( 273121 ) 2025/03/08 07:59:05 0 00 現場近くの防犯カメラ映像(視聴者提供)
2日朝、大阪府高槻市の路上で、男性が突然、何者かに背後から“跳び蹴り”され頭がい骨や腰の骨を折る大ケガをして、カバンが奪われた強盗致傷事件で、現場付近の防犯カメラが、犯行の一部始終を捉えていました。現場から逃走した男は、6日夜に強盗傷害の疑いで逮捕されました。
現場近くの防犯カメラ映像(視聴者提供)
事件が起きたのは2日(日)の午前6時40分すぎ、JR高槻駅から北に約400メートルの住宅街―。
防犯カメラの映像には、男性が歩道上で下を向いていたところを突然、背後から走ってきた男が“跳び蹴り”をし、男性が路上に転倒する様子が映っています。男は一度、その場から立ち去りましましたが、約1分40秒後に再び現れ、男性のカバンを奪って逃げていきました。
警察によりますと、56歳の男性が歩いて帰宅していたところを突然、男に背後から跳び蹴りされたということです。男は「大丈夫?」と声をかけた上、男性が持っていたカバンを奪って逃走しました。
男性は入院中で、頭がい骨や腰の骨を折ったほか、急性硬膜外血腫を負うなどの重傷です。
事件現場(大阪府高槻市)
大阪府警は強盗傷害事件として捜査していましたが、捜査関係者によりますと、6日夜、男が家族とともに警察に出頭したということです。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、大阪府高槻市の無職・長屋和磨容疑者(28)で、警察は長屋容疑者の認否を明らかにしていません。
長屋容疑者と被害者の男性の間に面識はなく、奪われたカバンには金品などは入っていなかったということで、警察は、犯行の動機や経緯などを詳しく調べています。
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