( 272856 )  2025/03/08 03:09:22  
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患者団体と面会後、記者団の取材に応じる石破首相(手前)=7日午後、首相官邸 

 

 石破茂首相は7日、高額療養費制度の見直しを巡って官邸で記者団の質問に答え、政府方針転換により混乱した一連の経過を陳謝した。利用者負担増の8月実施見送りが2025年度予算案審議に与える影響に関し「予算案の衆院通過後にこのようなことを申し上げるのは大変申し訳ない」と述べ、「引き続き予算の年度内成立に向けて努力していく」と強調した。 

 

 首相が、これまで負担上限額引き上げの理由に挙げていた制度の「持続可能性」については「患者にとって大切な制度だからこそ、丁寧なプロセスを積み重ね、持続可能なものとして次の世代に引き継がれるよう心から願い、努力したい」と主張した。 

 

 

 
 

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