのうち高齢者世帯が54.9%を占めている。

(要約)

( 272436 )  2025/03/06 06:04:31  
00

生活保護の申請件数の推移 

 

 生活保護の2024年の利用申請件数は25万5897件となり、現行の集計方法となった13年以降で最多だった。前年と比べて818件(0.3%)増えた。厚生労働省が5日、生活保護利用状況(概数値)を公表した。13年の25万4785件をピークに減少傾向だったが、コロナ禍の20年に増加に転じ、5年連続で増え続けている。 

 

 24年12月の生活保護申請件数は1万8551件で、前年同月よりも144件(0.8%)減った。同月時点で生活保護を利用している世帯は、165万2199世帯。高齢者世帯が54.9%を占め、このうち単身の高齢者世帯は51.1%だった。残りは障害者・傷病者世帯(25.3%)、母子世帯(3.8%)などと続く。 

 

 昨年1年間をみると、前年同月比の申請件数は、1月時点で1年1カ月連続の増加。2~3月は減少したが、4~5月、7~11月は増加に転じた。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

IMAGE