( 272613 ) 2025/03/07 03:56:15 2 00 東電強制起訴、旧経営陣の無罪確定へ 福島原発事故で最高裁上告棄却毎日新聞 3/6(木) 13:25 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/c02c85496cc7824b847220e06829ceb7650cff1e |
( 272616 ) 2025/03/07 03:56:15 0 00 最高裁判所=東京都千代田区隼町で、本橋和夫撮影
東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣2人の上告審で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は、無罪を言い渡した1、2審判決を支持し、検察官役の指定弁護士による上告を棄却する決定を出した。5日付。「巨大津波を予見できなかった」とした1、2審の判断について、小法廷は「不合理な点はない」と指摘した。
世界最悪レベルの原発事故を巡り、安全対策を指揮してきた旧経営陣の刑事責任が問われないことが確定する。裁判官3人全員一致の意見。検察官出身の三浦守裁判官は審理から外れた。
強制起訴されたのは、東電の勝俣恒久元会長と、いずれも元副社長の武黒一郎(78)、武藤栄(74)両被告。勝俣元会長は2024年10月に84歳で死去し、裁判が打ち切られていた。
3人は、原発に津波が押し寄せて事故が起きることを予見できたのに漫然と運転を続け、福島県大熊町にあった双葉病院と介護老人保健施設から避難を余儀なくされた入院患者ら44人を死亡させたとして、16年2月に強制起訴された。
公判では、旧経営陣が巨大津波の襲来を予見し、事故を回避できたかが争われた。
東電は08年3月、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)が公表した地震予測「長期評価」に基づく「最大15・7メートルの津波が原発に襲来する可能性がある」との試算を把握した。ただ、長期評価の信頼性を精査する必要があるとして外部の専門家に検討を依頼し、すぐに巨大津波への対策を取らなかった。
指定弁護士は長期評価には信頼性があり、これに基づけば巨大津波を予見できたとして、禁錮5年を求刑した。
1審・東京地裁は19年9月の判決で、長期評価は専門家から信頼性に疑問の声が上がっており、原発を止めると判断するほどの信頼性があったとは言えないと指摘。巨大津波を予見できなかったとして無罪を言い渡し、2審・東京高裁判決も23年1月に支持していた。
小法廷は決定で、長期評価は積極的な裏付けが示されておらず、行政機関や地方自治体が全面的には取り入れていなかった点に言及。予見可能性を否定した1、2審の判断が「合理性を欠くと考えるのは困難」と結論付けた。【巽賢司】
◇強制起訴制度 検察の不起訴処分の妥当性を非公開で審査する検察審査会で、無作為に選ばれた審査員11人のうち、8人以上が起訴すべきだと判断すると「起訴相当」議決になり、検察が再捜査する。検察が改めて不起訴にした場合、検察審の再審査で8人以上が起訴すべきだとすれば、今度は「起訴議決」となり、裁判所が指定する検察官役の弁護士が強制起訴する。
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( 272617 ) 2025/03/07 03:56:15 0 00 =+=+=+=+=
過去に例の無い事故だったとはいえこれを前例にしないのが大切で、原発の再稼働が増えている中、万が一こういった事態になったときに誰が責任を取るのか法律で定めるべきである。原発は安全だから大丈夫といって稼働してきたのだから誰かが責任を持つべきで、電力会社なのか経済産業省なのか、国なのか。誰でもいいけど安全だといって稼働させる以上責任の所在を明確化するのが教訓ではないか?それを無罪=今まで通り誰かわからない人の安全論で稼働し、また責任を取らないといったことのないように権限と責任の所在を明確にしてから稼働してもらいたい。
▲3115 ▼532
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その時に停止しなかったとか言うレベルでは無くて、この地域は過去の歴史から10mを越える大きな津波が伴う海溝型の巨大地震が発生する地域なので、防潮堤の高さが足らないし、発電所の電源をもっと高い所に置いて、何重かの補助電源を設置して置かないと行けなかった事だと思います!
そう言う点で、予期出来なかったは通らないですね!
他の原子力発電所も同じ様な事がありますが、きちんと過去の歴史に照らし合わせた安全設計が成されているのか疑わしい事が多いです!原発を高さ20mのコンクリートの壁で囲んでしまうとか、非常電源を様々な場所に幾つも設置して、もっと浸水しない高い場所、シェルターの様な中に作っておくべきです!
一度事故が起きると大変なお金が掛かるのですから、事前にお金を掛けて事故が起きない様に万全の対策をして置くべきですね!
▲526 ▼117
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電気に携わる法人が、水辺にも関わらず非常用電源を地下に設置したまま、長年改善しなかった事の方が問題と思うけどね。 しかも原発でしょう。法人としての責任はどうなんだ? 経営陣が妨げになっていたなら、東電が経営陣を訴えるべき案件と思うけどね。
▲1972 ▼233
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原発事故の責任の所在を突き止めることが難しくなった。そもそも、原発を推進した主体が政治家であるとすると、その責任の所在は原発を数十年以上にもわたって推進してきた政府自民党、ということになるだろう。こうした原発を推進する自民党の政治家を私たち日本人は選挙で一票を投じていて、私たちにも原発事故の責任はあると思う。にもかかわらず、私たちは、核燃料の廃棄物を自民たちの地元で受け入れることには反対運動を起こす。選挙では自民党の候補者に一票を投じるくせに、核廃棄物の受け入れには反対する。であれば、最初から原発を推進する政党の候補者に一票を投じるべきではない。百歩譲って原発が今後の日本にとって重要な電源として維持すべきであるとすれば、原発から出る廃棄物処理についても、私たちはもっと真剣に考えるべきだと思う。原発は必要だが、廃棄物について目をつぶる態度は許せない。
▲21 ▼14
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企業が起こした不祥事どころか国土の相当範囲が失われる可能性のあった原発事故です。経営陣の原発事故への取り組みに過失が認められないのも不思議なものです。家を失い、故郷を離れる暮らしをさせられた責任は取締役経営陣に追及して当然ではないかと今でもそう思います
▲37 ▼6
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予見できるか否かが争点ならば「無罪」も仕方がない。 しかし、いかなる結果であれ、経営者には私財を擲ってでも被害者を保証する気概が欲しい。 尼崎事故のJR西日本や、直近では日産の経営陣など「俺のせいじゃない」っていう名誉社長ばかり。 会社のトップとは、そういう存在であればこそ高収入を得ているのだと。
▲324 ▼133
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まあ、確かに、予見性で言えば巨大な隕石が落ちてくる可能性もある。 100mクラスの津波が来た時にメルトダウンしないような機構は備わってないだろう。
