( 273726 )  2025/03/11 03:41:56  
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FNNプライムオンライン 

 

ガソリン減税を巡り、全国知事会の村井会長(宮城県知事)が10日、自民党の小野寺政調会長に要望書を提出し、「地方の意見の尊重」などを求めた。 

 

いわゆる「ガソリンの暫定税率」の廃止を巡る要望書では、「暫定税率に係る地方税収は、財源の乏しい地方部ほど貴重な財源となっている」とした上で、「財政需要に対応した地方財源が安定的に確保されていかなければならない」と指摘。 

 

その上で、廃止について「地方の安定的な行政サービスの提供及び財政運営に支障が生じないよう、地方の意見を尊重し、地方の税収については代替の恒久財源を措置するなどを前提に、丁寧に議論を進めてほしい」と求めている。 

 

要望書の提出に際して、知事会の村井会長は、「暫定税率の廃止について異を唱えるわけではない」と述べる一方、「大きな穴があくので、ぜひ我々の声をしっかり聞いた上で、丁寧に議論して、国民も我々も納得する形にしてほしい」と訴えた。 

 

これに対し小野寺氏は、「地方に迷惑をかけないような形で、国民の皆さんが安心できるような税制を検討したい」と述べた。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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