( 276996 ) 2025/03/23 03:39:41 0 00 記者会見する自民党兵庫県連の末松信介会長(左)と黒川治幹事長=2025年3月22日午後4時2分、神戸市中央区、添田樹紀撮影
自民党兵庫県連会長の末松信介参院議員は22日、神戸市内であった党の会合で、斎藤元彦知事について「二つの報告書が期待するところを真摯(しんし)に受け止め、何が県政の混乱を収束させることにつながるかよくお考えいただきたい」と述べた。
斎藤知事らを内部告発した文書の真偽などを調べてきた県議会の調査特別委員会(百条委員会)と県の第三者委員会は今月、報告書をそれぞれまとめた。
第三者委の報告書は、斎藤知事のパワハラを10件認定し、告発者捜しをした県の対応を公益通報者保護法違反だとした。百条委の報告書も「パワハラと言っても過言ではない」「公益通報者保護法違反の可能性が高い」としていた。
会合後の記者会見で末松氏は「県政が停滞している部分が大いにある」とし、「(報告書を)お読みいただき、『こういうやり方できちっとやるんだ』と議会、県民にお伝えいただきたい」と斎藤知事の説明責任を求めた。
幹事長の黒川治県議も県民への説明が大事だとし、「その姿が見えないのであれば、しかるべき対応を議会としても取らなくてはならない」と話した。(添田樹紀)
朝日新聞社
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