フランス製最新は、メルトダウンする前提でメルトスルーするので、爆発とか、メルトダウンでどうにもならない最悪の事態を最小限にする事が出来る。
災害や、攻撃を受けて、突然圧力容器だけになっても、冷却が出来なくて溶けても、後片付けができる様に作っておいて欲しいよ。
▲689 ▼168
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津波以前に外部電源喪失によって原子力緊急事態になっているのにECCSによる原子炉の停止を行わなかったのが、核心的原因。 津波が来る前の原発は外部電源喪失だけではなく配管などの設備が損傷し水や蒸気が噴き出す中を現場作業員が検問無しで自主的緊急避難をしている状況だったことが報道されていた。交流電源も直流電源も健在なここで原発を止めればメルトダウンは防げたのに津波が来るまでの50分間を無駄にした。原発安全神話のためのビデオで何度もECCSがあるから大丈夫と見せられてきたのに、使われなかったのは残念だ。これを人災と規定すれば他の原発が運転停止に追い込まれることも無かったろうに、東電と当時の政府は罪深い。
▲603 ▼104
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東北電力の幹部のような、「東北で絶対事故を起こしてはならない」という強い信念に基づく安全対策を、東電は実施しなかった。 東電技術社員が提起した津波への安全対策を行わなかったことが大事故の要因であり、貞観の大地震・津波の再来は、決して想定外の大地震・大津波ではない。原発はそこまで高い安全性を求められている。 最高裁判事は、事の経緯を知らないで結論を出しているが、数千億円を使って地盤の嵩上げを含め諸大地震・大津波対策を実施した東北電力女川原発の安全対策を調査し、参考とすべきだった。
▲442 ▼67
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原発の危険性が大きいのが前提で津波が無くても違う事故等で大きな範囲での危険性が問われるのに、もしもの場合の事故想定対策がどれほど大きいものなのかを理解しないで原発を増やした国の責任が大きい。環境問題とかで良さげな話で無理やり増やしてきた結果これからも日本国民を怯えさせ続けるのでは。誰にも責任を問えないなら可動は停止したほうが良いと思う。
▲346 ▼67
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本当にそれでいいのか大いに議論されるべきではないでしょうか。
この大きな事業を止められるのは経営陣以外におらず、このような判決が罷り通ればどんなに危険な事業でも事故を予見できなければ個人にはお咎めなしとなるように思われます。
言い換えれば、危険な事業というリスク、心理的負担、実害を周辺住民に与えるとしてもそれを抑止する機能が日本にはないことにならないでしょうか。
会社法の定める取締役の善管注意義務を遥かに超えた次元での、法的な枠組みが必要だと思います。
▲40 ▼16
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妻の実家が富岡町でした。 海まで歩いて10分程度のところに住んでいました。福島第一原発まで直線8km程度の距離です。 自分も何回か伺った事がありますが、海に出て右を見ると第2原発、左を見ると第1原発だったのをよく覚えています。 親戚の人は、あの第一原発がある場所は元々高い崖で、建設計画の説明会を聞いたときに「原発は海から数十メートルの崖の上えに建設します。」と東電の人の説明を受けていたそうです。でも建設が始まった時点で、その崖をどんどん削り、結局海面に近い位置に建設したそうです。「たられば」じゃありませんが、当初の崖の上の建設していれば・・・もしかして事故は防げたのかな?と思います。 結局実家の皆さんは郡山で避難生活のまま亡くなり、実家も取り壊され、先祖代々のお墓だけが、富岡町に残されたままになっています。
▲129 ▼7
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単に災害で亡くなったと思えば第3者は落ち着くのだろうが、
責任者は責任を取るものだし、現在作業してる現場の方々にもしもの事に対しても想定外だと責任者は逃れることが可能となる。
この判決が許されるならば、責任者も危険度が同等の現場に常にいるとか、責任の取り方を改めるべきかと思う。
それなりの地位や報酬を得ていたのは確かなのだから、それ相応の責任所在があるのではないかな。
更なに言えば、地震の予測ができないのは周知の事だし、日本は地震がどこで起きても不思議ではない土地であるのは国民も分かってる。 故に、「想定外」ではない。 最高裁がそこをなぜ認めるのか不明だが、それ言うと原子炉建設自体が否定されるためかな。
今後は、責任者達(特に政治家)が「想定外」を免罪符に責任回避する事例が増えそうでうんざりする。
▲71 ▼16
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福島原発の事故は地震による災害であったがその後は、その対応のまずさで メルトダウンし核に汚染された町や土壌や水の対応にどれだけの被害を与えたのか、そもそも地震の多い我が国での想定内で運用していてその安全対策は、国と電力会社が協議をしていたはず、それがいざこのような対応のまずさで 被害を大きくした原因は、双方の安全対策が不十分であったはずだし、その責任は双方のトップが担わねければならないはず。結局の処誰も責任は取らず この大災害が自然災害と認識しなければならないのか。後どれだけ時間を掛けて核デブリを取り出すのかもまったく分からない状態でも、原子力発電は、 検査を通れば運用する方向に行っているが、又このような問題が起きたら誰が責任を取るか。
▲7 ▼3
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地震においてはどこで起きてもおかしくない、予測困難だと思いますね。 天気予報は数日前であれば、かなりの確率で予測出ても 地震、津波の予測は出来ない、予測、判断するだけ技術は無いと思います。
ただ、起きてからの対応においては、政府、電力会社等においてかなりの問題、不手際はあったと思いますね。 法に関係なく、きちんと責任対応は行うべきだと思います。
▲39 ▼20
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事故には発生してみないと分からない「予見出来ない」事故がある。原発は福島のような事故が発生すれば取り返しがつかない。人体は侵され、利用出来る国土を長期に失い、地域社会は消えて無くなる。火力発電所の事故とは被害のレベルが違う。新たな原発は作らず、今ある原発も無くして行くべきだと思う。
▲62 ▼20
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人間が自然の法則を無視して社会生活を営んでいる。ある程度の安全性は担保しているとはいえ、考えうる最悪のシナリオに沿って動かなくては。亡くならずに済んだ方も数え切れない程いただろうし。 ただ、伝え聞いた情報だけで判断できない程の状況であったのは確かなので、今回の事象をいかに未来に繋げていくかが課題なのでは。
▲8 ▼2
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長期評価は信頼性が低いなんて、どんな専門家?
