( 275691 ) 2025/03/18 03:38:55 0 00 共産党の小池晃議員
自民党の当選1回の衆議院議員に対し10万円分の商品券を配っていた問題について、17日、参議院予算委員会にて、石破総理は共産党の小池晃議員から追及された。
小池議員は「政治家の活動はほぼ政治活動だ。しかも、世間話や趣味の話をしたわけでもない。政策・選挙について語り合っている。どう考えたところで政治活動だ。『これは単なる会食で、政治活動ではない。政策の議論をしたけどもアドバイスしただけで政治活動ではない』。こんなこと言い出したらなんでも許される。総理のやったことは社会通念上の問題にとどまらない、明らかに政治資金規正法違反、アウトだと申し上げておきたい」と指摘した。
続けて、「しかも、10万円だ。総理は『ハンカチ・お菓子でも買ってね』と。10万円のハンカチがあるか? 汗拭くこともできない。こんなでたらめの話はない。だからみんな怒っている。会食が終わって渡すのをお土産という。ところが、当日の会食前に石破総理の秘書が議員会館の各議員の事務所に届けた。これは外形的には政治資金の受け渡しだ。しかも、領収書を求めてない。総理、商品券は歴代総理の慣例だという証言があった。これはシステム化されており、だから、平然と行われたのではないか?」と追及した。
これに対し石破総理は「『お前は世間話しかしちゃいかんのだ』という話でございますが、政治上の主義や施策を推進したり、特定の公職の候補者を推薦したりということは一切していない。会食の場で『本当に大変だったね』『自分も1回目の選挙の時、本当辛かった、苦しかった』。そういうような経験、どうすればそういうことを乗り越えて政治を続けていくかという話をした。しかし、『こういう政策を我が党として推進せねばならん』とか『誰々を当選させねばならん』とか、そんなお話は一切していないので、政治活動として行ったものではないと申し上げている」と答えた。
石破総理の発言中、「待ちきれない」とばかりに聞いていた小池議員は「大空幸星議員は『若い世代や働いてる現役世代に向けた政策をしっかりと打ち出していこうと言ったらば、率直に受け止めてもらった』と。まさにこういう政策を打ち出そうという議論をしているじゃないか。『選挙で絶対に応援に行くよ』と言っている。だから、大変苦労したねと、大変だねと、そういう話じゃない。これは明らかに政策の中身まで踏み込んでいる。これを政治活動ではないのは詭弁中の詭弁だ。国民が絶対にこんな説明は納得しないと申し上げておきたい。1年生議員が返却したのも、結局やましいお金だと考えたからだろう。まさに総理による裏金配りで極めて重大だ」と述べた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部
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