1960年のチリ地震でもハワイが10mの津波に襲われたことは、小学生か中学生の頃に学習した記憶がある。
1993年の北海道南西沖地震で奥尻島を襲った津波が、最大波高16.8m、遡上高が30mで、この衝撃も大勢が記憶している。
これに加え、スマトラ島沖地震が、津波がどのように迫るのか、一般人が映像で知った初めての出来事だった。
これらの事実から、海岸線で15m規模の津波が襲うことを予見できない科学者や技術者は絶対にいない。可能性を否定する論理的根拠がないからだ。
F1の地形は、追加工事で、発電機のみ高台に上げておくという簡単な措置が可能で、それで炉心冷却でき、水蒸気爆発は防げた。
原告側はこれを主張しているはず。この声を封殺した裁判はやり直すべき。
▲16 ▼3
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「10mを超える津波は予測できなかった。」というけど、東北電力の女川原発は、それを想定し、高台に建設し、津波が一時引く事まで想定して取水口を下げていた。それと比べると、想定の甘さがあった事は、非難されると思う。一方で、大学で法律をかじった身としては、判決そのものは理解できる。 社会に大きな影響を与える企業のトップ・役員は、これを他山の石として、経営をして欲しい 。
▲6 ▼5
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そもそも、設計寿命が30年の原発を40年~50年と運転延長してきた東電とそれを容認した経済産業省に問題が有るのだ。
廃炉すべき原発を、高濃度放射能汚染物の処分が決まっていないため運転し続けなければならない現状に誰も疑問や不安を訴えていない。
これは電力会社と経済産業省の無策な原子力運用により引き起こされた人災である。 今の原発が設計されたときよりも、地殻に対する学問が急速に発展してきている。以前は安全と言われた立地場所も今では危険極まり無いと言われる場所がほとんど。
それなのに、廃炉にする計画すら立てられず、ズルズルと運転を続けると言い張る国の無策を改めない限り、第二、第三の福島原発事故が繰り返されるだろう。
▲51 ▼7
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日本の統治機構の中では最高裁の判決や決定は最終決定だから、国会(立法府)も行政もそれを批判できない。しかし国民は主権者だから最高裁の決定や判決も批判できる。殺人事件などで裁判員裁判の結果が最高裁で否定される事態も同じだが、これに対しマスコミやヤフーなども何ら批判しない。最高裁決定や判決が出た際にはそれに対する国民の意見はどうなのか、アンケートで民意を聞く必要がある。反対賛成ではなく、納得できるかどうかを問う。国民の多くが納得できないとなれば、次回類似事件の際に最高裁はそれを考慮すべきである。
▲540 ▼196
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長い経緯があるだろうから、事故があったときにたまたま経営陣にいた人たちに罪を擦り付ければ良いというものではないは思うが、もっと低いレベルでは、組織構造的或いはシステム性の要因を含む事故について、そのときの運用当事者の刑事責任を容赦なく断罪するような判決もあるので、司法のダブルスタンダードというか、起こった結果の重大さも鑑みれば、上級国民に対する斟酌もあるのかななんて穿った見方もしたくなる。
まあとりあえず区切りはついた。 もう誰が悪いかという罪は問わない。刑事罰は科さないとして、いったい何が悪かったのかという検証に改めて入っていき、キチンと教訓を得るべきだろう。 原発設置の計画段階まで遡り、歴代の意志決定について、招いた結果から逆算したときに問題であった点を一つ一つ詳らかにして行くべきだ。 おそらくは政治の在り方について、今に繋がる不都合な問題が見えてくるはずだ。 直視すべきだ。
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東電がろくでもないのは確かなのだが、流石に規制当局である国が責任を持つべきことだろう 東日本大震災よりも前に通称「東電問題」という原子力業界では非常に有名な大規模な不正と不正隠しが明らかになった際に、東電と国は反省をしてリスタート出来ていたと思うし良くなっていく途中の地震だった もし地震が20年遅ければもっと対策が進んでいたんだろうと思うしそこは勿体ないなと思う
▲109 ▼52
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これは東電側の罪を認めてしまうと基本的に原発によるエネルギー政策を推し進めて来た政府及びエネルギー庁の罪を精査しなければならないので予定調和的判決でしょうなぁ…。 地震は予期出来ない未曾有の災害としても、福島原発に関しては予備電源が海側に設置されていたなどの構造的欠陥を指摘されているし、原発を設置するにはあまりにも海抜が低過ぎる等の"そもそも"の問題があった。 それを問題視しなかった東電側にも当然原発政策を進めて来た政府自民党とエネルギー庁等の責任は絶対的に有ると思う。
▲22 ▼2
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東電は民間なのだから、守るべき基準を守っていたかどうかが問われるべきもので、その観点で、もし守っていたのであれば無罪なのだと思う。
問題は、大地震を想定した基準を政府が正しく策定していたかであって、この記事にある地震本部の長期評価(もしくは他の公的評価)を無視していたのであれば、政府がその責任を問われるべきなのではないか。
▲23 ▼6
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経営者を有罪にしたいわけでは無いが、大きな津波が来る可能性が有るとの社内からの警告を無視し、堤防を高くするとか、補助電源を高い場所に移動するとかしなかったことは、漫然な経営で有ることは間違いない。 結果は世界でも例のない災害となった。 これと対比する例として、白バイが一般道で110k/hぐらいでサイレンも鳴らさずに走行して、右折車と衝突した事故では、右折車の過失が追及された。 個人対国、経営者対現場従業員、公的企業体民間と言った力の差を示す裁判が多すぎる。 このままでは、漫然な経営者の元で仕事をする従業員だけが責められることが続くだろう。 日本のエネルギーは原発無しでは成り立たないと思う。それだからこそ、原発行政や経営者が安全を確保するために最大の仕事をするという安心感を、どうやって国民に示すのだろう?
▲5 ▼6
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想定を超える津波だったので旧経営陣に責任を取ることは出来ないという論理だが、考え得る万全の対策・対応を取ったとしても、それを超える災害が起きたり事故を狙った様々な形の奇襲を受けた時に国を壊滅させるレベルの事故が起きても責任を取りようがないものを運用すべきかという課題が残された。 と言うことはそのようなリスクを引き起こす可能性のある原発を恒久的に運用するのは極めて危険だと言う認識を改めて持たねばならないと思う。 事故後15年経つが原発に替わる技術の実用化は未だに顕在していない。国民一人一人のレベルでそれを意識し訴えていかないと危機は永遠に無くせないだろう。
▲16 ▼14
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実際に起きた津波の高さが専門家による想定が出ていたが信憑性が定かではなかった もしくは専門家でも意見が割れていたという判断ですね。 だから経営陣は対策をする必要は無かったし責任も問えない。 正直 個人的にはその当時の専門家が東電や政府の影響をまったく排除できてたか疑問を感じますが置いときましょう。
問題は現代の原発の安全対策です。
東電は未だに新潟泊原発関連施設は想定より工事が遅れ?申請をやり直すという状況です。
間に合わない状況でも制度上は原発稼働可能ということで早期稼働目指すのは変わらないそうです。(ただし半年稼働すると規制にかかり停止するしかないという)
多分 何らかの事故が起きても想定外と主張するのでしょう。
規制する側もそろそろ電力会社は規制をかい潜ろうとする衝動が捨てきれない組織として扱うべきだと思います。
▲7 ▼0
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来たると予測されている南海トラフ巨大地震ではどうなる事か?恐らく今以上に凄まじい津波が広範囲に襲来し、跡形もないくらいの想定不可能という事態も我々は覚悟しなくてはならないのか?今回の結論は13年余りの年月・・・批判評価は別にしても・・・自然災害の規模も含めて人類が対応できない事が年々拡大していることを自覚しなくてはならない。原発事故という前代未聞の結果により多くの人が苦難を強いられてきたことは事実である。しかしながら未だに原発稼働云々でくすぶっている現実も・・・今回の判決は序の口に過ぎない。未曾有用に直面した時に・・果たして人間の判断で・・??
▲96 ▼26
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多くの人がイメージを持てない想定への対策をどうするかは難しい問題。今は東日本大震災が起こった後だから15m超えの津波は起こりうることは皆が言えることであるが、こうした震災が起こる前はたとえ一部の専門家から15m超えの津波がくると言われても多くの人にとってピンとくるものでなかったはず。例えば今だって100mの津波がくると言われてもピンとこないし、そのために100mの防波堤を作りますと言われても多くの人はそこまでする必要はないという考えになる。したがって仮に100mの津波が来て事故が起こった時、「予見ができた」として責任者が裁かれるようなことはあってはならないと思う。そんなことで裁かれていては誰も会社の管理職なんてやらなくなるだろう。
▲2 ▼3
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被害の大きさによって、国民感情で誰かを吊し上げなければ気が済まないどこかの国と違って、判決はやむを得ないと思う。ただ他にも海に近い原発は多々あるので、津波のみならず巨大地震等への備えの教訓として、対策は立てて欲しい。
▲11 ▼14
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大地震や大津波の予見可能性が否定されたということは、原発が安全であるという神話も否定されたことになる。
日本のような地震や火山噴火、津波のような自然災害の多い国においては、いつどこで能登大地震のような災害が起きるか分からない。直下地震が想定される首都圏や南海トラフ地震が想定される地域、それに活断層や活火山の周辺においては、予見不可能な事態がいつなんどき起きるか分からないのだ。
原子力規制庁による監査を受けて原発再稼働の判断が下されることにはなっているが、それとても絶対の安全を保証するわけではない。
今回の最高裁判断は、その意味で多くのことを示唆する。政府は、原子力発電は必ずしも安全とは言えない、廃炉を考えればコストも安くはない、と考えなければならないだろう。
そのような前提にたてば、原子力発電所の新規建設など、もってのほかというしかないだろう。
▲6 ▼2
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原発設置県の住人としては納得がいかない判決である。 東日本大地震の数年前にインドネシアであれだけ大きな地震津波があったが国も東電、他の電力会社も全くこの様な大地震の津波に対する対応を取る電力会社はいなかった。 津波対策を取るには商業ベースでの負担が大きく、まだ日本に大地震が来る事も想像できなかったのであろう。 結果的には人災原発事故となってしまったと思う。 原発を稼働させる上で事業会社は100%の安全が確保出来ないなら稼働させるべきではない。 国も設置並びに稼働を認可してはならない。 東電の柏崎刈羽原発はもう直ぐ当初の稼働終了期間を殆ど稼働させないまま迎える筈だ。 東電の柏崎刈羽原発の管理能力は今まで殆ど稼働もしていないのに拙いものである。 責任の所在がどこにあるのかも決めず、まだまだ拙い意識の職員が原発を稼働させようとしている。それ以上に設置している事に大きな不信感を感じる。
▲40 ▼14
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原発事故の原因は津波による冷却用発電機の停止で冷却できずに爆発したのが大きな原因だ。最大の原因は津波対策も考えず配置した設計に責任があるが、その件については責任の追及はないのか。 東北電力では過去の津波の経験から原発を高い位置に設置し被害に合わなかった。一方東京電力は原発と言う危険な施設の万が一を考えず費用だけ考え海水面から低い位置に非常用発電機を設置した。 こういう経営陣の無策が生んだ災害ともいえる事に何も追及されないのはおかしいと思う。原発事故で被害にあった方全員で強制起訴をするよう署名等して欲しい。
▲10 ▼1
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海溝型地震は定期的に起きていて過去の記録からそろそろ起きても良い時期に来ていた事は分かっていた。神奈川県から宮崎県に至る東海から南海も後20〜30年以内に起きるだろう。原子力発電所を経営する経営陣は防護壁が足らない恐れは十分に認知出来た筈です。GEの原子炉技術者から福島原発に相当するBWRの本質的欠陥の発表を受けてアメリカのNRCから対策の概要は東電て政府に通知されていた。それらを政府と東電は原発安全神話が崩壊するのを恐れて無視した結果が福島原発事故です。 日本の特質として原発は海岸線にあり、地震と津波の多発地帯にある。1次的な事故が最悪になる事を防ぐNRCの対策は十分出来た筈!
▲476 ▼170
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最悪だ。本来の問題は「予見できたか」ではなく、フェールセーフが十分に施されていたかだったと思う。日進月歩の科学の下で、数十年前の津波予測なんてどうでもいい。 今回の原子炉破壊は、炉がダイレクトに壊れたのではなく、外部の冷却系の不全によるオーバーヒート。この冷却系が不全になったときにも安全に炉を停めたりオーバーヒートを防ぐ仕組みがあったか、仕組みを作る努力をしていたかということ。 この責任が無いされては、現存の原発にもフェールセーフを施す必要が無いということにならないか。フェールセーフは航空機では古くから義務化され、最近では自動車もその様な流れ。なのに原子力事業には不要?怖すぎる、ありえない。 昭和の技術でも、原子炉自体は津波にも大地震にも耐えた。後の問題は周辺部分と燃料の扱い。今回の無罪判決は、この被害は政策や法に不備があること言を示したと思う。しっかり整備してほしい。
▲18 ▼6
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みなさん書かれているとおり、予見は難しかったと思います
ただし、国や電力会社は原発の危険性については絶対大丈夫だと繰り返し言っていましたし、 津波については500年、1000年周期で起きうることをたしか10年以上前にも指摘され、 東電自体も調査していたはずで、 全く責任がないとはいえないのではないでしょうか
「てんでんこ」が言い伝えられていて、多くの方が助かった地域もあるわけですから
▲74 ▼28
=+=+=+=+=
巨大津波を予見出来たか出来なかったかといえば、出来なかったと思う。
ただ今回のことがあり、今後は「このレベルの地震・巨大津波はありえること」と判断する必要があると思う。
今後もしまた事故があったときは、福島以降の経営陣は「予見し対策を取る必要があった」と判断されるべきだと思う。
▲9 ▼8
=+=+=+=+=
結果論で話をするのは、ちょっと違うかなと思います。当時、国内で堤防作る議題があって、某政治家さんが『いつ津波が来るんですか?』って言っていた一年後くらいに地震起きてました。 その時に反論してた人が言うならまだしも、結果として文句を言う前に、この事を教訓としてガイドライン等のルールを作成していき次の世代への教訓として活かすべきです。 そもそも、電気を使っている我々全員にも責任はあり、非難する人は危ない所に居ないものです。 ただ、当時近くて見ていた者として、国は何してるんだろうと思う行動が多かったですね。自衛隊より先に海外の救助が速かったり、そもそも爆発は未だに人災だと私個人は考えます。
▲4 ▼3
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無罪確定したのですね。私的には経営者目線として考えると、過去体験のない地震~津波という天災に対し、過去行政から予想等あったとしても、「競馬予想に近い」感じあり、逆に予想を下回ることもあり、また災害時はどんなに冷静な経営者でも、多少は必ずパニックになり機転ある対応も不可能になります。業務上過失致死で実刑は厳しい求刑。これを実刑にした場合は、逆に行政運営の機関等で災害余波から発生した致死事故にも、同じく責任問わないと不公平になります。
▲63 ▼63
=+=+=+=+=
>東電は08年3月、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)が公表した地震予測「長期評価」に基づく「最大15・7メートルの津波が原発に襲来する可能性がある」
この時点で予備電源を高い場所に移動させていたら…。
国も電力会社もずっと「原発は安心・安全」と言い続けていたから、海辺にありながら聞き流していたのでは?
政府の調査結果なのだから、例えその可能性が低いと思われても最低限の対策は行う必要があったのでは?
「原発」に関わっているのだから放射線に関する知識は少なくとも一般人よりはあったはず…それならば、もしも津波が襲って来たらどうなるのか予想できたでしょう?
あれだけの被害を出して誰も何も処罰されないなんて…この調査をした方々と被害に遭われた方々は無念でしょうね。
関西電力も原発がある地域の方々を万博に無料招待するよりも『もしも』に備えた方が地域の方々のためになるのでは?
▲4 ▼2
=+=+=+=+=
いろいろ調べると、「想定外」ではなく、「想定外に仕立て上げた」んだと分かる。地震本部の長期評価をまともに取り合わなかったり、保安院の忠告ものらりくらり。
いつ起こるか分からない原発事故にそこまで、という気持ちも心情的には分からなくでもないが、実際起こったんだから。言い訳すべきじゃない。責任を民事刑事ともに負うべき。こういう時に責任取らないなら、上層部の存在意義なんてない。
▲9 ▼1
=+=+=+=+=
遺族を含め、被害者は納得出来ない判決だと思う。 長期予測とは言え津波での浸水被害は考えられた事で、非常用電源を浸水予想エリアに置いた事が問題ではないのか? 言われている様に、原発施設の建造にあたり 建設コストを考えての事ならもっての他である。結局、国策企業が問題を起こしても司法が庇うなら、三権分立なんて言わない方が良いですね。
▲9 ▼0
=+=+=+=+=
隕石衝突とかのレベルなら百メートル単位で巨大津波が起きることもある。予見出来たか否かの可能性論だけで言えば予見は出来た。もっとも現実的なレベルでの予見となると日本史上最大のM9クラス。地震大国日本とはいえM8クラスまでなら経験もあり予測は出来ただろうが難しいのは確か。ただしリスク管理に於いては最悪を想定するのが常だ。特に原発となればテロ対象にもなる。あらゆる手段を講じても絶対安全はありえないが、仮に津波が崖を越えて海水が入ってきたとしても大丈夫なように対策を施しておくのが定石。可能性の話だけなら予見出来るレベルだ。歴史上の津波の記録を探れば絶対ありえないものでも無かったし対策しておいて損はなかっただろう。法が許しても因果はきっちり刻まれる。死んで終わりでないのが生命。記憶がないだけで数えるのが馬鹿らしい程の生と死を繰り返す。そして現世で何もなくても来世以降で全て自らに降りかかる。無慈悲に。
▲114 ▼103
=+=+=+=+=
あの規模の津波は、確率が低いとしても示唆されていたと聞いたことがある。確率が低いから経営に反映させないという判断は経営としては無罪かもしれないがリスクを無視した責任は重大だと思う。心底には、人命や被害より金という思想が深くこびりついていたんだろうと思う。、
▲20 ▼5
=+=+=+=+=
最近特に思うのですが、各裁判の裁判官は与党政府よりのプロパガンダでは無いかと思えます。 袴田事件においても、無罪と思っていた裁判官は極少数で、大方の裁判官は検察庁、警察の資料のみを信じで判決を下していたことは、つまり権力者側のプロパガンダでは無いかと思います。 裁判官の見る目は、どこを見れば良いかを分かっていないから、真実を見抜けなかったと思える。 裁判も陰の力が働いているので、冤罪事件が出ても改善しようとはしないのだろう。
▲5 ▼0
=+=+=+=+=
まず、大原則として「止める」「冷やす」「封じ込める」がある。 この大原則は、原発を動かす事業者にとって、絶対であります。 で、今回の原発事故は、その大原則を破りました。 例え、天変地異が起ころうと、テロや戦争に巻き込まれようと、「絶対」の原則を守ることが求められ、義務としてあります。 それが、原発に関わる者と国の責任なのです。 今回の事故は、絶対の義務も守られず、責任も取っていません。 裁判において、この「絶対の原則」は、何故、判決に考慮されていないのか、疑問である。 判決文を読めば理解できると思いますが、「津波」のみの狭い範囲でしか検証されておらず、結果、「絶対原則」の崩壊が、国、東電へ問われていない事に、大いなる疑問を残している。 事故原因は、「人災」であると、国会事故調、政府事故調、民間の事故調でも指摘されています。 裁判には、この事も反映されていない事にも、疑問が残る。
▲19 ▼9
=+=+=+=+=
有罪とすると運転停止や安全設備の根本的見直しをしないといけないので、政府や電力会社は安心しただろう。 ただ、法学者が解説しているが前例的に無罪が正しいというのは解釈だけの話しで、自然災害を経済的に低く見積もったのが無罪ならこれから起こる地震等での災害は仕方ないという免罪符を与えてしまったのではないか。
▲0 ▼0
=+=+=+=+=
過去を調べればそこで大きな地震や津波が起こる可能性はある程度予見できるはずだ。例えば浪江町だと、その知名だけでも先人たちが津波に襲われたことが想像できる。地形や過去の書物などいくらでも予想できるはずだ。それでも原発を建てる場所がなかなか見つからなくて強引に決めたんだよ。「予測できたかどうか」の議論の前に、危険が想像される場所に建てないのは当たり前の話だろう。 時間が経てば経つほど、原発事故の悲惨さや被害の大きさが風化していくのがはっきりわかる。タレントの今田美桜も原発のCMに出ていた。10年前だったら事務所はCMオファーを断っていた気がする。
▲85 ▼77
=+=+=+=+=
これを有罪にするなら個人や企業じゃなくて国であるべきだと思っていたので、個人的には妥当な結果だと思っています。 原因は自然災害であり、この規模の被害を予見出来ず、国や関連機関の想定以上の被害となっている以上、少なくとも個人が責任を取らされるのはおかしいと思う。
▲4 ▼2
=+=+=+=+=
東電旧経営陣が業務上過失致死になるのなら、津波で多くの人が亡くなった自治体の長も、有罪にしなくてはならなくなる。 今から考えれば、地震に対する新知見に対して自治体が素早く適切な対応を取っていれば、犠牲者は大きく減らせたはず。 それを言うのは酷だと思うが、それは東電旧経営陣も同じ。 感情的にはそうは思えなくても、法の平等性からはそうするしかない。
▲2 ▼5
=+=+=+=+=
この判決は当然だと思う。 仮にもし罪に問うなら多くの住民を死に至らしめた県市町村の行政責任者、学校等。施設責任書の方が余程罪が重い。 東京電力事故については、一般的な飛行機事故同様、罪に問わず原因の究明を最大限行うべきだと思います。
▲0 ▼9
=+=+=+=+=
有史以来、人間社会の大原則の一つは大事故や大損害を起こしたなら誰かが責任を取り、責任の所在と再発防止対策を明らかにすること。地震や津波は人間が制御できない不可抗力だが、放射能汚染は人間が制御できたはずであって不可抗力ではない。東電の幹部に責任がないなら、政府や原子力規制委員会の責任を問わなければならない。誰にも責任が無いのはありえない。
▲4 ▼0
=+=+=+=+=
検察審査会としての制度上の限界もあるし、最も予想震度の小さい地震学者の理論を採用しそれに基づいてゼネコンが建設し電力会社は運転するだけなので誰も責任を負わなくていいシステムになってる、学者は想定外と言えば免責されるでしょうに、原子炉格納容器の中で基準通りの精度が出ず再加熱して加圧した炉があるが地震の際には幸運にも稼働してなかった、阿武隈台地における揚水施設コスト削減のために40m掘削してるから津波で電力システムが海水に浸かった説があり、主電源停止で冷却システムが壊れて爆発した説もある、どっちかは解明されてない。能登半島に原発を建設しなくてよかったね。
▲3 ▼0
=+=+=+=+=
まあなんだかんだで検察の起訴判断ってそこまで不合理でもないらしく 検察不起訴→強制起訴の流れだと割と無罪が多い
無罪率はともかく、検察の起訴にしても強制起訴にしても 起訴された=犯罪者というわけではないという当たり前の事実は 常に心に留めておくべきだろう
▲0 ▼4
=+=+=+=+=
地震と津波とテロはいつ起こるかわからない。わからないからこそ万全の対策が必要。東電は電源対策が足りないと指摘されても無視した。それから今回の地震の程度と津波の程度は被害を小さくする対応が出来るレベルのものだった。東電は経費削減を優先して巨大な被害を生んだ。責任は大きすぎるし、放射線被害は半永久的に続く。無罪の訳が無い。
▲5 ▼1
=+=+=+=+=
刑事罰は問えなくとも社会的責任や道義的責任から逃れることは出来ない。 それが今後の東電幹部や末端職員にまで課された責務であり、教訓とすべきもの。 これにより東電が無罪だ、責任は全く無いと強弁するにはあまりにも福島第一原発の事故の爪痕は大きすぎる。
反東電派やご遺族、移転を余儀なくされた地元の方々や支援する方はこれからの東電を監視し被害者には弁済を、原発賛成派はそれらの被害者がいることの事実を放置して議論してはいけないと思う。あくまで業務上過失致死罪には問えなかった、ということが確定しただけ。
▲497 ▼197
=+=+=+=+=
個人の責任ではないと思うけど。 国も無罪判決だった。 では誰に責任があるのか?
もし南海地震、東海地震で浜岡原発で事故があったら誰も責任がないと言うのだろうか? 何十年も前から地震があるとわかっていながら廃炉にもせず危険性をわかっていながら原発があるのに。
浜岡原発で事故が起きたら静岡、神奈川、東京まで避難しなければならない。 国道1号線、東名高速道路、東海道線、東海道新幹線、すべてが立ち入り禁止区域になる。
未曾有の災害だから国や電力会社に責任がないなんて言えるだろうか?
▲2 ▼1
=+=+=+=+=
あの日あの時。 福島の、特に浪江町、双葉町、南相馬市など、のちに帰宅困難地域になった方々の絶望と悲しみは計り知れない。 同じ被害者同士なのに「直ちに健康への影響はない」ということで 夫婦間・家族間・親戚間でも、ご近所さんの間でも分断が起きた。
私どもは、福島から数百キロ離れた関東地方の南部だったが 原発が爆発した翌日には、福島から離れた遠隔地でも、HORIBA製作所のガイガーカウンターは、とんでもない値をたたき出していた。
また、横須賀の米軍基地では空間線量をモニタリングしていたようだが、ベース内の知人からのメールを受け、関西へとお子さん方を連れて新幹線に飛び乗っていった首都圏の方もいた。
お子さんが甲状腺のご病気の方も多いと、内科医が仰っていた。 しかし、あの日あの時の因果関係を証明するには途方もない調査が必要。
正しいことを発信できない邪魔をしているものは、一体何なのか。
▲3 ▼0
=+=+=+=+=
当然の判決でしょう。 国策で原発の建設推進し、利益を得てきた電力会社とそのお零れに与っている自民党です。 最高裁判所長官は,内閣の指名に基づいて天皇によって任命されます。また,14人の最高裁判所判事は,内閣によって任命され,天皇の認証を受けます。 そんな中で、内閣に不利な判決などする訳もありません。
津波対策の不備を指摘されながらも、放置してきた電力会社の責任は大きなものがありますが、そんな責任など覆い隠すほど、内閣と電力会社は強い絆を構築しています。 絶対に経営責任を問わない、経営破綻させない、税金の投入に躊躇しないのはこれからも続くでしょう。 公務員以上の雇用と報酬などの保障がありますから、就職を目指すなら電力会社が一番だと思いますよ。
▲0 ▼3
=+=+=+=+=
地震、津波の予見はできたと思います。 実際にそういうデータが出ていて、それがどこまで信頼性があったかという点が評価の基準なのであれば、可能性が一定程度ある以上、原発は止めてその対応をすべきだと思います。 この判決が原発は安全だったという取り違えの根拠になるのでは無いかと、危惧します。
▲7 ▼2
=+=+=+=+=
色々な意見はあると思うが、予見していても現実的には予想外の事は起こり得る。 震災に鍵って言える事ではないが、生ていく上で絶対的な事はない。断言も出来ない。 地元の人でさえ、「津波なんて大した事ないし、来ないだろう」と思って人が多かったと聞くし、避難しなかった人がいたのも現実だし。自然界の恐ろしさは、そこだと思う。
▲82 ▼89
=+=+=+=+=
危なかった、予知できた、という定性的な話はいくらでもできるし、そう言っておけば絶対安心。何も分からない、責任を負いたくない人はそう言っておけば無責任に危ないって言っておけば良い。しかし、具体的に数字を用いて危ない、と言える人は少ないだろう。 地震の規模はいくつで、震源がいくつ重なりあって、津波の高さは何mになるか、今後100年以内にその規模の地震は起こるのか、そう言ったことを言えるのか否か、というのが大事なところ。 で、これは専門家としても数字をはっきり明言するのはリスクを負うので、なかなか明言するのは難しい。これが裁判の大事なところだと思うし、感情ではなく数字を使った説明がきちんとできなかったので無罪になったのだと思う。
▲31 ▼51
=+=+=+=+=
東電の旧経営陣が刑事責任を負うことになれば、宮城県や岩手県沿岸の津波を予見せず津波対策を怠って、多数の死者を出した刑事責任を国や市町村が負うことになります。国や市町村に刑事責任を負わせないのならば、東電旧経営陣にも責任を負わせることはないですね。負わせることはできないですね。
▲133 ▼101
=+=+=+=+=
事故の予見可能性についての判断が困難といわざるを得なかった以上、この司法判断は適切だと思う。
オーサーが言われるように、裁判を起こした意義はあったかとは思うが、自然災害由来の事故に対して元々が無理やり「犯人探し」をしようとした側面は否めないと思うし、そこには政治的、イデオロギー的な思惑が渦巻いていたといわざるを得ない。
「歪んだ正義感」とでも言うようなものに対する司法による回答とも受け取れると思う。
▲0 ▼5
=+=+=+=+=
福島原発の事故の責任は東電にある事で、その損害賠償も会社が対応する事は確認済み、であれば、東電と言う組織において、誰がその責任の当事者なのか?これを明らかに出来なければ、事故を起こした当時の東電は原発を安全に運転するに足る組織ではなかったと言う事になる。 つまり、今回の判決に対し、東電は今後の原発の運転を放棄すべきだろう。 個人の責任を問うた裁判では無くて、東電という組織に原発を運転する能力と責任が有ったのかを問うたものだ。 つまり、東電は早々に原発事故の損害賠償を債権化し、新たな債権者が経営権を握るべきだ。 もし、債権者が現れなければ、日本では原発の運転を責任を持って実行出来るものは居ない、つまり、日本では原発を運転出来ないという結論になる。 今回の裁判の本質をもっと問うべきだ!
▲1 ▼0
=+=+=+=+=
共産党が指摘してあって、それを東電はスルーした、みたいな流れがあったと思います。 甚大なコストをかけて修繕する、リスクは0.001%、みたいな認識だと、資本主義的にはスルーが正解かもしれませんが、扱っているものがエグい自覚があれば対策したかも。 後から当事者でない外野が何か書くのもどうかな、と我ながら思いますが、少なくとも未来に活かしてほしいです。
▲5 ▼1
=+=+=+=+=
電力会社も無罪とは思いませんが、全ては政治家の責任だと思います。経済経済と言って、この地震大国に原発を推進してきたのは自民党であるのに、何の責めも受けず、自分達の責任も考えず、反省も無く、また原発の再稼働と推進を進めている。無責任としか言いようが無いと思います
▲1 ▼0
=+=+=+=+=
地下に電源を持ってきた責任はないのでしょうか。事故は想定されるはずですが。津波の高さではなく、敷地内に津波が侵入されれば、事故は起こりうることが想定できるのではないでしょうか。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
自分は原発推進派ですが、予見可能ではないから無罪とすると、原発を引受けてくれる地域が減り原発にとって良い結果にならないと思う。 理不尽なのはわかっているが、経営陣には結果の責任をとってもらいたいし、その覚悟を持って原発を推進して頂きたい。
▲3 ▼5
=+=+=+=+=
これは無罪になり得ない裁判だと思う 巨大地震によって原発内部にも津波が入って全電源喪失状態 当時の日本から見ても、こんなに高くまで想像して建設されなかったからし SBOに陥った時点で原発はほぼ終わりだったと思うし 吉田さんや中央制御室にいた人たちも最悪の事態として水素爆発も頭の片隅によぎったと思う とにかく、あれは本当に運任せにするしかなかったと感じる
▲0 ▼2
=+=+=+=+=
歴史的事実として、800年頃に貞包地震が東北沖最大であり、原発の設計思想としてアメリカの安全管理手法を用いれば、かなり被害を抑えられと思われる。話がおかしいのは、東京電力に責任を求めるのでなく、監督官庁に求める べきである。 事故後 地震・水害リスクマップが出てきたが、あまり生かされていない。 下水道破損による道路陥没事故が報告されているが、市長レベルで対応できる 話ではなく、国レベルで対応が必要。(これは、他のライフラインも同じ) 首相は明るい日本を発言されているが、具体的にどういう日本にしたいのか構想し、それに対し事前対策をたてた方が良い。(事故後の後処理では住民に被害が加わり機会損失的なお金がかかりすぎる)
▲0 ▼1
=+=+=+=+=
無罪ではないだろう。 もちろん想定外の規模だったので予見の範疇かは争点になりうるだろうが、国会でも散々「電源は大丈夫なのか」と突かれていたのだから、万全を期す対策は必要だったはず。 企業という団体だし、規模が大きくなればなるほど責任の所在がぼやけてくるが、【原発】そして【汚染】という原因で被害受けてる人がいるのだから、罪が無いことはない。
国民感情からしたら、きちんと有罪にすべき。 (但し、禁固刑等はせず、社会貢献努力でも課すべきかと) 結局、準国営企業はどんな酷い経営しても、結局ケツ拭きは国民が負担するのに、今まで散々高い役員報酬受けてたのだから、裁判所はきちんと責任とらせる社会にしないとダメ。
▲378 ▼147
=+=+=+=+=
国と繋がりが強いからかな? 普通はなんらかの責任があると思いますけどね。 津波にしても危ない事は事前にわかっていた事と記事があったように思います。 所長だった吉田さんは草葉の陰からどのように思う事でしょう。
▲210 ▼71
=+=+=+=+=
1000年に一度の地震が自分の在職中に起こるなんて誰が想像できるのでしょう。 無罪は当然と思います。 また、事故が起きても私財を寄付するような人は皆無なのだから、事故賠償の保証議論をしっかりやるべきと思います。
▲0 ▼1
=+=+=+=+=
一般的な刑事事件においては、このような公訴事実では起訴の判断は難しいところではあるのだろうし、強制起訴された被告人にも言い分はあるだろうが、この強制起訴はやむを得ないものだと思う。 全く誰も審理もされないという訳にはいかないだろう。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
JR北海道の赤字には会社の待遇を下げて対応せよということだったのに、東京電力のこの件に関しては莫大な税金が投入されて今も特別増税も残ってる一方、待遇的にそこまで厳しいとは聞かないことへの整合性はどうなのか気になるところです。
▲1 ▼2
=+=+=+=+=
原発の製造元は原発は震度6以上の地震には耐えられないと言っているし地震で原発が壊れても責任は取らないと言っています。ということは建設した電力会社や認可した国、行政機関が責任を負うことになります。ただ介護施設での死亡に関して責任を追及するのは難しい気がします。
▲11 ▼13
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責任所在は明確にしたほうがいいのは当然ですが、原発事故が起きた原因、そしてその原因となった個所の責任者は誰だと言うこと。大津波が発生した時の責任は誰にもない。 立場を変えて東電の経営陣の一人だとすれば起訴されたこと自体が理不尽のような気がする。納得できないことです。
▲1 ▼2
=+=+=+=+=
地震・津波・火山の噴火・豪雨災害、自然災害はいつ起きても不思議ではない。 それぞれの最大予測の防御策を実行するには、技術面・経費面で大きな問題が有る。 新しいパターンの災害を教訓に少しづつ進めるしかないと思います。 旧経営陣の無罪は、やむを得ないと思う。
▲21 ▼41
=+=+=+=+=
不思議なもので、3.11以前にはメディアや識者による原発村問題や安全性の不備や付帯設備の欠陥などを指摘する報道がそれなりに存在していたのだけれど、事故が起きて以降の方がそういった報道が少なくなったように感じる。
恐らく、若い世代だと「原発村」という言葉も聞き馴染みが無いのでは。
▲14 ▼5
=+=+=+=+=
過失ではないからということでしょうけど…。 そもそも原発作る時騙しうちのように作っているんだから。罪に問えないのは百も承知ですが立地選定から過失のように思える。 次に新しく作る際は、たくさん電力使う場所で、しっかり地域住民とも和解して、万全の施設を作れるといいですね。あと対応年数過ぎたものの廃炉も。
▲1 ▼0
=+=+=+=+=
極めて妥当な判決。(そもそも、地震津波のようなものを予測することは不可能で、10メートルだったらとかは後付けしか無い) 女川が高台だったから最悪にならなかったというのも結果論でしかない。(女川近くで高い津波が発生した場合は無傷ともいえないかもしれないし)
そもそも論として、人間の作る建造物に「絶対」ということはない。
▲0 ▼3
=+=+=+=+=
こんな大きな事故を起こして、誰も責任取らない。被害者は誰を訴えればいいの?まさに巨大悪は裁かれないの良い見本だ。今後、政府関係者とファミリー大企業の間で行われる事業は何が起きても誰も裁かれないと言うことだ。皆さんも気をつけて、政治を監視しよう。一部の人間だけが甘い蜜を吸うだけ吸って、途中で何かやらかしても、一般国民は泣き寝入りするしかないのです。巨大悪になる前に、いくら札束で顔を引っぱたかれてもものはダメとダメと言える、筋の通った人間になろう。またはそういう人間を応援しよう。
▲7 ▼2
=+=+=+=+=
日本人って、誰かに責任を取らせて勝手に納得する人って多いよな こんなの原発の設計段階から誰にでも予見できた事なのだが、今回は想定のここまでは耐えられるという範囲より大きな津波だっただけ 多くの人は最初から想定より大きな地震の時はどうするって話には耳を塞ぐか、その時はその時って考えだった 大事なのは、今からでも当初の想定より大きな地震、津波の時の安全対策を考えることでしょ
▲4 ▼7
=+=+=+=+=
あれだけの事故を起こしておいて、全て現場だけの責任とはいえないでしょう。何のための最高経営責任者なのだろうか。一旦経営陣になってしまえば左うちわでは、この様な大事故は何度でも起こりそうです。国民感情鑑みても、無罪は有り得ないのでは。
▲22 ▼5
=+=+=+=+=
08年に政府の地震本部が「最大15・7メートルの津波が原発に襲来する可能性がある」との試算を公表した。つまり津波来襲を予見した。ところが発表当時、専門家と称する人々が疑問の声をあげた。だが、予見通りに大津波は来襲し原発は壊れた。つまり疑問の声自体が誤りだったことを、事実が証明した。東電は「可能性の予測を意図的に握りつぶした」としか言えない。むしろ裁判所は「疑問の声をあげた専門家」の責任も追及するべきだった。そのせいで対策が放棄されたのだから。裁判所は、最初から最後まで東電とその背後にいる「原子力村」に忖度した。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
司法のプロである検察官は、公判維持できるか(有罪に持ち込めるか)仔細に検討した上で不起訴にしたものであり、これを素人集団である検察審査会が無理くりに不起訴不当→強制起訴に至ったものであり、最初から無罪になる可能性が高いと予想できた事案である。結果も予想どおり無罪になったに過ぎない。また、大規模な自然災害を相手に、個人の刑事責任を問うのはそもそも無理があるのではないか。強制起訴制度を今一度検討すべきである。
▲64 ▼94
=+=+=+=+=
放射線の強い地域の住宅、もしくはそれに隣する地域に住めなくなった方々への補償はどうなる? 無罪で責任は無いとの判決だが、このまま買取りがないまま誰が責任を取るのか? 住民が生存していれば良いが、死んだら補償も途切れ、ふるさとは無くなるのではないだろうか? 現在支給されている額の中に土地、建物の売却費も入ってきたらたまらない。
▲3 ▼6
=+=+=+=+=
漏れ、聞くところによると、会議での意見として今後、想像を絶する津波が押し寄せてくるかもしれないそのためには大城壁の検討を設置した方が良いのではとの意見があったそうな。 だが、この上層部は剣もホロホロその必要性が無いとぶった斬ったそうだがその時には間に合わなかったかも知れないその意見を少しでも聞いておけば被害者をいくらかでも救えたのでは無いだろうか。
▲2 ▼2
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